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生茶
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#ご本人様には関係ありません
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リクエストにお答えして以前書いた「四つの恋の、その先で。」と似たような雰囲気の作品を書いてみようと思います!
あの作品よりは比較的コミカルになっております。ただし💛愛されには変わりありません! 🩷💛、💙💛、❤️💛、🤍💛要素を含みますので地雷の方はご注意ください⚠️
あとリクエスト通り🔞シーンも今後出てきます!苦手な方は今のうちに退避を!
大丈夫そうな方は是非先へとお進み下さいませ!
🩷➞勇
💛➞仁
💙➞太
🤍➞柔
❤️➞舜
仁「…ッ、……?」
激しい頭の痛みとともに、吉田仁人はゆっくりと目を開けた。
ぐにゃりと歪んでいた視界、徐々にピントが合っていく。
見慣れたダンススタジオの天井、長年一緒にいるメンバーたちの顔が飛び込んできた。
全員が尋常じゃないほど深刻な表情をしている。
勇「仁人! 目ぇ覚めた!? 大丈夫か!?」
真っ先に声を掛けたのは勇斗だった。
太「吉田さん、自分の名前わかる!?」
皆は仁人が目を覚ましたことに安心したように顔を見合せつつも、すぐにまた心配そうに顔を覗き込む。
仁人は痛む頭を押さえながら、呻き声を漏らしつつ呟いた。
仁「吉田仁人…。お前らは勇斗、太智、柔太朗、舜太………っていうか、俺何でこんなとこで寝てんだ? 何があったっけ……」
舜「え、覚えてないん?」
舜太が驚いたように目を丸くする。
舜「仁ちゃん、さっきレッスンの休憩中に機材のスタンドに頭ぶつけてそのまま倒れたんよ」
柔「そうそう。急に鈍い音がしたから…本当にびっくりした」
柔太朗の言葉に、仁人は「あ、そうだったっけ……」と微かな記憶を辿ろうとするが、倒れた瞬間のことはすっぽりと抜け落ちていた。
一先ず意識がしっかりしていてメンバーの識別ができることに、一同はホッと安堵の息を漏らす。
舜「でも俺達のこと覚えててくれてよかったぁ……。じゃあ仁ちゃん、 俺と柔太朗がM!LKに加入した日のことは覚えとる?」
舜太が確かめるように問いかける。
仁「当たり前だろ?忘れるわけないじゃん。」
勇「じゃあさ、昔の合宿の時泣きながら飯食ってたのは?」
勇斗の揶揄うような質問にも、仁人はすぐに言い返す。
仁「お前だって泣いてただろ!」
昔の思い出、グループとしての歴史、メンバー全員との絆。
それらは何一つ曇ることなく、鮮明に脳内に残っている。
だが、次に太智が何気なく投げかけた質問でスタジオの空気が一変した。
太「じゃあ吉田さん、一昨日のオフの日、俺とどこ行ったか覚えてる?」
仁「え……?」
太智の問いかけに、仁人は答えようとしてピタリとフリーズした。
一昨日のこと。
プライベートの、自分の私生活のこと。
思い出そうと脳を検索した瞬間、激しい眩暈が仁人を襲った。
そこには真っ白な、不自然なほどの空白しかなかったのだ。
仁「あれ……思い出せない。一昨日、俺、何してた……? っていうか、ここ最近の…休みの日何してたかとか、全部すっぽり抜けてる……」
青ざめて頭を押さえる仁人を見て、メンバー4人の間に一瞬の沈黙が流れた。
そしてお互いの顔を見合わせた4人の瞳の奥に、同時にギラリと邪悪で強烈な独占欲の炎が灯る。
柔「……そうなんだ」
柔太朗が仁人の隣にスッと座ってその肩を抱き寄せた。
柔「じゃあ教えてあげる。仁ちゃん、俺と付き合ってたんだよ」
太「はあ!? 柔太朗、抜け駆けなんて卑怯や!」
すかさず太智が柔太朗を突き飛ばし、仁人の両手をがっしりと握りしめた。
太「騙されたらあかんで、吉田さん! 一昨日のオフも俺とデートしてたの! 仁人の本物の恋人は、この俺だから!」
勇「2人ともうるさい。仁人、俺の目を見ろ」
勇斗が低い声で割り込み、仁人の体を後ろから強引に引き寄せる 。
勇「俺たちが付き合って長いこと、忘れちゃったの? 俺だよ、仁人」
舜「みんなズルいわー!仁ちゃん、俺が本物の恋人やって!!」
舜太までが長身を折り曲げるようにして、仁人の足元に縋り付いてくる。
仁「ええ……!? 待て、待て待てお前ら!!」
全員から四方八方に囲まれ熱い視線を浴びせられた仁人は、顔から火が出るほど赤くなって大パニックに陥った。
仁「俺、メンバーの誰かと付き合ってたの……!? っていうか、なんで全員が俺だって言うんだよ! 誰が本物なのか分かんないだろ!!」
仁(誰か1人が本物の恋人…のはずなのに、みんなの目が本気すぎて全然分かんねぇ……!)
こうして記憶の隙間に漬け込まれたリーダーを巡る、4人の嘘つきな男たちによる恋人証明大戦争が幕を開けるのだった。