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地雷さんやBLとはなんぞや?って人はGo Back🔙
一応師弟(sm×nk)、友情出演kn×sh←多い
ほのぼの、付き合ってます
【こたつ】
nk side
「雪だーーー!!」
寒いけど、こりゃいい。雪だるまは作るとして、雪兎とか、かまくらもいいな〜!雪合戦もアイツらを誘ってやってもいいし、何より眺めるのが最高。あったかい格好でアイス食べても美味しそう!
なのに…。
「おいスマイル!なんだその姿は!!」
sm「えぇ、普通だろ…」
部屋の方を見ると、こたつの中でぬくぬくしてるスマイル。アイツはどんな格好でも本を読むのか!体痛めちまえ!
「少しは一緒に遊ぼうって思わないわけ!?」
sm「思わん」
「はぁあ!?こたつと俺どっちが大事なのさ!」
sm「こたつ」
「っんッだとゴラァ!!」
sm「うるさい…」
「んの生意気コタツムリがぁ!!蹴るぞ!」
sm「怪我するぞ」
「〜〜〜〜〜!!!」
マジウザい!こんなにも可愛い彼女を放っておいて読書するなんて!大晦日ぐらい休ませろだぁ大晦日だって遊んでいいだろ!関係ないだろぉ…!
アイツ、俺の寂しさわかってないだろ、この鈍感!分からず屋!
なんて言っても、どうせ構ってくれやしないんだろうけど。
「もういい!シャケと遊んでくる!!」
sm「おーいてら」
スマイルなんて知らない!!!
「って事で遊ぼー」
sh「ナニソレwスマイルマジで彼氏?w」
「彼氏なんだよな…」
sh「カワイソーwきんとき、入れていい?」
kn「床暖とエアコンがあるからねw電気代めっちゃかかるからエアコンはつけてないけど」 sh「んねなかむ、雪だるま作らん?」 「え!いいの?」 sh「おー!作ってたんだ!」 kn「かぁわい」 sh「うるせっ」 「んはw」 庭を見ると、いくつかちっちゃいのがいる。真ん中におっきいのがいて、それを作ってる途中だったんだろう。雪わいてる君だるまはきんとき作らしい。いいなー!!遊んでくれるのいいなー!! kn「寒くなったらいつでもあったまりに来なよ。風邪引きたくないでしょ?」 「うん!ありがとう!」 まぁあのカタブツだ、やはり彼氏は向いていない。雪ではしゃぐ彼女なんてロクに見られなくなるからな。この辺りなんて雪も降りづらいんだから、1年に数回あるかないかなのに。もったいね〜。 nk「上手くね?二人で彫った!」
遠くから声が聞こえる。あーシャケはいいなぁ。きんときなら絶対構ってくれるもん。
「あれ、こたつないの」
いいなぁ、仲良しカップル。
sh「こいつこいつ。デカいのムズいんだよ」
kn side
「…」
やば微笑まし。受け同士の戯れってこんな可愛いんだ?おいスマイルなにしてんだよ、彼女放っておくなんて最低め。シャケがとるぞ?
きりやんぶるーくの方もあっちはあっちでお熱いらしいし、スマイルだけだぞ。
sh「きんとき!見てペンギン!」
「おぉ〜すご!才能じゃんw」
sh「でしょでしょ!?」ニパッ
「ウグッ」
んきゃわいいぃぃ…。褒めちゃえばす〜ぐニッコリ笑顔見せてくれるんだから…。あの超可愛い子が俺のものってマジ???俺のイメージアニマルっていうか、好きな動物作ってくれるのは可愛すぎ。
俺もなんか作ってあげよっかな〜?
シャークんが後ろを向いてる間に近くの雪を集める。細長くして、口だのなんだのを削って…できた、サメ!
「シャークん、これあげる」
sh「え?え!?サメじゃん!すげぇ!!ありがとう!」ヘニャッ
「かぁわいいw」
キャッキャとはしゃぐ彼女についこぼしてしまう。寂しそうにしてたので、再び雪を掬って簡素だが手早くパンダを作ってやれば、なかむも破顔してシャークんに自慢しに行った。
nk「見て!きんときから貰った!」
sh「え!上手い…けどきんときは俺のだぞ!」
むすっとしてこっちを見るから、にっこりして手を振る。すると顔を赤らめてそっぽ向くからもう死んじゃうよもう。
そうして2、3時間経って、スマイルから連絡があった。
sm『なかむそっちにいるか?』
だと。
『いるよ』
と言えば、
sm『よかった…』
で終わり。こいつ本当に彼氏かよ。
でも、心配したところは褒めてやろう。
『帰らせるから構ってやれよ。またなかむがこっち来たらお前から取ってやる』
sm『え』
「なかむ〜冷えてきたから帰んな」
nk「えぇ〜?やだって言ったら?」
「んー、俺の彼女になる?w」
sh「はぁ!?!?」
nk「え、もうぜひ」
「冗談だよwスマイル心配してるから」
nk「自業自得だもん」
「でもまだスマイルと別れたくはないんでしょ?構ってもらえるかもよ?」
nk「…」
sh「俺、家まで送るよ」
nk「…いいの?」
「ふふ、いってらっしゃい」
渋々とって感じだったけど、ちょっと顔綻んだの俺は見逃してないよ?
二人を見送ったら、蕎麦でも茹でるか…。年越し蕎麦ね。冷えるから、体もあったまるしね。
nk side
sh「んじゃな」
「今日はありがとう」
sh「い〜え〜また来いよ」
「うん!じゃあね!良いお年を!」
sh「おー、良いお年を〜!」
本当に、幸せそうだったな〜…。
心配してたって言ってたけど、どうせまたこたつで本読んでるんでしょ。はぁ〜…。
ガチャリ
「…ただいま」
シーン
ほら、返事もないもん。悲しいなぁ…。
手を洗って、リビングに入る。こたつの上には二つのお皿が。そこには、大福?が二つずつ乗っていた。肝心のスマイルはいない。
「え…?」
sm「あ!?帰ってきてたのか?おかえり」
「…ただいま」
sm「間に合わなかったか…迎えに行こうかと思ったんだが」
「そんな事、思ってないくせに」
つい、厳しいことを言ってしまった。そんなのわかんないのに。でも、今回ばかりは俺は悪くない。
こんな彼氏なんて…。
sm「なぁ、寒かっただろ?ココア作ったんだ」
「…え?」
sm「またこたつ頼りにはなるけど、中入って二人で飲もうよ。付け合わせのフルーツ大福もあるし」
「…ぇ」
彼の手には二つのマグカップ。そこからは熱そうに湯気を立たせるココアが甘い甘い香りを出している。
俺、コイツの淹れる紅茶とかコーヒーとか、ココアとか好きなんだよな…。
着替えて二人で食べた大福は美味しく、ココアも俺好みの甘さでとても美味しかった。眠くなってウトウトしてたら、彼が寄ってきて、二人でブランケットにくるまって。つい体を預けて、意識を落としてしまった。
起きたらまた暖かいご飯(年越し蕎麦)ができてて、頭が上がらない。良い大晦日だったなぁ…。
「良いお年を」
sm「!…w良いお年を」
やっぱり、俺の彼氏はスマイルでいいかも!
書き納めです。
んーー、ペアが決まらない…。誰か決めてくれないですか…?((
閲覧ありがとうございました。
作品を見て下さってありがとうございます。来年もどうぞよろしくお願いします🙇
良いお年を!