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#幻想入り
黒神 鈴
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黒神 鈴
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#黒神鈴の休憩場
黒神 鈴
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最近、剣持さんがメガネをかけることが増えた。「…剣持さん、そのメガネどうしたんですか?」
「あ、社長。これ?いつもはコンタクトなんだけどね、たまにはいいかなって。」
「そうですか」
…そのメガネをかけていた剣持さんは、どこかおかしい。
話を聞いていないようで。
そのメガネをつけている間だけ何故か壁に向かって話しかけたりもしている。
一体どうしたのだろうか。
…今度、甲斐田さん達に相談した方がいいか。
ー
…
貴方は、「シアワセメガネ」をご存知だろうか。
掛けるだけで世界が変わると言われている、この世にたった一つしかないメガネ。
掛けたものは、皆笑顔が増える、とっても幸せなメガネだ。
…このメガネの本性を知らなければ。
このメガネは、「死神のメガネ」とも言われている。
主な出現場所は桜魔帝国。
…なぜ、死神のメガネなのか?
それは、そのメガネを掛けたものは全員消えてしまうからだ。
さらに、そのメガネを掛けたものは、幻覚作用もあるらしい。
どこへ行くかもわからない、全てが謎に包まれたメガネ。
…さて。
剣持刀也が掛けていたものは、本当に「ただのメガネ」だったのだろうか?
コメント
1件
第1話、読み終えました。 「シアワセメガネ」という愛らしい名前の裏に「死神のメガネ」という裏設定を置く構成が、まずグッと来ました。最初の剣持さんの違和感——壁に向かって話しかける、話を聞いていない——という日常の小さな“ズレ”が、後半の説明で一気に不気味な意味を持つようになる。この情報の開示順が巧みで、読者に「あのシーンはそういうことだったのか」と再読を促す仕掛けになっていますね。 また、語り手が社長視点で距離を保っているからこそ、読者は「自分ならどうするか」と考える余地が残る。ファンタジーとホラーの境界線を行く、とても良い導入だと思います。続きが気になります。