敦side
太宰「やぁ敦くん」
敦「太宰さんどうかしたんですか?」
太宰「ヨコハマにあるこんな話を知ってるかい?」
敦「?」
太宰「とある神社で、1人の少女が現れるらしくて__」
敦「その、少女がどうかしたんですか?」
太宰「真っ黒の髪、真っ黒の着物を着けているらしくて、」
太宰「会ったら最後、自分がこの世から消えてしまうんだってぇ!!」
敦「ヒイッ、急に大きな声出さないでください、、、」
本当にそんなことあるのだろうか。
実際は分からない。
そうだ、所詮は噂なのだ。
ナオミ「そう言えば、その話を兄様がしていましたわ」
ナオミ「ここ最近、ヨコハマで不可解な事件が多いんですの」
敦「不可解、とは?」
ナオミ「市民の方達が、跡形もなく消えてしまっているんですの」
敦「へ、へぇ」
ま、まさかね、、、
噂が本当なわけない。
国木田「そのことだが、乱歩さんも分からないそうだ」
敦「あの乱歩さんが?!?!」
太宰「おやおや、困ったもんだねぇ」
国木田「証拠や、行方不明者が持っていた物、足跡も、全て無かったそうだ」
だ、大丈夫かな…
転送系の異能力とか…?
でも、太宰さんが話していたあの少女のこの事件、何が関係しているんだろう、、、?
太宰「警察も、ましてや乱歩さんも手に負えない事件とはねぇ」
すると、
バンッ
探偵社の扉が開いた。
乱歩「……」
国木田「乱歩さん?!」
乱歩「あの事件の真相が分かった」
敦「!」
国木田「本当ですか?!」
コメント
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WAO!!Σ(・ω・ノ)ノ 乱歩さん相変わらず速い!