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酒は百薬の長

酒は百薬の長

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酒は百薬の長

♥

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2023年10月27日

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krsm要素有

地雷注意



sha side


最近の悩みがある。


シャークんかわいい


かわいい〜


かわいいなw


かわいい、かわいいなぁ〜


最近のぶるーくは俺にかわいいと言い過ぎだと思う。


言われすぎてゲシュタルト崩壊が起きるのだ。


この前なんて、少し隣に座って携帯を覗いただけで


br「え、かわいい、今甘えにきたの?」


sha「ちげーよ?」


br「え〜、シャークん甘えていいんだよ〜?可愛いんだから〜」


とか、、

少し高い所にある物を取ろうとした時も、


br「シャークん届いてないよ、かわいいすぎるなぁ〜、、」


sha「ぶるーく取れるなら取って」


br「いいよ〜、はいどーぞ」


sha「ありがと」


br「うん、かわよい」


とか、ことある事にかわいいと言いまくってくる。


かわいいしか言えないbotかと思うぐらい連呼する。


あああ!!もうどうしたらいいの?!


sm「うるさい」


sha「ごめん、でもどうすればいいと思う?」


sm「どう思うと言われても、、」


それはそうである。でもだからなんだっていう顔やめろよ。


俺は相談するためにスマイルの家まで凸った。


スマイルは何だかんだ言って相談に乗ってくれる。


sha「逆にスマイルはどうすんの?いっぱい言われすぎてたら」


sm「、、それが本当か分からなくなると思う」


sha「と言いますと?」


sm「普段のきりやんは俺にかわいいって言って来ないけど、お酒飲むといっぱい言うようになる」


「だから俺はきりやんはお酒を飲んだら本当の事を言ってくれると思ってる」


sha「という事は、酒を飲んで話せと?」


sm「ん、そういうこと」


スマイルは一息ついてコーヒーを啜る。


そっか、腹を割って話す時間も作らないとな。


sha「ありがとうスマイル。俺話して見るよ」


sm「うん、そうしな」


kr「なんの話してんの?」


sm「なんでもいいだろうがよ」


強くスマイルはきりやんに当たるけど、


それを愛おしそうな目で見るきりやんを見ると、かわいいって思われてるんだろうなと


俺は心底思った。


sha「話終わったから帰るね」


kr「また来てね〜」


俺はこの日、コンビニに寄って帰った。


ぶるーくが飲むお酒と俺が飲む酒を買って。


ぶるーくは俺よりも酒が強い自分が先に酔わないようにしなくちゃ。



____________



sha「ただいま〜、、」


br「帰ってきたー!おかえりー!」


いつものように玄関まで走って駆け寄ってくれる。


br「スマイルん家で何してたの〜?」


sha「え?、あ、いや、ゲームしてた」


br「へー!そーなんだ!」


あっははと笑う彼はとんでもなくツボが浅いようだ。


俺は靴を脱いで家に上がってさっき買ってきた酒を冷蔵庫に入れていた。


br「シャークんお酒買ってきたの〜?」


sha「うん、今日飲みたいなって思って」


br「珍しい事もあるんだね」


sha「そうかな、ぶるーくの分も買ってきたから一緒に飲もうよ」


br「え〜!嬉しい!僕の分も買ってきてくれるなんてかわいい〜ありがとう」


ほら言った。どっかで言われると思ってたけどここだったか。


酒飲める約束もできたし、俺は飲みすぎ注意でぶるーくに本音で沢山喋って貰おう。


俺は変な気合いが入った。


sha「、、よし」


br「あっはは!何に気合い入れてんの?wかわいいなぁ〜もう」


気合い入れたのがバレてしまって少し恥ずかしい。


_______________



sha「ぶるーく酒飲も〜」


br「いいよ〜、何するぅ?」


sha「あ〜ゲームするか」


br「お、いいね!」


sha「マ○カーでいい?なんか近くにあるし」


飲酒運転ダメ絶対。ゲーム内だから許されるけど。


2人で酒を開けた。


久々に飲む酒は少し違う。体が慣れていないせいで酔いが回りやすい。


水を多く持ってきて置いて脱水症状を防ぐ。


ちゃんと恋人同士なので酒も入ると、イチャイチャしだしてしまう。


顔を少し近ずけるとキスをしてくれる。


俺は多分酒を飲むとそういう行動を取りがちである。


俺は酔っているのだろう。


sha「ん、、」


キス待ちをしてぶるーくがキスをする寸前でそっぽ向いた。


その後にこっちを向いて


br「ちゅーされると思ったでしょ?」


俺は恥ずかしくなってぶるーくの脇腹を小突いた。


br「あはは、ごめんかわいくてつい」


sha「なんでぇおれのことかわいいっていうの?」


ぶるーくは俺をキョトンとした顔で見ている。


sha「おれぇかわいくないよ、、」


俺は何故か分からないけど気持ちを相手にぶつけると泣く癖がある。


今も目が暑くなってきた。目の前がぼやけてきてぶるーくの顔がはっきりと見えなくなってきた。


br「シャークん泣かないで」


優しく頬を撫でてくれて手で涙を拭ってくれる


br「かわいいって言われるの嫌だった?」


sha「ちがぁ、、いっぱい言われすぎて本当か嘘かわかんなくて、」


涙が止まらずぶるーくの顔がみえずらい


br「シャークん、」


手をぎゅっと握られて、唇を奪われた


br「僕がかわいいと思うのはシャークんだけで、僕が1番好きなのはシャークんだよ」


sha「ほんとに、、?」


br「嘘つくわけないじゃん、かわいいって言い過ぎちゃってわかんなくさせてごめんね」


俺はなぜ悪くもないぶるーくを謝らせているのだろうか。


俺ってどこまでいってもダメなやつだな、


ひとりじゃ悩みも解決出来ないし、悪くないのに謝らせるし。


br「大好きだよ、自分の事責めちゃダメ」


俺が考えている事を読まれたのかと思ってどきりとした。


sha「おれもぶるーくがだいすき」


br「ん〜やっぱかわいすぎるよシャークん」


sha「んふふ、、ありがとぉ」


br「シャークん絶対僕以外の前でその顔しないでね??」


sha「?、うん」


この話をした以降それから、俺とぶるーくは深い関係になっていた。

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「酒は百薬の長」 意: 適量の酒はどんな良薬よりも効果がある

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