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こんにちは!
さんちゃんです。
今回は、番外編です!!
では、見ていってください。
どうぞ!
「お前さ、最近楽しそうだよな。」
大学の広場内。
まぜ太と友人2人が駄弁っていた。
1人は、まぜ太と高校時代からの友人、あっと。
もう1人は、大学に入ってからの友人だ。
まぜ太は、嬉しそうに微笑む。
「…そうかもな。」
その声は、幸せそのものだった。
「もしかして、彼女できたとか!?」
大学に入ってからの友人は、身を乗り出した。
それを、あっとが止める。
「…お前、やめろ。アイツの恋人は…」
何かを察した友人。
「…あ、ごめ…」
焦ったように、言葉を詰まらせる。
「…言ってなかったっけ?行方不明なんだよ。でも、全然大丈夫。もう吹っ切れたんだよな。…新しく可愛い恋人できたし。」
まぜ太は、晴れた空のような明るい笑顔を浮かべた。
曇りのない、綺麗な笑顔だった。
でも、その笑顔に2人は違和感を覚える。
まぜ太は、購買へ歩みを進める。
その姿を見て、1人が小さくつぶやいた。
「行方不明?…心配だな。」
「なんでだよ、もう吹っ切れたって…」
あっとは、怪訝そうな視線を向ける。
「俺の母さんがそうだった。」
友人は、小さい声で、言葉を紡いだ。
「親父が死んで、何ヶ月、何年経っても、親父にそっくりな人ばっかり選んで付き合ってた。…でも、すぐ「あの人はこんなこと言わなかったのに!」ってキレ出してさぁ。」
本当に困るよな。
そう言わんばかりの表情だった。
「親父の好きだった銘柄のタバコとか、好きだった酒とかを極端に避けるようになったし。」
友人は、あっとの方を見つめた。
真剣な瞳だった。
「あっとは、俺よりも長い間アイツと一緒にいただろ?なんか変わったな、とか思わなかった?」
「…確かに最近、すごく幸せそうだな、とは思ってた。それと、少し“いつもより様子がおかしいな”とも。」
「…母さんが、病院で「悲しみが長引いてる状態」って言われてた。…最近、アイツからあの時の母さんと同じ感じがする。」
先を歩くまぜ太を見つめる目は、彼を案じているようだった。
「似てる人に異常に執着してないか、元の恋人の好きだったものに過剰に反応してないか…他人の癖に、心配になっちゃうな。」
しばらくの沈黙が流れる。
「…空気悪くしちまったな。ごめん、早く行こう。」
「う、うん…」
あっとと友人は、まぜ太の背中を追いかけていった。
コメント
3件
まぜち?けちゃと幸せに過ごしてね!前の彼女のことなんて忘れてもいいんだよ
うわ…これ、めっちゃ胸に刺さったよ。 まぜ太の“晴れた空のような笑顔”が、逆に怖くてさ。友人の「似てる人に異常に執着してないか」って言葉、重すぎる。行方不明の恋人と新しい恋人、その間で何が起きてるのか気になって仕方ない。さんちゃんのこういう“明るいのに闇が見える”描写、本当に好き。続き、読みたいな。
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