コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
五月上旬、爽やかな伊吹感じる初夏の日。
俺たちはインターハイ予選に向けて練習していた。
お昼には梟谷学園男子バレーボール部父母の会の方から差し入れにアイスクリームを頂いた。
この出来事がきっかけだった。
アイスクリームにはチョコレート味、バニラ味の二つがあった。
木兎さんはチョコレートを。俺と木葉さんはバニラを選んだ。
木兎「なぁー木葉ーーー!!お前のーそのバニラ、一口分けてよー!!」
木葉「いいけど、、お前のチョコレートも分けろよ~」
包装を開けようとしていた俺はそれを聞きつけると、思はずフリーズしてしまった。
赤葦(「木兎さんに、木葉さんがアイスクリームをあげる?しかも木葉さんのアイスクリームを木兎さんが食べる?」
「俺も木兎さんの近くにいたのに、何故木兎さんは俺じゃなくて木葉さんを選んだんだ?」)
なんだかすごくモヤモヤした。
気づいたら俺は体育館裏にいた。
そこには二人でお菓子を食べている、雀田さんと白福さんがいた。