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夏祭りから数日後

柚璃「いらっしゃい!音魅」

音魅「お邪魔します」

柚璃「それにしてもびっくりしたなぁ。音魅から泊まりに来ていい?って聞かれるとは思わなかったからね」

音魅「忙しかった?」

柚璃「ん?なんで?」

音魅「宿題とか、いろいろあるし」

柚璃「宿題、ねぇ」

音魅「もしかして…やってない?」

柚璃「あんなに量多いとやる気になんてならないよー!」

音魅「手伝う?」

柚璃「いいの!?」

音魅「うん、柚璃が嫌じゃなければ」

柚璃「全然助かる!」

宿題をやり始めてから数時間後

柚璃「も〜無理、ちょっと休憩」

音魅「お疲れ様」

柚璃「…音魅って映画好き?」

音魅「嫌いじゃないけど」

柚璃「じゃあ一緒に見ない?」

柚璃「やっぱり休憩と言ったら映画だよね〜」

音魅「映画好きなの?」

柚璃「うん!人の心情とか変わっていくのが面白くて」

柚璃「特に恋愛系の映画が好きかな」

音魅「恋愛…」

やっぱり私には縁の世界だなって映画を見ながら思った。人のことを好きになって、ハグして、キスして、そんなこと私には無理だって。だって自分をちゃんと好きになれないのに、人の事を好きになるなんて無理だと思うから

音魅(…陸徒くんは人を好きになったりするのかな…)

柚璃「あ〜やっぱり映画って言ったら恋愛だよねぇ」

柚璃「…どう?少しは思い出せたかな?好きとか愛してるって気持ち」

音魅「全然、なんか心から共感できない感じがして」

音魅「好きってなんだろう」

柚璃「でもさ好きな食べ物と好きな人の好きってなんか違うよね」

柚璃「たとえ好きな食べ物でもずっと一緒の物を食べようとは思わないし、でも好きな人とは少しでも一緒の時間を増やしたいって思うような気がしない?」

音魅「たし、かに…?」

音魅「柚璃詳しいね」

柚璃「え?まぁ、映画のおかげかも?」

音魅「…柚璃は好きな人いたことあるの?」

柚璃「えぇ?私?私かぁ…昔はいたかなぁ」

音魅「どんな人?」

柚璃「ん〜、面白くて、バカだけど凄く優しい人だよ。まぁ今はなんとも思ってないけどね」

音魅「面白くてバカで凄く優しい…」

音魅「…!それってらー」

柚璃「とにかく!好きって感情も人それぞれだと思うよ。」

ピンポーン

柚璃「?こんな時間に誰だろ?」

柚璃ー?代わりに出てくれない?

柚璃「えー?しょうがないなぁ」

柚璃「ちょっと行ってくるね」

音魅「うん」

柚璃「誰だろ」

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