4 × 1
ご本人様には一切関係ありません
#R、 様 ,大神優香 様 の 合同コンテスト に参加させて頂きます 。
4 side
? ‖ な __ !!
? ‖ な __ ん !!
んん 、なに … ???
うるさいな 、もう少し寝させて …
? ‖ ないく __ !!
1 ‖ ないくん ッ !! 起きてよ !!
4 ‖ うわ ゛ッ ?! え 、え ?!
1 ‖ も ~ 、寝すぎだよ … 。
4 ‖ え 、ぇ ? り 、りうら ?
1 ‖ 早く起きてよね 、今日は2人で夏祭りに行くんでしょ 。せっかく リサーチしておいた 花火がよく見える場所 埋まっちゃうよ !!
4 ‖ あ 、ぇ … ? り 、ぅら … 。
1 ‖ …… ? どうしたの ないくん 、固まっちゃって 。
4 ‖ … ぇ 、ぁ ぃや なんでもない … 。
叩き起されたと思えば 、目の前にはりうら がいた 。
あれ 、なんでいるんだろう 。
あ 、そっか 。
幼馴染で恋人のりうら 。今日は2人で 近くのお祭りに行く約束をしていたんだ 。
… そのはず 。
だけど 、どこか おかしい 。
いや 、具体的には 分からないけど なんというか … 。
『 ないくん 、まって 死なないでよ ッ !! 』
『 … だ 、ぃじょうぶだよ … りうらなら 、俺がいなくても いきて 、ぃけるよ ッ 』
『 無理だよ ッ !! ないくんがいないと 俺 ッ … 生きていけないよ !! 』
……… ん 、あれ 。
なにこれ 、この記憶 … 俺の ?
1 ‖ …… ないくん ? 本当に大丈夫 ? 体調悪いの ?
4 ‖ え ッ 、あ いや 大丈夫だよ 。
4 ‖ 俺も 、浴衣着てくるから 待ってて 。
1 ‖ うん 、待ってるね !!
既に浴衣姿のりうら 。
かわいいかわいい 彼女の頭を撫でて 、部屋から出る 。
昨日のうちに用意していた 、浴衣を着て 洗面所で 身だしなみを整える 。
うん 、これで 堂々とりうらの 横を歩ける 。
やっぱ 、さっきの変な記憶は 夢だったんだろうな ~ 。
だって 、俺はまだ 死んでないし 。
4 side
1 ‖ うわ ~ 、人がいっぱい … 。
4 ‖ まぁ 、夏祭りだからね w
1 ‖ あ ないくん 、りんご飴 !! りうらこれ 食べたい !!
4 ‖ ん ? りんご飴 ? いいよ 、どの味付けにする ?
横で 美味しそうに りんご飴を食べている 、りうら 。
かわいいね 。小さいお口で 口いっぱいに頬張っていて 。
赤色 、か 。
… ん ? なに 考えてんだよ りんご飴は赤色に決まってんじゃん 。
今更 、そんな 疑問に思っちゃって … 。
『 ないく ッ … ひぐっ … 。嫌だよ 、死なないでよ ッ … 泣 』
『 ごめ 、んね りうら ッ 。こん … なヤワな彼氏で 笑 りうらのこ ッ と 一生守るって決め 、たのに ッ … 』
4 ‖ ッ …… 。は 、ぁ ゛ッ …
なんなんだよ 、さっきから この記憶 … ッ 。
頭の中に出てくる度に 、酷い頭痛が俺を襲う 。
1 ‖ ないくん … ? ねぇ 、顔色悪いよ ?
4 ‖ ん 、? あぁ 、大丈夫だよ 。りうら それより そのりんご飴 俺にも食べさせて ?
1 ‖ 本当に大丈夫 … ? 無理しないでよ ?
1 ‖ はぃ 、どーぞ 。
4 side
1 ‖ あ 、もうすぐ花火が上がる時間だって !!
4 ‖ ぁ … もうそんな時間か … 。
1 ‖ ほらないくん 、こっち来て !!
4 ‖ はいはい 笑 そんなに引っ張らないでよ 、転けちゃうよ ?
さっきまでは 無理しないで って言ってたのに 笑
俺の事 引っ張って 走り出すなんて りうらは 本当に可愛いな 。
『 お願いします 、神様 … 。一度でいいから ないくんに会わせて下さい 。 』
『 ないくんに会えたら 、りうらのこと殺してもいいから 。その代わり 、ないくんを生き返らせて 。 』
神様 … ?
生き返らせる … ?
本当になんなんだ これは 。
嫌だな 、なんだか この記憶 、見ていたくない 。
1 ‖ あ 、着いたよ !! ここ 、めっちゃ花火綺麗に見えるんだよ ッ !!
4 ‖ え 、初めて知った こんなとこあったんだね !! さすがりうら ~ !!
りうらに引っ張られて 、連れてこられたのは 橋の上 。
橋の下を 綺麗な川が 流れていて 、心地いい音を出している 。
1 ‖ 綺麗な場所でしょ ? ないくんに 、見せたかったんだ ~ !!
4 ‖ え 、なにそれ 。かわいい 。キスしていい ?
1 ‖ ……… やっぱ ないくんって 変態だね 。
4 ‖ なんで ?!
そりゃ 、かわいいかわいい りうらが 俺のために 綺麗な場所を調べてくれてたなんて知ったら 誰でも 、キスしたくなるもんでしょ 。
ま 、りうらの唇は 俺のもの だけどね 。
1 ‖ あ 、花火上がるよ !!
4 ‖ お 、ついに !!
バーンッ !!
大きい音を立てて 花火が上がる 。
それはそれは 綺麗な赤色をしていて 。
赤色 … 。
赤色 … ?
あれ 、この色って … 。
あ 、そっか 。
全部 、思い出した 。
『 ないくん 、人多いね … 。 』
『 ね ~ 。まぁ 祭りが終わったあとだし 、みんな 家に帰っているんだよ 。 』
『 迷子にならないように 、俺の手ちゃんと掴んでいてね ? りうら 。 』
『 そんなこと言わなくても 、分かってるよ … / 』
『 あれ 、そう ? 笑 かわいいね 、りうらは 。 』
『 も ~ 、うるさい !! 』
『 あははっ 、りうら顔真っ赤 ~ 笑 』
ドンッ
『 …… わっ 、 』
『 … ぇ 、ないくん … ? 』
キキーッ
ドンッ … !!
『 きゃ ー ッ !! 人が轢かれた !! 』
『 ちょ ッ 、誰か 誰か 救急車を呼べ ッ !! 』
『 大丈夫ですか ?! あ 、頭から血が … 』
『 ま 、って … 泣 な 、ぃくん … ? 』
『 … ッ 、ないくん ッ !! ないくん !! 』
『 ちょ 、ダメですよ !! 身体揺らしたら … 💦 』
『 うるさい ッ !! 離して !! ないくん 、ねぇ !! 返事してよ !! 泣 』
『 … り 、ぅら 。泣か 、ないで … ? 』
『 … !! ないくん ッ !! 大丈夫 ?! ちょっと待って
、すぐ救急車が来るから ッ !! 』
『 ご 、めん ッ りうら … 。俺 、助かり 、そうに … なぃ や ッ 。 』
思い出しちゃった 。
そっか 、俺 死んだんだ 。
あの日 、あの夜 。
1年前の今日 。
同じお祭りに りうらと 一緒に行って 。
帰り道 、人が沢山いて 。
はぐれないようにって りうらと手を繋いで 。
そしたら 、誰かにぶつかっちゃって 。
衝撃で 、道路に倒れちゃって 。
タイミング悪く 、目の前には車がいて 。
車の ライトが眩しく 光って 。
それで 、俺は轢かれて 。
俺は 死んだ 。
じゃあ 、俺が今 ここにいるのは りうらの願い事のおかげ ?
……… あ 、そうか 。
確か 、今日は 七夕だったっけ 。
だから 、りうらの願い事が叶ったんだ 。
かわいいね 、りうら 。
1年間 、ずっと俺のこと 思っててくれてたなんて 。
4 ‖ りうら 。ありがとう 。
1 ‖ え ? なにが ?
4 ‖ ふふっ 、かわいいなぁ 。
4 ‖ 全部 、思い出したよ 。俺が一年前 。七夕の日 。同じ祭りでりうらと一緒に行って 、帰り道に車に轢かれて死んだってこと 。
4 ‖ それで 、1年後の今日 。七夕の日 。りうらは 俺に会いたいって 願ったから 会えたんだね 。
1 ‖ ……… そ 、っか 。思い出しちゃったんだ … 。
4 ‖ うん 、ごめんね ? 俺 、性格悪いからさ りうらの思いどおりにはさせないよ 。
1 ‖ ぇ ?
4 ‖ 俺 、元の世界 ,空に戻るよ 。元々 、ここは 死者の俺が来ていい場所じゃないからね 。
4 ‖ 俺の代わりに 、りうらは死のうとしてるってことも 全部知ってるから 。ダメだよ 、そんなの 。俺が許さない 。
4 ‖ りうらまで 死ぬ必要なんてないんだよ 。元々俺はこういう運命だったんだから 。
1 ‖ な 、なんでそんなこと … 言うの ? ないくんはまた 、前みたいに生きれるんだよ ?!
1 ‖ なのに 、なんで ッ … 泣 いやだよ 、ないくんに死んで欲しくないのに ッ … 。ないくんのばか ッ … 泣
4 ‖ うん 、俺も 。死ぬのは怖いなぁ … ッ 泣
4 ‖ けどね 、それよりも りうらが 死ぬほうが俺は辛いよ 。りうらには まだ生きてて欲しい 。
1 ‖ いやだ ッ … 。ずっとないくんと居るの ッ 。ないくんのいない世界なんて 辛いよ ッ 。楽しくない 、全部 白黒にしか映らない ッ 泣
4 ‖ 大丈夫 、大丈夫 。りうらならできるよ 。また鮮やかな世界が きっと見えてくる 。
4 ‖ それに 、俺が 空に行っても 心は りうらの中にいるから 、ね ?
1 ‖ …… やっぱ ないくんって 変態 ッ 泣
4 ‖ えぇ ~ ? なんで 笑
4 ‖ ほら 、りうらこっち見て ?
1 ‖ ん ゛ッ … 泣
4 ‖ キス 、していい ? これで最後だから 。
1 ‖ 最後って言わないでよ 。ずっと俺の中にいるって言ったじゃん 。
4 ‖ んふ 、そうだね 。
4 ‖ ほーら 。早く 、キスするから 手 、除けて ?
1 ‖ んん ゛ッ … / あぃ ゛ッ … /
4 ‖ ん ゛ッ 、っふ 。あは 、かわいい りうら 。
1 ‖ ないくん 、。
4 ‖ ん ?
1 ‖ ぎゅー 、しよ 。
4 ‖ ………… うん ゛ッ 。いいよ ッ 、泣
1 ‖ … はぁ 、嫌だな 泣
4 ‖ うん 、俺も嫌だなぁ ッ 泣
1 ‖ じゃあさ 、また来年 。俺がまた 短冊に 『 ないくんに会えますように 』って書くから 。
1 ‖ また 、来年のこの日 。この夏祭りに 会いに来てよ 。
4 ‖ … !! うん !! 絶対会いに行く !! だから 、それまで待っててね 。絶対に死んだらダメだよ ?
1 ‖ わかってるよ … 笑
4 ‖ りうら 。愛してる 、また来年会おうね 。
1 ‖ ないくん 、俺も愛してる 。また 、来年 ね 。
1 ‖ ~~ ♪ よし ッ 、これで完璧 !!
赤色の髪をした 、彼の手元には ピンク色の短冊が 。
ないくんに会えますように ___ 。
また 、今年も 不思議な 七夕が始まります 。
ℯ𝓃𝒹
あぁぁぁぁぁ 、終わった 。
下手過ぎました 。
展開 早すぎますし 、終始訳分からないですし … 。
本当にすみませんでした 。
もうちょっとうまく書けるようになりたいです 。
コメント
21件
私が代わりに死にます任せなさい🥹 おしゃれすぎてしんどいよ全く、けしからん😭🫵🏻 夢オチではないけどなんかそういう雰囲気があってすごい好き … 🤦🏻♀️💕 すごい儚い雰囲気とエモい雰囲気で包まれてこっちまで泣きましたありがとう😢😢 まじ!!!参加!!!ありがとね!!!
初コメ&時差コメ失礼します。 コンテスト御参加ありがとうございます.ᐟ.ᐟ.ᐟ 桃さんも赤さんもお互いの優しさを見せてるところが凄く好みで……✨ 性癖ぶっ刺さりました😖💞 続きがあるような、儚い終わり方にも凄く惹かれました🫶🏻 素敵な作品をありがとうございました😊
仄か とか 伊坂水ようかん とかそんな名前で仲良くして貰ってました。