愛してください。

「 愛してください 」

・桃赤

・第3話

・視点チェンジあり

・キャラ崩壊注意

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赤side

ばち っ

……って効果音着くんじゃないか、ってぐらい

“ないこ”とか言う奴と目が合った。

あんまり関わりたいとは思わない。

赤 「 《にこ っ》 」

とりあえず笑っといた。

桃 「 ………《逸》 」

赤 「 ぇー… 」

シカトかよ笑

まぁいいや、関係ない。

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桃side

りうらって人の顔を無意識に見ていた。

そしたら目があった。

やっべ…。

赤 「 《にこ っ》 」

ぇ。

怖い怖い怖い………

何あいつ。

こっっわ。

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赤side

関わりたくなかった。

………のに

桃 「 …よろしく。 」

赤 「 こちらこそ。 」

化学実験のペアになってしまった。

世に言う、余り物。

女子の誘いを全て断ってたら、こんなことになってしまった。

桃 「 あのさ 」

赤 「 ……授業中ですけど 」

桃 「 普段授業聞いてないくせに何言ってんの笑 」

普段の行いが裏目にでてしまった。

赤 「 ……なにか？ 」

桃 「 女子嫌いなの？ 」

………何言ってんだこいつ。

赤 「 別に。 」

赤 「 どーでもいいんで。 」

桃 「 ふーん笑 」

なんで笑ってんだよ。

赤 「 そっちは。 」

赤 「 嫌いなの。 」

桃 「 んー？ 」

桃 「 少なくともこの学校にいる女子は全員 」

桃 「 だいっきらい笑 」

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桃side

化学実験のペアを決めるとき、

女子の誘いを全部断ってるのを見て少し興味が湧いた。

俺と同類かも、と。

正直、

嫌いなタイプだった。

関わりたくないし。

…………でもなんか

声かけたくなっちゃった…笑