【崩れる】の続編
fwak
♡喘ぎ、濁点喘ぎ有
akn女体化注意
幸せはっぴぃえんど
『あき、な……あきなって、
____女の子、だったの…?』
ふわっち…不破くんに、俺が女だとバレた日から二週間くらい経っただろうか。
あれから不破くんに連絡はしていないし、不破くんから連絡が来ても全て無視をした。
毎日来ていた連絡は一週間を過ぎた頃から来なくなった。
「…いや、いやいや無理だよ今更」
ある日、俺は親友である黛灰とカフェに来ていた。
珍しくまゆの方から誘ってくれたこともあり、とても楽しみにしていたのだが…
まゆが指定したお店は、不破くんの家から近いところにあるカフェなのだ。
…真昼間のこの時間に不破くんがいることはないだろうと思ってはいるが、もし居たら気まずい。
俺の目の前に座るまゆは、頼んだパンケーキを一口食べて俺に言う。
「どうして?」
「だ、だって…今更、分かり合えないよ…
女なのに、男であろうとした俺のことなんて、尚更…理解されない」
俺がそう言うと、まゆは不思議そうな顔をした。
「じゃあなんで俺には話してくれたの?」
「そ、れは……まゆ、ハッカーでしょ?だから、先に話しておこうかなって…」
「俺に話してくれたのも結構話すようになってからだよね?
俺と仲良くなる前から明那の性別について知ってたとは思わなかったの?」
「……考えた、けど…まゆには自分から話したくて」
そう言った俺に、まゆは少し微笑んだ気がする。
でも、それも一瞬でまゆは真剣な表情になった。
「不破くんには話さなかったんだ」
「ッ……」
まゆは、俺と目を合わせる。
吸い込まれそうな程綺麗な瞳が、俺を捕らえた。
「不破くん、明那と連絡が取れなくなってから毎日俺に連絡するんだよ。
【明那は元気?】って。」
俺が勝手に連絡を無視しているだけなのに、不破くんは俺のことを心配している。
俺が不破くんに何も話さなかったから、。
「不破くんがどんな人か、なんて…明那が一番わかってるんじゃないの?」
「…う、ん……」
「それに、好きな人に距離を取られるっていうのは凄い辛いことだからね。」
「……え」
「ね、不破くん。」
まゆが俺を、
いや、俺の後ろを見て微笑んだ。
俺の、うしろ。
不破くんの、なまえを呼んだまゆ……
ゆっくり、後ろを振り返った。
「……さすまゆぅ…ね、明那。俺とお話しよ?」
「え、ッあの」
「不破くんの家、そばでしょ?ほら行ってきな明那」
有無なんて言わせない。
そんな雰囲気を漂わせる2人に、俺は何も言えず不破くんの家に連れ込まれるのだ。
「…」
「……」
お互い、無言の時間が続く。
不破くんの家に着いてから、リビングのソファに座らされるかと思ったら
普段不破くんが寝ている寝室まで連れてこられた。
ベッドの上に座るよう促され、大人しく座ると不破くんも俺の隣に座った。
「…ッあ、の…ふ、不破くん…?」
このまま無言のままはいかがなものか。
そう思った俺は、心臓をバクバクさせながら不破くんに声をかける。
相手の顔をみるのは怖かったため、俯きながら言葉を紡いでしまったが。
「……もう、俺のこと【ふわっち】って呼んでくれへんの?」
「ッあた……お、れなんかに呼ばれても…不快でしょ?」
ふわっちは、優しい。
この場面で、連絡をずっと無視してきた俺のことを少しでも責めるべきなのに一切責めない。
「俺、不破くんのこと騙してたし…」
「明那」
「ずっと自分は男なんだって思わせておいて、実は女でしたー!なんて…
気持ち悪いでしょ」
「明那、」
「俺なんかと居なくても、ふわっちには沢山友達いるし…あたしなんかいなくても」
「明那!!!!」
ふわっちが俺のことを呼ぶ声をひたすら無視して言葉を発していると
ふわっちは俺の肩をガシリと掴んだ。
そのまま引き寄せられたかと思うと、目の前にふわっちの綺麗な顔が広がる。
・
・
・
え?
「ッん゛ぅ!!?」
「ん、は……ッ明那は、わかってない。
俺が、どれだけ明那のことが好きで、大事で仕方ないのか。
性別?どうだっていいよ。俺が好きなのは【三枝明那】なんだから。
は~…こんなことなら早く既成事実でも作ればよかったかなぁ…
そしたら明那が俺から離れることなんていっちびょうも無かっただろうに……
こんなことなら早くシてしまえばよかった。」
「ふ、わ……ッ」
唇が離されたかと思えば、ベッドに押し倒される。
ふかふかのベッド。
俺の腰があがるように、ふわっちは自身の太ももに俺のふとももが乗るように抱えた。
「あきなは、女の子、なんだよね?」
「へ、、ッぁう!?」
「靴脱いだ時とか…靴履いてる時より背が小さいから本当に俺と5cm差?って思ったけど…
靴で身長盛ってたなら話は別か。」
「ッ…っ♡♡」
ふわっちは、まるで世間話をするかのようなトーンで俺に語り掛ける。
その際、俺の、その……股のきわどい所を撫でるから、身体がはねてしまう。
「あきなあきなぁ~、なんで俺に隠してたの?どうして?俺のこときらい、?」
ふわっちのその言葉に、俺は弾かれるようにして口から言葉が出た。
「そ、ッそんなことない!!俺が、おれがふわっちのこと嫌いになるわけない!!!!
ふわっちに嫌われたくなくて、ふわっちのことが好きで、…………ッぁ…」
一度口から出た言葉は、取り消せない。
俺は、ふわっちに “好き” だと伝えてしまった。
伝える予定なんてなかったのに、伝えてしまった。
ふわっちの顔が怖くて見れない。
性別を騙してた上に、そもそも友達だと思っていたであろう相手から告白をされるなんて。
とんだ悪夢だ。
「……ふふ、俺もすきだよ明那。」
「…へ、?」
「お互い好き同士なら、シてもええよな?」
ふわっちの言葉を理解する隙も無く、再び綺麗な顔が俺の唇にキスを落とした。
「あ゛ァ~~ッ♡♡♡♡なにこれ、ッしらな、ぁあ゛ッ♡♡」
「ん~?気持ちいでしょ?ここ明那の弱いトコだからね」
明那を押し倒した後、履いていたズボンを脱がしてパンツ越しから優しくこする。
かわいらしいクリトリスを指で撫でれば、大袈裟かと思うくらい腰を跳ねさせた。
「……明那、もしかしてこういうの経験ない?」
「は、ぁ!?あるわけ、ッんぁ♡♡なぃ、!!!」
「じゃあ俺が初めてなんだ……ふふ」
明那がこういうことの知識が思ったより無いことは知っていたが、経験すらも無いとは。
嬉しい誤算であった。
クリトリスを触っていた指をそのまま下の方へ下ろしていき、俺を受け入れてくれる入口に指をそえる。
「…ふ、明那のここ濡れてる」
「ぁ、~~~ッ!!!や、なにッどこさわって、んんッ♡」
パンツを少しずらして、しとどに濡れている穴に人差し指をいれる。
ゆっくり、慣らすように。
指の付け根までいれれば、明那は無意識に止めていたであろう息を吐いた。
「は、ッぁぁ……♡ッま、って…ふわ、っ」
「むり、待てない」
きゅうきゅう指を締め付けてくる明那のナカはきっと気持ちい。
ナカを押し拡げるように動かし、指を増やしていく。
その度に小さく喘ぐ明那は本当に可愛い。
指を三本まで増やした時、所謂Gスポットと言われる場所をぐりっ♡と押し込む。
「ぁ、ぁ……ッン゛ぁ!!?♡♡あ゛ぁッ、んんぅ♡♡♡♡」
「きもちぃ?あきな」
「ぅ…ッ♡んッ♡きもち…ッ」
「じゃあ、もっと気持ちいことしよっか」
俺がそう言うと、明那は不思議そうな顔をして俺を見つめた。
…まるでこれからやろうとしている行為すらも知らなさそうなんだけど……
セックスは…流石に知ってるよね?ねぇ…?
そんなことを考えながら、自分のズボンとパンツをおろす。
そのあいだ、明那は不安と期待が混じったような顔をしてじっと見つめていた。
「……明那、いい?」
「…ゃだ、って言っても……するんでしょ…」
「それは…まぁ……そうだけど」
「…い、いよ……ッおれ、はじめてだから……その」
自身の赤メッシュをくるくる指に絡めていじりながらチラチラと俺の顔を見る。
モジモジと恥ずかしそうにしながら、意を決したように言葉を続けた。
「____やさしく、してね…?」
顔を真っ赤に染め、涙目で俺に訴えかける明那に何かが千切れるような音がした。
___ち
___ゎ、っち
「ふわっち、ぁ゛ッ♡♡ン゛ぁっぁ゛!!ぉねが、ヒぁあ゛っ♡♡とまっれ♡♡♡とま、ッ~~~~♡♡♡♡」
「…ッぁ、れ?明那…?」
何度も名前を呼ばれた気がして、意識がフッと戻る感覚がした。
目をぱちくりとさせ視線を下にずらすと、溢れるほどの涙を流し息も絶え絶えな明那が居た。
…あれ、俺、なんで
明那に指をいれた所までは覚えてる。
でもそれ以降は?……理性が飛んでいたのかもしれない。
もしかして明那に無理をさせてた?
ただ明那に俺の気持ちを知ってほしかっただけなのに。
「ごめ、ッごめん明那!一回抜くね!?」
「ッまって、今抜いたらだめっ、だめだめだめ、ッ~~~~ぁあ゛ッ♡♡」
明那のナカから抜こうを腰を少し引いた。
半分くらいまで抜いた所で、締め付けがとても強くなった。
ぎゅう♡ぎゅうぅ…♡と締め付け、身体をビクビクさせながら明那が達した。
肩を震わせ、涙で濡れたまつ毛を揺らして、はふはふと息をして、、
目に毒だ。
可愛い。かわいすぎる。
「ぁんッ………んん…♡っふ……はぁ…はぁ……♡♡♡」
「あ、あきな…だいじょうぶ……?」
「ふ、ッ……ふぅ…だい、じょうぶ……」
明那を落ち着かせるように、優しく頭を撫でる。
下手に動くとまた明那がイくかもしれないので、じっと待つ。
……正直めちゃめちゃ動きたい。でも明那の身体の方が大事。漢不破湊見せます。
「…ふふっ……さっきと別人みたい」
「うっ……やっぱり俺、無理させちゃった?」
「ん…何回も止まって、って言ったのに全然聞いてくれなかったし…
体勢も、ま、前からだけじゃなくて…後ろからもされた……」
理性飛ばしてる俺何してる!!!??!?
正常位だけではおさまらずバックもしたの!?!?!??
何してるの本当に!!!!不破湊!!!
「ご、ごめんなあきなぁ……っ」
「別に謝らなくてもいい………嫌じゃ、なかった…」
「あきにゃ……!!」
明那に対して酷いことをしたかもしれないのに、それすらも許してくれる明那は本当に優しい。
明那のことがより一層好きになる。
俺のことをもっと好きにさせるはずが、俺が好きになってる。
「……明那、俺本当に明那がすきだよ」
「っ」
「明那の性別が男じゃないからって、ここから先関わらなくなる訳じゃない。
女の子だって知ったからって、今までと態度が変わるわけじゃない。
俺は、どんな明那でも好きだよ。俺は三枝明那を好きになったんだから。」
俺がそう明那に言った途端、落ち着いたかと思った明那の瞳から涙があふれる。
大粒のような涙を流す明那。
綺麗な瞳が、更に綺麗に見えた。
「明那、好きだよ。好き、大好き。」
「ぁ、ッふ…ぅう゛~~……ふわっち、ふわっち…!」
俺の首に腕を回して、グッと抱き寄せられる。
肩に顔をうずめ、時折肩に涙が落ちる感覚にくすぐったさを感じながらも
明那のことを抱きしめた。
「すき、すきなの……ッふわっちのこと、好きなのッ
ずっとずっと好きだった…っ」
「うん、俺もすきだよ」
俺のことが心の底から好きなんだと言うような声色で何度も告げる明那。
それに応えるように、俺も明那に愛を告げる。
「おれが、おんなでも…ッ一緒に、いてくれる?
ずっと、ずっとずっと仲良くしてくれる?」
「当たり前でしょ?ずっと一緒。明那が俺から離れようとしても、絶対離さないからね。」
そう言えば、明那は安心したように瞼を閉じた。
……いやいや、待って?明那。
「寝かせないよ?」
「ッひぁ゛!!!?♡♡」
ずちゅッ♡♡
なんて音を立てながら奥までいれれば、腰に響くような甘い声が目の前の愛しい子から発せられた。
このまま寝ようとしていた明那を快感で目を覚まさせれば、目をパチクリとさせた明那と目が合った。
「折角明那と両想いになったのに…ねぇ、あきな」
「ッんぁ♡…ぁ、ッんん♡」
ゆっくり腰を動かし、明那の弱いトコを責めながら耳元でささやく。
俺がひとこと、ひとこと囁く度にピクりと反応する明那が可愛くて調子に乗ってしまう。
「次は明那のこと、ちゃんと愛させて?」
「ぅ、ぁ…っ♡♡にゃ、ぅッ…♡♡♡」
何度も小さく首を縦に動かしてオーケーサイン出した明那。
猫のような声で喘ぐ明那に思わず腰を強く打ち付けようかと思ったが、グッとこらえる。
「…明那、俺の上に座って。」
「ぇ、あっ…あ、んんぅ゛ッ♡♡ま、っこれ、さっきよりふか、ぁっ♡♡♡♡」
明那の身体を起こして、膝の上に座らせる。
自重により正常位よりも深く俺のものがはいることに気づいた明那が俺のことを止めようと
肩に手を乗せ、ぐぐっと力を込めて上に上にとあがろうとしたが
今までの快楽によって力が入らないのか、大した力も入らずに俺の肩に手を添えてるだけになっていた。
「明那、明那、あきな…ッあきな♡♡」
「やぅッ♡♡♡はげし、ッお゛く、きもちぃ…♡♡ん゛ぅぁッ♡」
俺が動くたびに喘ぐ明那。
こんなに可愛い声をしていて、よく今まで女性だとバレなかったものだ。
それほどまでに徹底していた、ということになるが。
「あきな、これからは、ッん…俺といっしょにいても、女の子として、ッ振る舞ってくれる?」
「んんッ♡ぅん、うん゛ッ!!おんなのこ、なるッから、ぁッ♡♡や、ぁ゛ッ♡おく、おくらめっ♡♡」
「でも凄いちゅーしてくるよ?俺のこと大好きなんやなぁあきな…♡」
「ぅ゛、ッすき…ふあ、ちのことすきっ♡♡好きらかぁッも、やァ゛!♡♡」
とちゅ♡とちゅッ♡♡
明那の奥、子宮口を優しくノックする。
すると少しずつ俺のことを受け入れてくれているのを感じる。
「あきな、ッあきな……愛してる」
「ぁ、ぁッ♡や、はいっちゃ、入っちゃッ___ぅあ゛っンん゛ん゛~~ッ♡♡♡♡」
ビクビクと俺の上で揺れる明那。
ぽろぽろと涙を流している。
「明那、大丈夫?平気?」
「ぁ…っ♡ぁ…?♡♡ん、へ、ぃき……ッ♡
す、ごぃ……おなか、ふわっちでいっぱいだね……」
えへへ
なんて笑う明那に、俺の中の天使が囁いた。
『こんなに可愛い子、食わないでどうする?
据え膳食わぬは男の恥だ。食え不破湊。』
わかった。天使(悪魔)がそう言うなら。
「あきな………マジで、寝かさん。」
「へ、?ッぁン!!?♡♡♡♡♡」
明那の可愛い声が耳に入る幸せを感じながら、俺らの長い夜が始まった。
「……ん…?」
鼻孔に香るいい匂い。
重い瞼を開ければ、そこには見慣れた天井……でも、自分の家ではない。
ふわっちの家だ。
「…ぇ、ふわっちの家?ッぎゃん!!!!」
状況を理解するや否や、さっさと起き上がろうとベッドから降りるが
足に上手く力が入らず膝を思い切り床に打ち付けてしまった。
派手な音が鳴ったかと思えば、ドタドタと足音が部屋の外から聞こえる。
ガチャ!!!と思い切りドアが開けば、そこにはエプロンを付けたふわっちが居た。
「明那!!大丈夫か!?」
「ふ、ふわっち……」
「足しんどいやろ?つか腰も痛いだろうし…」
「ぁ、え……腰…?」
ふわっちにそう言われ、腰を少し動かしてみると鈍い痛みが腰に走った。
思わず声が出てしまい、更にふわっちに心配される。
「歯止めきかんかった……ホンマごめんあきなぁ…っ」
泣きそうな顔でこちらを見るふわっちに、許さないという選択肢が出てくるわけもなく。
これが惚れた弱みか。
「大丈夫だよ、気にせんで?……ふ、ふわっちが…ぉせわしてくれるでしょ…?」
「…!!ッうん、勿論!!!!あ、ご飯できたからこっち持ってくるな!」
「え!!?いや、向こうで食べるよ!そのくらい移動できるし…」
「じゃあ明那のこと背負っていくからな!!!!」
「は!!?ちょ、俺重いからまッぁぁあ~~!!!!!」
……朝から騒がしい。
でも、ずっとこうしたかった。
ふわっちと仲が悪くなるなんて、話せなくなるなんて考えただけで心が苦しくてしかたなかったから。
だからこうしてまた話せるようになって嬉しい。
「……ふわっち、ありがとね」
「んぇ??ッんく……なにが??」
朝食を食べながらふわっちにそう言えば、口いっぱいに入れていた食べ物を飲み込んだふわっちが不思議そうにこちらを見た。
すると、クスクスと笑う。
「ふふっ……俺の人生に明那が居ないなんてもう考えられんからな~
…大事な、俺の恋人。」
心底愛おしい。
そんな顔で俺を見つめるふわっち。
……ぶわっ、と顔全体が熱くなるのを感じた。今絶対顔真っ赤だ、俺。恥ずかしい。
「かわいい」
「ッかわいくない、!」
「明那は俺のお姫様よ?」
「も、ほんと……はずいからやめてや…」
降参しましたと言うように両手をあげれば、声をあげて笑ったふわっち。
…ふわっちの笑った顔、好きだなぁ。
これからもずっと見れたらいいな。
「ところであきにゃ」
「…?なに、ふわっち……」
「あきにゃに似合うかわいいスカート見つけたんだけど…履いてくれる?」
「……ッへ、!?な、なんッなんでスカート持って、!!!?」
意地悪そうな顔をしたふわっち。
その目は、何故かふわっちが持っているあのスカートを履くまで絶対に逃がさないぞと言う瞳をしていた。
「…………ッこ、これで…いい……?」
数分後、俺は大人しくふわっちに従って
差し出されたスカートを履いてふわっちの所へ戻った。
スカートなんて履くのは久しぶりで、恥ずかしくて思わずスカートの裾をぎゅっと握る。
ふわっちの影が動いたかと思えば、グイッと腕を引かれてソファへと押し倒された。
「ッぅわ!!?ちょ、ふわ、っんん!!ん、ッんぅ♡♡」
「ん、ッは……流石にかわいすぎかぁ…あきな………♡」
「ッぁあ゛♡♡♡も、やぁッ♡らめっ♡♡にゃ、ぁ゛~~~ッ!!♡♡♡♡」
そこからの記憶はない。
ただ、ずっとふわっちに愛されて幸せだったことしか覚えていないのだ。
今まで悩んでいたことが馬鹿みたいに幸せだった。
明那は、わかってない。
俺が明那のことをどれだけ好きかなんて。
あれで終わりだと思ってるの?
馬鹿だなぁ、明那は。
なぁ明那。
明那がライバーやめても、問題ないよ?
俺が養うから。
ホストとライバーの俺がどれだけ稼いでるか、なんてわかりきってるだろ?
なぁ、明那。
楽しみだね。
「……はやく、妊娠しないかなぁ」
自身の下で、息も絶え絶えになりながら小さく喘いでいる明那。
そんな明那のお腹を優しくさすりながら、そう願った。
明那のナカから自身を抜き、ゴムを外す。
膨らんですらいないゴムなんて縛る必要もないので、そのままゴミ箱へ投げた。
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