「べるさん!きみ、ちゃんとしてる!?」
「してるよぉぉぉ!!!」
こんにちは!どうもべるです!!
今、何が起こっているかと言うと………黒熊(あふぇさん)に地獄の訓練をさせられていますっ!
「あふぇさん!!もうやだっ!!」
もう、へとへとだよぉ〜!!と言うとあふぇさんは
「う〜ん……まぁ、…そろそろ疲れる頃かぁ……。じゃあ次は勉強だね」
「えっ…」
べんきょう……?何それ、おいしいの…?
「違う、違う。そんな数学とかじゃないよ。もっと簡単なやつ」
「何だよ……?それ以外とかぁ…!?」
……あっ!もしかして!図工とか!?あふぇさんイラスト上手いし!!
「そんなものじゃないよ……」
あふぇさんはまた私の心を読んで言った。
「違うのぉ……??なら、何…?!」
「……第一問!」
「へっ!?」
ちゃ、ちゃーらん…?
「幽霊を退治することで一番大切なのは!?」
「えっと、気持ちを静めること!?」
「えっ!?正解!!何で!?」
「…、逆に分からない問題を出してきた自覚があったことのほうが私はびっくりなんですけど?」
「じゃあ、…第二問!」
「はいっ!」
「敵が現れた時にする行動で正解なのは?
①逃げる ②敵と会話 ③攻撃に集中」
「①の、逃げる!!!」
「……そんな事したらすぐ死ぬ!正解は③の攻撃に集中!!①と②とかやってたら隙ありまくりになるからね!」
「私のもっとうはすぐ逃げるなんですけど〜!?」
「そんなもっとうは今日でさらばだね!!☆」
「やだよ!!」
「じゃあ、第三問!!」
「うわーん!!」
「幽霊はどうやって現れる?!」
「普通に幽霊のまま!!」
「不正解!!誰かに化けて出てくる!」
「え〜??!」
「第四問!!幽霊の見分け方は!?」
「ないっ!!」
「ありますぅ!!性格とか見た目とか!!」
こんなのが三十分ぐらい続いた時
「べる」
何故かななっし〜が来たようだ。
突然ななっし〜が後ろに来て声をかけられた。
「どうしー」
どうしたの?と聞こうとしたら突然あふぇさんから口をふさがられた。
(な、何で?)
「あふぇりるさん、私、べるを取り返しに来たので。返してください」
ななっし〜の目は黒色に光った。
………えっ?
黒色……?ななっし〜の目は綺麗な空色なはずだ…。
ってことは……?こいつ偽物…?えっ、…違うよね…、?だって、…こんなにも同じなんだもん……
「……べるさん。それ以外にも違うところがあるでしょ」
「はっ?」
ち、ちがうところ……?
違うところ、違うところ……
『べるさんは、私の大親友!!大好き!!』
そうだよ。私はななっし〜の大親友。違う所とかすぐ見つけれるんだから……!
……そう、大親友……。幽霊は多分そこを突っかけてきている。普通の親友だったら…多分
さん付けなんてしないよね…、?でもななっし〜は、私をさん付けで呼んでいる…!
でも!!このななっし〜はさん付けで呼んでない!!
偽物だ!!多分!!
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