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学校に戻ってきた頃には
ホビヒョンもハン先輩も見失ってしまっていた。
🐰「はぁっはぁっ…」
ハン先輩はどこへ行ったんだろう…
ホビヒョンについて行ってなければいいけど。
またホビヒョンに何かあったら僕は…
🐰「ホビヒョン〜どこですか〜?」
教室をぐるぐる探し回っても見つからない。
🐰「もう帰ったのかな、」
僕の杞憂だったかもしれない。
🐰「んー、あっ!そうだよ!電話すればいいんだ!」
僕ってバカだなぁ。
スマホっていう超便利アイテムがあるのに。
ホビヒョンに電話してから帰ろっと。
🐰「全然出ないなぁ。」
いつもならすぐ返事をくれるヒョンなのに…
嫌な考えが頭に浮かぶ。
🐰「ホビヒョン?」
まさかと思い学校の裏庭に出る。
ここは物騒なとこだから普段誰も近づかない。
🐰「まさかとは思うけど…」
暗がりの中一歩踏み出した。
コツっ
🐰「ん?」
靴が何かに当たった音がした。
🐰「やだ、怖いよ。」
恐る恐るスマホのライトを下に向ける。
🐰「うっ!」
🐰「ハン…先輩?」
ハン先輩が血まみれで倒れていた。
🐰「う、うわぁぁぁぁ、」
あまりの光景に先輩を助けることなく
裏庭から飛び出してしまった。
犯人が近くにいるかもっ、
僕は無意識にダンス部の部室に駆け込んでいた。
🐰「ああっ、?ホビヒョン…?」
そこには水道で手を洗っているホビヒョンがいた。