素敵な コンテストに 参加 させて 頂きます 🙇🏻♀️
サブ垢で 投稿します とか 言ってたんですけど こっちで 書けたので 😭
時間が 無さすぎて 短いけれど 、内容は 凝った つもりです 😢
2 × 3
過度な 執着 、DV 、共依存
同居 済
※ 比喩 、思考 捻り 有ります
「 さ / みだれ曇に包まれて 」
3 side .
―――
「 はぁ 」と 帰路に 就く 夜の 事 。
溜息 なんて つきたくないが 、それも 虚しく 叶わなく 、じめ っ とした 雨が 霧雨の 様に 降っている 。
溜息は 幾らでも 出るのに 、自己の 気持ちは 出せない この 不器用さ 。
いつにも 増して 嫌気が 差す 。
淀んだ 空気が 流れ 始める 5月 末 。
梅雨が 来るんだと 憂鬱に 。
空気は じめじめ するし 1年の 中 で 1番の 病み期 みたいな もの 。
特に 僕は これと 言った 偏頭痛 持ちで なんでもないが 気分は 悪くなってしまう 。
白「 …… ただいま 」
水「 … ん 、 」
自宅に 着いて リビングへ 向かい 、同居している 彼と 簡単な 挨拶を 交わす 。
それは 単なる 相方に 過ぎないが 、いつからか ― セフレ ― でも あると 思われる 関係に なった 。
悪魔でも セフレで ある 。
一息 着き 、かたん 、と 椅子に 座る 僕を 横目で 見る 相方 。
今日は … ___ 。
水「 初兎ちゃん 、 」
名前を 呼ぶ 彼の 方 を 向くと 、目が 座った いむくんが いた 。
不覚にも びく っ と 身が 強ばってしまう 。
何だろう 、何を されるんだろう 。
近づいてきて 手を 伸ばす いむくんが 怖くなって 目を 瞑る 。
水「 … 傷 、痛い ? 」
すっと 僕の 頬に 触れる 。
添えるような 撫でるような 感覚は よく 分からない 。
おかしいね 、その 君の 手 が 傷を 作っているのに 。
白「 …… 」
白「 だい 、じょうぶ やで っ … 」
声は 震えていないか 、目に 涙は 浮かんでないか 、自分の 全てが 不安に なって 喉の 奥が 熱く なったり 締まったり する 。
いや 、” 自分の 全て “ が 不安じゃなくて ” いむくんを 不快に させてないか “ が 不安なのが 正か 。
水「 … 」
水「 そ 、 」
納得 いったのか いかなかったのか 曖昧な 回答では あるが 、否定は されていなかった 。
そんな ところに ほっ 、と する 。
水「 あ 、 」
白「 っえ … ? 」
水「 …… 」
水「 … 初兎ちゃん 違う 匂い する 」
すん すん と 僕の 首元ら 辺を 嗅ぐ 君 。
その 顔は どこか 不機嫌そうで どう 言葉を 出したら いいのか 分からない くらいだ 。
白「 ぃ 、いむく … っ 」
水「 柑橘系の 匂い … ? 僕 そんなの 使った 覚え ないんだけど 。 」
段々と 声色が 怒りに 満ちている 様子で 僕に 詰め 寄って くる 。
詰め 寄るだけで 済むのだったら まだ マシ 。
ただ 君は いつも ここで 僕の 首に 手を 掛ける 。
苦しいよ 、痛いよ 、そうなんだけど 、
白「 い 、むく … 、 」
水「 何で 違うの ? いつもと 違う 初兎ちゃんは 嫌いだよ 、大っ嫌い 」
いむくんの 貪欲な 気持ちが 僕の 光と なった 気持ちを 隠して しまう 。
まるで それは 分厚い 雲が 太陽に 被さった 時の 様に 。
白「 ごほ っ … ゙、げほ ゙っ ゙ .. 」
水「 ねぇ 何で 初兎ちゃんは 分からないの … ? 僕が こんなに 愛してる って 言うのに 」
悲しそうに 怒る 君の 姿は 美しくて 怖くて 魅力 的 で 何とも 言えなく 、胸が 締め 付けられる 、潰される 様な ” 愛おしさ “ を 感じた 。
梅雨 。
・ 梅 潰れ 時 で あって 、熟した 梅が 潰れていく 。
僕は いむくんの 顔で 自分の 胸が 潰れそうに なる 。
僕たち 2人の 思いが 必ず 一緒に なる 事 は 絶対と 言って いいほど ないだろう 。
「 差 乱れ 曇に 包まれるから 。 」
情緒で 乱れる 水色の 君と 、
DV 彼氏に 乱れる 白色の 僕と 、
紫陽花の 様 に 色 鮮やかな ” 差 “ の 乱れ ( 淫 ) の 汚い 考えな 曇が 包むから 、
湿気 が 起こるんだ 。
コメント
17件
えぇ!表現うまうますぎないですか!?🥹🫶🏻 白くん嫌がってそうだけど実は依存してそうなのが良いです… 今の季節っていうこともあって見やすかったです!👍🏻✨ それにタイトルの意味もじわじわ~っと分かってくる感じ最高です…