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bl nmmn kzkn
おしがま
ご本人様とは一切関係ありません
最初knkzぽくなってるけど最終的にはkzknです
ネットで見つけたある言葉。『おしがま』?
なんだかエロい画像と共に広告として現れた。
多分そっち方面のやつなんだろうけど、意味が気になったので検索してみる。調べた結果、おしっこがまんの略だそうで、相手を何かしらの方法でトイレに行かせないようにして、漏らさせる的な、そういうシチュエーションが今流行っているらしい。そこで僕はあることを思いついた。僕には相棒であり恋人の葛葉がいる。いつもは押されてしまって葛葉のペースに呑まれてしまうのだが、僕だって男だ。相手を攻めて自分のペースに持っていきたいという欲がある。だから、新しく得た技、おしがまを使って
葛葉を翻弄してやる!今日の夜丁度家に葛葉が来るから早速実行だ!
夜9時、葛葉が家に来て1時間が経った。飲み物として葛葉に、トイレが近くなる薬を入れた炭酸飲料を渡し、喉が渇くようにゲーム中は思わず叫んでしまうようなプレイを繰り広げた。おかわりするくらい飲んでたからそろそろきてもおかしくなさそうだけど、そんな素振り見せないな。逆に、僕も葛葉にボコされてしまい、ただの炭酸飲料を沢山飲んでしまったから結構我慢している。でも、別に僕は行ってもいいかとふと気づき、トイレに行こうと立ち上がると、葛葉が手首を掴んできた。
kz「どこ行くんだよ。」
急にどうしたのだろうと内心思いながらも、
kn「トイレだよ。結構限界。」
と答え、もういいだろうと手を離してくれるのを待ったがそういう素振りがない。早く離して欲しいんだけど。やばくなってきた。
kz「待って、後一戦したら!お願い!今めっちゃ調子いいんだよ。」
そんなキラキラした目で見てこないで欲しい。つくづく思う。僕、葛葉に甘すぎないか?と。
kn「まぁ、一戦くらいなら。どうせ勝つけどね。」
元の位置に座り直し、コントローラーを持って試合を始める。今回の試合に限って試合の進む速度が遅く、思ったよりも長引いてしまった。
もうかなり限界に近くて漏れそうだ。コントローラーをソファに投げて、トイレに走り出そうとした瞬間。また右腕に違和感を感じた。
kn「もう!今度は何!?」
少々声を荒らげて振り返った。
すると、そのまま体を持っていかれて葛葉の腕の中にすっぽりハマってしまった。今の体制を表すと、座ったままのバックハグ状態になっている。突然のことに驚いた上に、抱きしめられている状況と葛葉の匂いに包まれたので尚更尿意が迫ってくる。
kn「な、何?トイレ行かせてよ…。」
kz「ダメ〜。」
kn「なッ!?なんでよ!漏らしちゃうよぉ。 」
冗談では無い。ガチでこのままだと漏らす。
葛葉は何を考えているんだ。何がしたいんだ。
kz「いいよ。漏らしても。」
発された葛葉の言葉に一瞬脳がフリーズする。
はぁ!?何言ってんの?ここ僕ん家なんですけど?いやそれよりも、葛葉に漏らすという醜態見せれるわけないだろ!好きな人にお漏らし見られてもいいやつがいるか!?いやまぁ、いるにはいるんだろうけど…。でも僕はやだね!
そうこうしている間にも着実と尿意が迫ってきている。
kn「や、ばい…!葛葉ットイレ行きたい!」
叫んでも一向に腕の力を緩めてくれない。
ほんとにやばい。あと一つ刺激がきたら終わりだ。下腹部に意識を集中させる。
すると、何を思ったのか葛葉の手がお腹に伸びてきた。僕の脳に最悪の展開が浮かぶ。
kn「待っ…!?」
叫ぶこともままならず、そのままギュッと下腹部を押されてしまった。
kn「ゔぁ…..!!や、らぁッ!見ないでぇ…!」
ズボンの色が変わっていく。少しすると床にポタポタと尿が落ちていく。ずっと我慢していたものだから溜まっていたものが一気に溢れ出ている。これを葛葉が見ていると思うと羞恥心で涙が出てくる。当然顔も真っ赤だろう。そんな可愛くない僕見られたくなくて、自分の腕を顔に押し当てて隠す。室内には液体が溢れ出る音と、僕の喘ぎ声だけが響いている。ようやく止まったと思ったら葛葉が一つ、呟いた。
kz「叶、可愛い♡」
は?正気か此奴。今の僕が見えてるのか?泣き腫らした目に赤面した顔、挙句の果てにはお漏らしだ。どこをどう見て可愛いとか思うんだよ。
kn「か、可愛いッ…?正気?」
思ったままのことを言ってしまう。恐る恐る葛葉の顔を見てみると、愛おしいものでも見るかのような目に、口角も緩んで上がっている。
kz「うん。泣いてる姿も可愛い。ていうか、叶に可愛くないときなんてない。」
甘っ!此奴、僕に甘すぎないか?どうなってんだ此奴の頭ん中。…ていうか!なんで僕の方がお漏らししてんの!?え?僕、葛葉の飲み物に薬入れたよね?全然此奴平気そうだし。え、吸血鬼補正?結構飲んでたくね?逆に僕が…あれ?…葛葉なら有り得そう。
kn「もしかして…僕のグラスと替えた?」
kz「おん。」
あたかも当然というふうに頷く相方に少々呆れを感じる。
kz「吸血鬼様ともなるとそういう気配がわかるんだよォ。」
なんだよ気配ってぇ。葛葉の方が一枚上手ってことか。悔しい。
kz「ま、叶が何考えてたか大体想像つくけど、叶が俺を嵌めるなんて百五十年はえぇよ!」
うっぜぇ。ズボンびしょびしょで気持ち悪いし、もう最悪。そろそろ着替えに行こうと立ち上がると、今度は今までよりも強く腕を引っ張られて、ソファに押し倒された。
kn「へ…?」
kz「ここで脱げよ、どうせ今からヤるんだし。」
kn「はッ!?」
目の前に広がる葛葉の顔には、真っ赤にギラつく宝石が浮かんでいた。まるで獣だ。
kz「叶。」
kn「ん…。」
なんだかんだ言って受け入れちゃう僕も僕だ。
ゆっくりと近づいてくる大好きな顔。優しく、けれどもかぶりつくようなキス。さっきのことなんかすっかり忘れて目の前のことに夢中だ。想定とはかなり違うことになっちゃったけど、これはこれで僕たちらしいしいっかぁ。
まぁ、お漏らししたことには変わりないんだけどね…。