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コメント
4件
片思いからの両思いやばいです...🙈💗 片思い中の心情とかリアル過ぎて、、🫶🏻🩷 新学期始まったらやっぱり更新難しいですよね... 本当に分かります。 無理せずご自分のペースで行きましょう‼️💖 これも最高でした🙌🏻💘これからも沢山作品見ます👀✨
尊死、、😇👍🏻
♡ srnk
(学パロ)
sr side
_ 俺の方が好きなのに。
相棒兼想い人であるニキから相談したいことがあると聞かれてカフェにやってきた。いつもはへらへらしてるのに相談したいと言った時の彼は少し顔が赤くなっているような、照れているような顔をしていた。もしかして好きなやつでも出来たんか…?と胸が痛くなる感覚になったのを覚えている。想い人の好きな人の話を聞くのは辛い。もしそれが俺だったらどんなに嬉しいことか、もしかしたら俺かもしれないという淡い期待を抱いて彼の話を聞く。
「実は、好きな人ができて…」
「……おん」
「どうやったら好きになってもらえるかなって、」
やっぱり。その好きな人というのは最近彼が仲良くしている同じクラスの女。分かってた。だって彼が彼女を見る目がとてつもなく優しい目をしていたから。他の女子とは違った目で見ていたのは薄々気づいてた。気づいてたのに…でもやっぱり本人の口から聞くのは胸が締め付けられるくらい辛い。応援したい気持ちもあるが、俺の方がずっと前から好きなのに、なんで俺じゃないのという嫉妬の気持ちが勝ってしまう。
「やっぱ、挨拶とか特別扱いする、とかちゃうか?」
好きなやつにアドバイスするのは心が痛い。上手くいってほしくない、失敗して欲しい、でも幸せになってほしい。俺の中で気持ちが葛藤している。
「だよねーー、ありがと頑張るわ」
俺の気も知らないで笑顔を向けてくる彼。しんどいなぁと思いながら残りのカフェラテを飲み外に出る。
「マジありがと勇気貰えたわ」
「いや俺カスみたいなアドバイスしかしてへんで?笑」
「いやいや嬉しかったよ!」
また明日な、と言ってニキと別れる。俺ちゃんと笑えてたんやろうか。ニキを取られたくない、でも彼には幸せになって欲しい。この片思いも終わりかなとしみじみ歩いているうちに家の前に立っていた。
自分の部屋に入ってドアを閉めた途端、我慢していた涙が目からこぼれ落ちる。
「っく……、はぁ…、」
とまらない。ずっと出てくる。思った以上に傷ついていたらしい。なんで俺じゃないんだ、俺の方が絶対好きなのに、俺の方が幸せにできるのに、ニキの好きなやつを低く下げる言葉しか出てこない。最低だ、なんて思いながら必死に涙をとめる。
「ぁー、ほんとになんで俺やないねん、」
「なぁにき…俺のこと好きになってや、」
翌日。
朝学校に行くとニキが楽しそうにあの子と話している。誰にも見せたことの無い笑顔。本気で好きなんだと現実を突きつけられる。この片思いも『こんなことあったな笑』と笑い話にできる日はいつ来るのだろう。 できるだけ目にしないように一点だけを見つめて席に着く。見たら絶対泣いてしまう。
「しんど……」
「あ!せんせー!おはー」
名前を呼ばれたかと思って振り向くとりぃちょが立っていた。
「ひっど顔」
「うるさいわボケ」
でもそう言われてもおかしくない。今絶対死んだような顔をしてる気がする。
「あー…ニキニキか」
一応りぃちょには俺がニキのことを好きなのは伝えてた。たまに相談とかして俺の恋を応援してくれてた。
「諦めんの?」
「…諦めるわけないやろ」
「だと思った」
簡単にあいつへの想いを捨てることなんて出来ない。初めてこんなに好きになれたのはあいつだけ。こんなに夢中にさせたんやから責任を取ってもらわないと。ぽっと簡単に出てきたやつに取られたくない。俺の方がずっと前から会ってずっと好きやのに。絶対好きにさせるからな、覚悟しとけよニキ
覚悟を決めてから2週間たっただろうか。
「あ”ーーー!!ニキ!!!」
「ちょ、うるっさ…笑笑」
「ちょっとは俺を見てくれや!!!」
今日までニキと話した回数は今までよりも明らかに減った。暇があればあの女に話しかけに行くし登下校も一緒らしい。あいつも一途やな、と思いつつも俺なりに頑張ってアピールしてたのに気づいてくれない。
「まじで取られそうなんやけど、」
「ニキニキもあの子にゾッコンすぎない?」
キモイくらいにあいつはあの女に好き好きアピールをしている。ちょっとだけでいいから俺を見て欲しいのに。フェンスに手を置き俯いていると屋上の入口が開くような音がした。
「えニキニキ?」
りぃちょの声に驚いて顔をあげる。見ると悲しそうな、でもすっきりしたような顔をしたニキがいた。
「…振られちゃった」
「え?振られた?」
「うん、友達としか見れないって」
いつ告白したのだろう。そして振られてるなんて思ってもなかった。見てる感じ両思いっぽかったのに。
「は〜〜〜、俺の恋終わったわ」
俺の隣に来て外の景色を見るニキ。やっぱりどこかすっきりしたような顔。切なそうに笑う彼の横顔に思わず見蕩れてしまう。
「分かってたんよねあの子は俺のこと恋愛感情として見てないって」
「…そうなん?」
「うん、諦めたかったけど諦められなかった」
さぁーっと風が俺とニキの間を通る。…これは俺にチャンス来たんじゃないか。今気持ちを伝えるべきじゃないのか。
「…俺さ、ずっと昔から好きな奴おるんよ」
「えそうなん?」
「おん、そいつは俺の事一番理解してくれててなんだかんだいって優しいんよ」
「…うん」
なんで俺に話すんだって顔をしている彼に思わず笑いそうになるが抑える。
「でもそいつは他のやつが好きやって俺に相談してきて、あん時は泣きそうになったわ笑」
「…っえ、」
「頑張ってアピールしてんのに全然気付かへんねんあいつ笑」
「俺の方が好きやのにって、なんであの子やねんってりぃちょと話してたんよ笑」
「ちょ、ちょ待って、」
彼を見ると顔を真っ赤にして驚いていた。かわええなと心の声が漏れそうになったが抑えて今一番ニキに伝えたいことを言う。
「ニキのことが好きや」
「昔からずっと、誰よりも好きやねん」
伝えられた。やっとこの想いを彼に伝えることができた。
「…困惑させてるのは分かっとる」
「絶対好きにさせるから、俺のこと見てて欲しい」
ニキの目を見て真剣に伝える。こんなチャンス二度とない。絶対物にするんだ、という気持ちも込めて。
ニキに想いを伝えてから約1週間。
「ニキ〜一緒に帰ろうや」
「あ、まってよぼびー!」
あれから今まで以上にアピールしてきた。俺が近距離で話すだけで照れてくれるようになった。俺のことちゃんと意識してくれてるのが嬉しい。もう両思いだろってりぃちょに言われたがニキの口からまだ「好き」という言葉が聞けていない。それだけが心に引っかかっている。
「…ねぇぼびー?」
「ん?どうしたん?」
「俺さまた好きな人出来ちゃった」
「っ……」
「俺が失恋した時に寄り添ってくれて、くそ優しい奴。」
ニキが失恋した時傍にいたのは俺。胸が人生で1番うるさく働いている。周りの音が聞こえなくなるくらいニキに夢中になってしまう。
「俺ぼびーのこと好き」
彼の口から出てきたのは俺が聞きたかった言葉。 顔が少し赤くなっていくのにつられて俺の顔も熱くなっていく。
「…それはほんまか、?」
「当たり前やん、嘘つくと思う?」
「……マジか、やば、」
喜びが隠しきれない。絶対ダサい顔してる。
「俺と付き合ってくれませんか、」
「……もちろん、ぼびーよろしくね」
「っは〜〜、良かった、」
長年の片思いが両思いに実って思わずニキを抱きしめる。やっと俺のところに来た。もう離さないってくらい強く抱きしめる。
「ぼびっ、くるし…笑」
「もう絶対離さへんからな」
「離れる気ないよ」
小さく俺の腕の中に収まっているニキに胸を撃ち抜かれる。こんなに可愛かったっけこいつ、と思いながら離れて恋人繋ぎをする。
「ねぇ今日ぼびーの家行っていい?」
「別にええけど、急やな」
「なんか、今日はまだ一緒にいたいなって、」
俯きながら耳まで真っ赤にして話すニキ。
「ほんまにかわええな、」
「っえ、?!」
かわいいと言われ慣れてないのか顔を真っ赤にして驚いている。 俺の心臓が持つか不安になってきた。俺の心臓がいくつあっても足りない気がする。
「ほな俺の家行こか」
「…うん!」
まだまだ俺たちの恋はこれから。もっと好きにさせるからな、覚悟してなニキ。
pixivにあげてたのこちらでもあげておきます🙂↕️
新学期始まってから小説書く時間が……😭😭 更新ゆっくりになります🙏🏻💧