テラーノベル
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大変お久しぶりです(;_;)
こちらリアル世界線の桃赤です。
赤桃が苦手な方はブラウザバックをお願いします。
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桃side
個人のダンスレッスンが終わりオフィスの中を歩いていると、休憩室のソファ靴を脱ぎ膝を抱える愛おしい奴の姿が見えた。
桃『りーぬ』
赤『…、? ぁ、さとちゃん』
さとちゃん呼びなんてシラフの時になんて数年前から滅多にされなくなったからドキッとする。
さとちゃんと呼ぶ時は大体甘えたい時か強請る時だ。
俺に甘えたくなっているのを感じ口角が上がりそうになるのを必死に抑える。
「お疲れ」なんて言葉を交わし俺も隣に座った。
桃『なにしてたん?』
赤『昼寝〜』
桃『相変わらず不健康な生活を送られておられるようで。』
赤『そんなことないけどなぁ』
りいぬの顔をよく見ると目元のくまがひどく、小さい顔や細い身体も、いつもに増して骨が浮いてるように見えた。
桃『ちゃんと飯食ってる?』
赤『食べてるよ、後輩達が誘ってくれるからね』
桃『寝れてんの?』
赤『ちょっと、、さとちゃんどうしたの?』
「パパみたいだよ笑」と覇気なく笑うりいぬの表情からもう触れるなと威嚇されてるように感じた。
桃『このあと飯いかん?』
赤『ぁ〜、まだ作業残ってて、、』
桃『家でも出来るやつじゃないの?』
りいぬは悩みや疲れを溜め込みやすい。
だからラジオで話していたラーメンでも食って愚痴を聞き出そうと思った。
桃『まぁ、俺も減量中ではあるから無理に来なくていいけど、、』
わざと切なげに言うとりいぬが申し訳なさそうな顔をして「いきたい」と返してくれた。
少し罪悪感を感じつつ
その分、ほどよくりいぬの話を聞いて、どうでもいい話をして笑って、気分転換になればいいと思った。
桃『ささみ生活で腹減ってるからもう行こうぜ』
赤『うん、』
特に深く考えず立ち上がり前に数歩進む。
桃『…りいぬ?』
赤『…ッ』
傍に着いてきてると思っていた後ろを振り返るとくまだらけの目元に溜まった雫が頬を伝った。
それだけだった。
それだけで十分だった。
桃『ッ…ごめんな、無理させた』
彼が歩けば5歩、俺が歩けば3歩。
そんな距離を俺から縮めりいぬをそっと抱きしめる。
赤『ッ、大丈夫だからっ、だいじょッ、』
桃『大丈夫じゃない、俺が大丈夫じゃない。』
赤『…ぇ、?』
桃『お前が大丈夫だと言っても、お前が泣いてる時点で俺が大丈夫じゃないんだよ。』
桃『飯食いながら聞こうと思ってたけど、ここでいい。聞かせてくれよ、お前の抱えてるものを。』
赤『ッ、』
俺が思う最大限の寄り添いを言葉にしても、りいぬは俺の腕の中で泣き続ける一方で全く話そうとしない。
俺に話しづらい内容なのか、
はたまた言語化できないような苦悩なのか、
桃『誰もお前を否定しないから、絶対に。』
赤『…ぁの、あの、、ッ』
話そうと頑張るりいぬを支えながらさっきまで座っていた真後ろのソファに座り、りいぬが再び口を開いた。
赤『…く、くるしいッ、』
桃『…苦しい?』
赤『っ悩みを…言えないのがッ、苦しい、、』
桃『そっか、。』
“悩みを言えないことが苦しい”
りいぬらしい悩みだと思った。
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いつも周りの空気を伺い他人優先で動く内に悩みを話すタイミングが掴めなくなったとのこと。
赤『言葉にしようとすると、どれから話したらいいのか分からなくなって、、』
桃『でも、言えたじゃん』
赤『ぇ、?』
桃『大きな悩み、一つ言えたじゃんって。』
桃『りいぬが、悩みをどれから、どこから話そうか、悩んでしまうほど抱え込んでたなんて、気づけなかった。』
桃『俺は心理士でもなければ専門家でもないからりいぬの話を聞くことしかできないけど、それでもりいぬが俺に話すことで心が軽くなるならいくらでも聞くし、こうやって抱きしめて撫でるよ。』
桃『違う道を選んだ身として言えることじゃないが、すとぷりとして頑張ってくれてありがと。』
りいぬを抱きしめてそっと頭を撫でながら話していると、段々りいぬが声を出して泣き始め、俺はひどく安堵した。
赤『ぐすっ、う゛ぅ、』
桃『誰もお前のこと否定しない、安心しな』
ずっと味方に決まってる。最古の関係なんだから。
END
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最後に。
皆さんが好きな(見てみたい)世界線を教えてください。
そちらを元に少しずつ書いていきます。
コメント
2件
ほんとに最高すぎません?! もうめっちゃおもしろかったです! どの作品も大好きです!これからも応援してます!
読んだ読んだ〜〜!!😭💕💕 さとちゃんの「俺が大丈夫じゃない」、もうそこだけで涙腺崩壊したんですけど!!? 悩みを言えないことが苦しいって言葉、めっちゃ刺さった…。抱え込むタイプのりいぬを、無理に聞き出そうとせずにそっと受け止めるさとちゃん、尊すぎるよ…😢💖 二人の距離感と空気感がリアルで、胸がぎゅってなった。続きも絶対読む!!