コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
1時間目・数学
殺せんせー「どうしてもこの数字が余ってしまう!
そんな割り切れないお悩みを待つあなた!!
でも大丈夫ピッタリの方法を用意しました!!
黒板に書くので皆で一緒に解いてみましょう」
標的(ターゲット)は相変わらず教え方上手いですね
しかし…隣のカルマ君の態度は悪いですね
殺せんせー「…………でこれを全部カッコ良くまとめちゃってそれから……
すると…あらビックリ……………………」
おや,カルマ君の銃を持ってる手が拘束されていますね
殺せんせー「……となります
ああカルマ君,銃を抜いて撃つまでが遅すぎますよ
ヒマだったのでネイルアートを入れときました」
カルマ「……!!」
夢花が好きそうな柄です
4時間目・技術家庭科
うん,良い出来でしょう
殺せんせー「不破さんの班は出来ましたか?」
不破「なんか味がトゲトゲしてんだよね」
殺せんせー「どれどれ」
摘み食い目的なのがバレバレですよ…
するとカルマ君がやって来た
カルマ「へえ,じゃあ作り直したら?
1回捨ててさ」
『あ』
カルマ君は鍋を放り投げ其の侭ナイフを標的(ターゲット)に向かって振るう
けれど其処に標的(ターゲット)は居らずカルマ君はフリフリの可愛いエプロンをしていた
殺せんせー「エプロンを忘れてますよカルマ君
スープならご心配なく
全部空中でスポイトで吸っておきました
ついでに砂糖も加えてね」
不破「あ!!マイルドになってる!!」
夢花「可愛いねカルマ君!」
赤羽「くっ…!」
5時間目・国語
殺せんせー「「__私がそんな事を考えている間にも__
__赤蛙はまた失敗して戻って来た
私はそろそろ退屈し始めていた
私は道路からいくつかの石を拾って来て__」」
島木健作の赤蛙
標的(ターゲット)はカルマ君の暗殺をことごとく阻止していた
放課後,伽羅の設定を護る為にカルマ君が心配な振りをして僕と夢花は残った
カルマ君は崖から伸びた木に座っていた
渚君も居た
渚「…カルマ君焦らないで
皆と一緒に殺ってこうよ」
夢花「個人で目を付けられたらどんな手を使っても1人じゃ殺さないよ」
『普通の先生とは違うんだからさ』
カルマ君は少しの間考え込んだ
カルマ「…やだね
俺が殺りたいんだ
変なトコで死なれんのが一番ムカつく」
渚「…………」
後ろから標的(ターゲット)が来た
殺せんせー「さてカルマ君
今日は沢山先生に手入れされましたね
まだまだ殺しに来てもいいですよ?もっとピカピカに磨いてあげます」
カルマ「…………」
僕は興味本位でカルマ君の目を見た
其の目は僕のよく見た事のある瞳
カルマ「確認したいんだけど殺せんせーって先生だよね?」
殺せんせー「?はい」
成程,そういう事ですか
カルマ「先生ってさ
命をかけて生徒を守ってくれるひと?」
殺せんせー「もちろん,先生ですから」
カルマ「そっか良かった
なら殺せるよ
確実に」
カルマ君はそう云って飛び降りた
『Он суицидальный человек?
(彼は自殺希望者なのでしょうか?)』
夢花「Я так не думаю, и есть русский, верно?
(違うと思うし露西亜語出てるよ?)」
『失礼』
おや,でも標的(ターゲット)が助けてますね
殺せんせー「カルマ君自らを使った計算ずくめの暗殺お見事です
音速で助ければ君の肉体は耐えられない
かといってゆっくり助ければその間に撃たれる
そこで先生ちょっとネバネバしてみました」
カルマ「(…くっそ
何でもアリかよこの触手!!)」
殺せんせー「これでは撃てませんね
ヌルフフフフフフ…
ああちなみに見捨てるという選択肢は先生には無い
いつでも信じて飛び降りて下さい」
…嘘吐き
カルマ「………………………はっ」
渚「…カルマ君
平然と無茶したね」
カルマ「別にぃ…今のが考えてた限りじゃ一番殺せると思ってたんだけど
しばらくは大人しくして計画の練り直しかな」
殺せんせー「おやぁ?もうネタ切れですか?
報復用の手入れ道具はまだ沢山ありますよ?
君も案外チョロいですねぇ」
猫耳に美肌水にパックに…カルマ君を如何するつもりで?
真逆…給仕(メイド)にでもするつもりですか?
カルマ君はイラ…としたけど直ぐに笑顔になった
カルマ「殺すよ,明日にでも
帰ろうぜ渚君
帰りメシ食ってこーよ」
おや,あの財布は
殺せんせー「ちょッそれ先生の財布!?」
カルマ「だからぁ,教員室に無防備で置いとくなって」
殺せんせー「返しなさい!!」
カルマ「いいよー」
カルマ君はそう云って標的(ターゲット)に財布だけを返した
殺せんせー「な,中身抜かれてますけど!?」
赤羽「はした金だったから募金しちゃった」
殺せんせー「にゅやーッ
不良慈善者!!」
新たなコントでしょうか?
ふふ,一体何時殺せるでしょうか