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第5章 新たな仲間と訓練
光の本部に戻った紫音たちは、村での戦いについて報告を終えた。
謎の闇使いとの戦いから数日が経過していた。
紫音は訓練場で、自分の力を確かめていた。
紫音「よし……今日はもっと多くの武器を操ってみよう」
紫音が手をかざすと、光が集まり、一本の剣が現れた。
続いて二本、三本、十本。
あっという間に、空中には大量の剣が浮かび上がった。
紫音「まだいける!」
さらに光を集める。
二十本、三十本、四十本……。
そして、ついに五十本の剣が空中に並んだ。
カイ「おおっ! また増えたな!」
いつの間にか見学していたカイが声を上げた。
紫音「五十本までなら、かなり安定して操れるみたいだ」
カイ「普通は一本の武器を操るだけでも大変なんだけどな……」
ミナ「しかも、全部違う方向に動かせている」
紫音は五十本の剣を自由自在に動かした。
剣は空中を飛び回り、紫音の周囲を円を描くように回転する。
ガルド「だが、数を増やすだけが強さではない。状況に合わせて使い分けることも重要だ」
紫音「分かっています。剣だけじゃなくて、槍や盾も試してみます」
紫音が手を動かすと、剣の一部が光になって消え、代わりに槍や盾が現れた。
リナ「本当に不思議な能力ね」
紫音「自分でも、どうしてこんなことができるのか分からないんです」
そのとき、訓練場の入口から声が聞こえた。
???「噂の新人って、君のことか?」
全員が振り向いた。
そこには、赤い髪の青年が立っていた。
リナ「あっ、レオ! 任務から戻ってきたのね」
レオ「ただいま。話は聞いてるよ。たった一人で大量の武器を操る新人がいるってね」
紫音「一紫音です。よろしくお願いします」
レオ「俺はレオ。よろしくな!」
レオは笑顔で紫音に手を差し出した。
レオ「これから一緒に戦うこともあるだろうし、仲良くしようぜ」
紫音「はい!」
こうして紫音に新しい仲間ができた。
一方、そのころ闇の本部では、ある計画が進められていた。
闇の幹部「光の本部にいる一紫音。調査は進んでいるか?」
闇の兵士「はい。彼は複数の光の武器を同時に操る能力を持っています。現在確認できているだけでも、五十本ほどです」
闇の幹部「五十本だと……?」
闇の幹部は少し考え込んだ。
闇の幹部「まだ能力の全貌は分からない。まずは実力を確かめる必要がある」
闇の兵士「では、どうしますか?」
闇の幹部「複数の戦士を送り込め。正面から本部を攻める必要はない。紫音の能力と、光の組織の戦力を調べるのだ」
闇の兵士「了解しました」
そして、闇の戦士たちが動き始めた。
その日の夕方。
紫音が訓練場で最後の練習をしていると、突然警報が鳴り響いた。
リナ「警報!? 何かあったの?」
通信兵「報告! 本部から北東の森で闇の反応を確認!」
ガルド「人数は?」
通信兵「確認された人数は五人。全員、強い魔力を持っています!」
カイ「五人か……。前回より厄介そうだな」
レオ「ちょうどいい。俺も参加させてもらうぜ」
リナ「今回は六人で向かいましょう。紫音、準備はいい?」
紫音「ああ。今度こそ、もっとみんなを守れるように戦う」
こうして、紫音、リナ、カイ、ミナ、ガルド、レオの六人は森へ向かうことになった。
六人は本部を出発した。
しかし、彼らはまだ知らなかった。
今回の敵が、前回の闇の戦士たちとはまったく違う存在だということを。
光と闇の戦いは、新たな段階へ進もうとしていた。
#孤独
Raphael
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