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srhb
20srと30srが出てきます
ご本人様とは関係ありません。
『現在バグが発生しており、複数のライバーさんが被害にあっております。何か違和感等感じた場合はすぐにご連絡ください。』
「まじか。」
朝、目が覚めたらスマホに入っていた通知。
なるほど。
バグならこの状況に説明がつく。
なぜかセラおが二人いるというこの状況に…。
セラフ?)雲雀ぃ、やっぱりバグでしょ?
セラフ)俺の顔で雲雀のこと呼ばないで。
セラフ?)このころの俺こんなに余裕なかったんだ。
どこか大人びた雰囲気をまとったセラおがふにゃふにゃ笑う。
雲雀)えーっと?とりあえずせらおでいいんだよな?
セラフ?)一応はね。今って何年?
雲雀)え?20XX年やけど…。
セラフ?)なるほど。じゃぁまだ雲雀は21か。
雲雀)そうやね。
ん?まだってどういうことだ?
セラフ?「俺は今年で…わ、もう30か。早いなぁ。」
セラフ)え
雲雀)えぇえええええ⁉⁉⁉
嘘だろ!?
セラフ「驚きすぎじゃない?」
またせらおが笑う。
確かによくよく聞くと声がちょっと低くなっている。
そしてまとう雰囲気も何というか…。
セラフ)?雲雀?顔赤いよ?
雲雀)えあ、いや
セラフ「変なこと考えてた?」
雲雀)っ、
図星を突かれて固まる。
だってなんか色っぽいんやもん。
セラフ「雲雀がいつでもかわいいねぇ。」
セラフ)口説かないで。
セラフ「で?これからどうするの?」
雲雀)どうするも何も、バグが落ち着くのを待つしかないやろ。
セラフ「そうだねぇ。」
さりげなく抱き着かれた。
雲雀)ふぁ⁉⁉
さすがといったところか、気配がなかった。
待って、セラおめっちゃ切れとらん…?
セラフ)雲雀に手ぇ出さないで。
セラフ「えぇ、いつも通りに接してるだけだよ?」
ねぇ。と言われるが知らんよ。
ただ色気がすごすぎて頷くことしかできなかった。
セラフ「ほら。」
セラフ)…
あ、すっごい怒ってる。
だって大好きな人が二人もいたら混乱するだろ。
逆にお前らなんでそんな冷静なんだよぉ…。
セラフ「ふふ。雲雀が百面相してる。かわい。」
ちゅ、と額にキスされた。
セラフ)ねぇ、雲雀。×っていい?
雲雀)わぁあ⁉せせせせセラおおおおおおちつけぇえ⁉⁉⁉
セラフ「雲雀も落ち着いて。」
セラフ)×るね。いいよね。
セラおの殺気がえぐいことに…。
雲雀)落ち着けぇ!
大人なせらおを押しのけて、いつものセラおの方に行く。
雲雀)わ、
セラフ)⁉
ちゅ、
勢いあまってずっこけて、セラお押し倒してキスしちゃった。
情報量‼‼‼
セラフ「見せつけてんね。」
雲雀)ち、ちがっ
セラフ)違くないでしょ?やっぱり俺の方がよかったんだ。
二人のセラおに挟まれる。
雲雀)もぉおお‼‼お前ら顔良すぎ‼
セラフ×2「「え?」」
雲雀)好きすぎて怖いから今日はもうお触り禁止‼‼‼
それだけ叫んで部屋に閉じこもった。
セラフ「…。とりあえず、語るか。」
セラフ)それは同意。