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前回の続きです💖
🦖⚡️🍗🎸
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音楽が流れ始めた。
ーーその瞬間。
雰囲気が変わった。
「・・・・・!」
たっつんはスタジオの鏡を見ながらが目を見開く。
さっきまで気だるそうにしていた男。
ゆあんとは思えない。
まるで別人のように音に合わせて身体を動かす。
一つ一つの動きが正確。
それなのに力が入りすぎていない。
余裕すら感じさせるダンス。
腕の使い方、体の動かし方、上半身と下半身の連携、柔軟さ。
どれもが圧倒的だった
「・・・・・・すご」
うりが思わず呟いた。
じゃぱぱも黙ってゆあんを見ている。
そして曲が終わる。
「、上手いね」
息を整えながらじゃぱぱが言った。
「・・まあね」
ゆあんは何でもないように答え自分のスニーカーの靴紐を軽く引っ張る。
「……」
じゃぱぱは少しだけ考えた。
「上手い、けど最低限ルールは守って」
「はいはい」
「、、、、本当に分かってる?」
「分かってるって」
ゆあんは笑った。
その笑顔には、どこか余裕があった。
それから数ヶ月。
4人は少しずつグループとして形になっていった。
練習を重ねるたびに、4人の息は合っていく。
じゃぱぱは誰よりも真面目に練習し、メンバーを引っ張っていく。
たっつんは持ち前の運動神経と才能を活かしながら、必死に練習を重ねる。
うりは明るく時に励まし合いメンバーをまとめ場を和ませる。
そしてゆあんは、自由で気まぐれな性格のまま。
それでもステージに立てば、誰よりも観客を惹きつけた。
そして迎えた、4人でのライブ。
ステージに立った瞬間。
会場から大きな歓声が上がる。
「みんなー!今日は来てくれてありがとう!」
じゃぱぱはいつもの真面目な性格とは裏腹に眩しい笑顔を見せ明るく言った。
その瞬間、さらに歓声が大きくなる。
じゃぱぱのダンスが始まる。
キレのある軽やかな動き。
正確なステップ。
そして、踊りながら見せる眩しく明るい笑顔。
たっつんはステージに立ちながら、改めて思った。
ーーやっぱり、じゃぱぱはすごい。
ずっと憧れていた人。
今は同じステージに立っている。
それだけで、胸が熱くなる。
一方。
ゆあんも負けてはいなかった。
歌声が会場に響く。
余裕のある表情。
時折見せる妖しい笑み。
観客の視線を一瞬で奪っていく 。
「ゆあん、やっぱすげえな・・・・・・」
たっつんが思わず呟く。
「たっつん、次!」
うりの声で我に返る。
「お、おう!」
4人が再び並ぶ。
じゃぱぱが笑う。
たっつんも笑う。
うりも笑う。
ゆあんも、少しだけ口を上げる。
4人の歌声とダンスが重なる。
会場の歓声がさらに大きくなった。
ーーこうして。
4人のアイドルとしての日々が始まっていた。
まだ、この時の4人は知らなかった。
これから先。
この4人の関係が、少しずつ変わっていくこと。
ーーーいやもう変わり始めていることを。
コメント
1件
みぅです🖤 第2話、読みました…ゆあんのダンスシーン、本当に圧巻でしたね。あの「気だるそうな男」が一瞬で別人になる感じ、好きです。4人の個性がちゃんと際立ってて、でもまだ表面しか見えてない感じがする…特に最後の一文、すごく気になる。「変わり始めてる」って、何がどう変わっていくんだろう。続きが待ち遠しいです😌