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しばらくお祭りで遊んでいた時
ヒュー……ドンッバラバラバラ…パチパチッ
なんて音と共に夜空を彩る大きな花が咲いた
渚桜)!!もう上がり始めちゃった
空を見上げてそう呟くと水っちゃんが「もっと綺麗な所で見るか?」と声を掛けてきた
渚桜)ん〜…見たいけど……いい所あるの?
と聞くと水っちゃんが私の手を引っ張って人の群れを掻き分けて進んだ
渚桜)わわっ、迅達はいいの!?
水上)えーよえーよ、教えるし
渚桜)ちょ、んもー!
大人しく手を引っ張られたまま着いていく
屋台から少し離れた高台
水上)どうや?落ち着いて見れるやろ
渚桜)そうだね〜とっても綺麗
2人でベンチに座っていると後ろから「渚桜〜!」と、声を掛けられ後ろを見ると駿がにっこにこの笑顔で走って抱き着いてきた
渚桜)んわぁ!?
駿)渚桜渚桜!りんご飴といちご飴どっちがいい?
渚桜)ん〜…いちご飴かな
駿は私の膝に座って持っていたいちご飴を差し出してくれた
渚桜)ありがと、駿迅達は?
駿)ん?えっとね…直ぐに来るってさ
渚桜)そっか、はい水っちゃん
水上)ん
駿からりんご飴を受け取って手渡す
渚桜)おー、綺麗だね〜
駿)だね〜平和で安心するよ〜
ヒュー……ドンッ…バラバラッ……と綺麗な花が夜空いっぱいに広がる
水上)渚桜、りんご飴食うか?
渚桜)!!食べる〜!
差し出してくれるりんご飴をシャクッと食べる
渚桜)ん〜おいし♪
りんご飴を1口食べたあとはいちご飴をパクッと食べ満足気な顔をする
駿)良かったね〜
渚桜)美味しいけど…駿、暑いよ笑
駿)え〜!いいじゃん
渚桜)ダーメ
駄々をこねる駿を抱っこして駿を下ろす
渚桜)んも〜…
駿はパクッとたこ焼きを食べている
渚桜)フフッ
この後、全員が来て一緒に花火を眺めていた
次の日には午前は遊び午後には本部に帰った