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エイプリル個人的解釈

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エイプリル個人的解釈

1 - まふゆちゃんの心情的な?

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2022年04月10日

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えいぷりるねた

記憶力カスだから所々違うかもゆるして

















今日から後輩の子達と校外学習。

鳳さんがショーキャストをやっているフェニックスワンダーランドでショーをするらしい。

私は優等生の朝比奈まふゆ。

後輩の子の手本となるよう。

先生の力になれるよう。

お母さんとお父さんが望む私になるよう。

それが私。


それが…….。


分からない。




ネットでとある曲を聞いた。

なにか、よく分からないけど何かを感じれた気がした。

これなら、これなら分かるかもしれない救われるかもしれない。

それからは昔の記憶を頼りにシンセサイザーを見つけて思うがままメロディを打ち込み歌詞を書き連ね、吐き出して吐き出して吐き出して吐き出して。


曲からは絶望しか生まれなかった。

私は何も感じられなかった。


その後、お母さんにシンセサイザーを捨てられた。



もういいや。


これでもういいや。



皆が望む私で。


私1人が我慢すればいいだけじゃない。








今回校外学習で一緒のグループになった鳳さんは私が笑うと何故か酷く怯えた。


別にそんな希望を抱いてない。


見つけてくれる人なんてもういないから。


もしかしたらこの校外学習で何か感じられるかもしれない。

もしかしたら修学旅行で何か分かるかもしれない。

もしかしたら大学で何か救われるかもしれない。


そんな希望を持っては打ち砕かれてく。


辛い。

辛い…?

本当に辛いのかも分からない。

こんなショーをしたって。

分からない。

何も。

変わらない。

分からない。

分からない。

分からない。

分からない。

分からない。





『いつか救ってみせるから。』


ふと、どこかで聞いた事がある声がした。

今日は友達がオススメしてきたCDを買いにレコードショップに来ていた。

YUMEYUMEJUMP?

どうやら新しいアイドルのライブの映像のようだ。

…….この小さい銀髪の子…見たことある気がする。


『作り続けてみせる。』

頭に鳴り響く聞き慣れた声。

聞いた事…ないはずなのに。

何故だか懐かしい。

『まふゆ』

優しく、私の名前を呼ぶ声がした。

『ねえまふゆっ!』

少し苛立ちも入り交じっている声も。

『まふゆは空いてる〜?』

何かを楽しみにする声も。

『まふゆ…。』

無機質なのに温かみがある声も。

全部、全部。

その瞬間目の前が真っ暗になった。

そして私の意識も少しずつ遠のいていった。





目を覚まし、時計を見ると25時をさしている。

「皆、いる?」

「…….いるよ」


夢を見ていた気がした。

私が奏達と出会わない夢を。

 


「それじゃあ、始めようか。」






25時、ナイトコードで。


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コメント

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めっちゃ好きっす…………!

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