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冷凍食品
病院から帰ってきて、数週間は経った。
中にいる赤ちゃんは次第に大きくなってくと同時に俺のお腹も重く大きくなった。病院で検査した時も、 前に見た豆粒な姿が頭と小さな身体が出てきていたのだった。
今日も車で送迎してもらい、病院で慣れ親しんだ受付の女の人と話す。他の看護師からは今担当医が患者の治療に手こずっていると。 待とうと 受付の前にある空いてるソファへと行き、座る。
赫「…っ、しょっ、、と……」
重たくなったお腹は座るだけでも気を遣わなきゃいけない。それでも、病気も怪我もなく安全に産まれてきてくれる為に今は我慢するしかない。 膝に大きなお腹を乗せるように座り、撫でながら温めてあげる。
すると、一般の2人の女性が受付を終わり、仲睦まじく話しながら俺が座ってる待合用の椅子の元へ向かって来る。俺は特に気にせず待っていたが、俺の腹に対する痛い目線を感じてしまう。女性2人はそのまま俺が座ってる数個後ろの席に座った。
「…ねぇねぇ、あの人妊婦さん?」
「違うでしょ、太ってるだけよ」
「でも顔周りとか明らかに太ってなかったじゃん、しかもイケメンだし」
「確かに…でも男性で妊娠なんて、有り得ないでしょw」
「あれじゃん、動画に流れてくる電車の席に座りたくて怪我人のフリしてる人のやつw」
赫「………」
女の気持ちが少しだけ分かる気がする。よく高校でも、気に入らない子がいると集まってコソコソと話をする女達がいたっけ。毎回いるまと怖ぇと言いながら見ていたわ。
そんな事を思い出しながら、後ろからのくすくすと笑う声が聞こえてくるのを気にしないフリを貫く。聞きたくない声に俺は重い腹を支えながら立ち上がり誰もいない、声の聞こえない別の場所へと移動した。
『ストレスを貯めていると産まれた胎児にも影響を受けるので___』
医者からそう言われてから、毎日俺なりに健康的な日々を過ごすように意識し始めた。
今の暮らしをしていて暗くなりそうになる時は家から持ってきたゲームをやってみたり、 たまに痛くなる腹を忘れるように外に出てみたり、自分の機嫌は自分で取れるようになってきていた。
赫「…変わってるよ、俺…」
誰もいない空間に話しかけるように呟く。 いつもストレスを溜めて、友達の前でも 苦しい思いを隠して笑うことが多かった。
それでも、やっぱり見抜いてくれるのはいるまで。
なんの気もない話をしてるのに、俺の顔を見れば分かったような顔をして。でも聞き出すんじゃなくて、俺が話したいタイミングを待ってくれていて。
一時期、溜めていても俺が話してこなかった時は、俺の家の前で笑顔で言われた。
『…俺、お前の話を聞くのは全然嫌じゃねぇからな?』
その時の俺は耐えきれなくて、家に招いては泣きながら話をし、溜めすぎだと怒られた記憶がある。
こんな時でも、お前の顔が鮮明に出てくる。
赫「っ……___」
やめてくれ。 今の俺にとって、お前は根源みたいな物なんだから。
お腹を擦りながら受付の近くを少し歩いて気分を落ち着かせる。そんな姿を見られ、心配そうに駆けつけて具合を聞いてくれた受付の看護師。
何もないと笑顔で答えるも気を遣ってくれてるのか別室へと案内され、後で担当医にここに来るようにと伝えてくれることになり、感謝を述べながら頭を下げた。
椅子と机、白いベッドしかない静かな場所でゆっくり過ごす。誰かと話したお陰か、さっきまで頭にいた彼との思い出は消えていた。
待っていると部屋の扉からノックが聞こえ、担当医と看護師が入ってくる。椅子に座ろうと腰を上げるが、医者から止められベッドに腰をかけたまま日頃の食事や運動、軽めの質問を話してから検査を始める。
病状も怪我も問題なく、お腹の中にいる赤ちゃんもすくすくと育っていた。このまま継続していけば、元気で健康に産まれてきてくれると言われ安心していると、看護士から明るい声で提案される。
「なつさん、そろそろ赤ちゃんの性別を見てみましょうか!」
赫「……え?」
性別、という2文字が頭に流れてくる。ずっと赤ちゃんを産むことしか頭になかったため、性別など何も考えていなかった。
「だと思いました笑
きっと産むのに必死になってて気づかなかったのだと思うんですが、もう性別が判明できる頃になっていますよ」
赫「………」
「性別が分かっていれば心持ちもできますし、出産後の準備もやりやすいですよ?」
笑顔で説明してくれる看護師を見て、思わず医者に目線を向けてしまった。迷ってしまってる俺に助けを出してくれるかのように医者も笑顔で頷いてくれている。
赫「…ッお願い、します…」
医者は嬉しそうに頷いて、準備をするからと待っててくれとまた待合用の椅子のとこに行った。緊張はするも少し楽しみで、どちらの顔に似てるのだろうと考えてしまって
できれば、彼に似た男の子がいいなって思ってしまう。
腹を撫でながら考えていると準備が終えたのか医者に呼ばれ、別室へと入っていく。診察用のベッドへと寝転がり、エコー検査みたく腹に超音波を当てられる。少しピリピリする感覚が未だに慣れない。
「あ、この子ですね!」
その声に反応するように映像を見れば、何度も見てきた自分の子供が丸まって眠っている。
だが白黒で映ってるからか、この子をよく見ても性別が分からない。これはへその緒なのか?ちんこなのか?とアホみたいな感想を口に出さず頭に思い浮かばせる。
医者と看護師は1目見ただけで分かり、にこにこと笑いながら俺に教えてくれた。
「この子は___」
「____………」
春の優しい匂いがする。
入学式の時、着慣れない制服を身にまとって、 彼と一緒に登校してる時に見た大きな桜の木はまだ枯れずに咲き誇っていた。
風になびくシャツとジャケット。きっとこんな俺を見て、アイツならムカついて俺に飛び込んできそうだな。安心しろよ、第二ボタンだけは取っといてんだから。
今年も一緒に見る予定だった桜の木の下には、俺だけになってしまった。
茈「___なつ……」
急にこの街からいなくなった俺の大好きな想い人の名前をぽつりと、無意識に呼んでしまっていた。
別れたあの日からずっと探している。
アイツに謝りたい。アイツに辛い思いをさせたままどこかへ行かせたのだから。
そんで、もう1回___
茈「……ごめんな、なつ。
まだ、俺は諦めたくねぇんだ…」
多分、いや、きっとあのヒートのせいでアイツは授かってしまったんだろう。あの時見た発情期って単語だけで怯えてる表情をしたアイツを見て察してしまったのだから。
俺の事を思ってアイツはそう言った、と思いたい。 別に気持ち悪いと思っていないし、寧ろ嬉しかったのに。
赫『__ッ…ごめん、なさぃ”ッ…』(ポロポロ
茈「っ……」
大丈夫、全部俺が悪いから。
ちゃんと会って、話して、謝って、またいつまでも一緒に居たいから。
茈「…会いてぇよッ、なつ」
早く、姿を表してくれねぇかな。 今だけはお前がいないせいで、俺ここまでどうやって過ごしたか分かんねぇんだよ。
家まで行ってもいないしキレられたし、家の前までチャリで来て、出てこねぇかなって待ち続けて何回も遅刻をしたし。
ひでぇ奴だな、お前、笑
桃「いるまー!今からメシ行かん?」
その声が後ろから聞こえて、振り返ってみればらん達が校門前で立っている。後悔が残ったまま大きな桜に背を向けて彼らの元へと歩き出した。
茈「…すまん、俺はいいや笑」
桃「ほーん?…彼女待ってるとか?」
ニマニマと笑っているコイツにぶん殴りたくなる気持ちを抑えておく。俺がなつが好きって言ったことあるのに、呑気に俺の失恋を弄ってくる。
水「ボタン全部取られて、見せつけかぁ??」
茈「んな訳ねぇだろ」
___恋人を待ってる以外は、
なんて言葉を吐き出しそうになったけれど、抑えておく。まだ決まったわけじゃないのだから。
ワイワイと前で笑いあってる4人を後ろで見守る。今、なつがいれば俺もあの中に入って笑いあって、なつは多分俺と目線が合うだけで気まずくて目を逸らすんだろう、なんてバカみたいな妄想が頭に浮かんでしまう。
お前は今、何をしてるんだ。
詳しくねぇから分かんねぇけど、誰の手を借りずに頑張ってるんだろうか、それとも子育てで忙しいんだろうか。
俺が、
俺がいれば、
俺があの時、怯まなかったら、
俺が、勇気を持っていれば、
金も、責任も、余裕も、自信も持っていれば、
きっとお前を幸せにさせられたのに。
茈「___な、つッ…」
右手に掴む卒業証書が入った筒を握りしめる。弱虫で、惨めで、 昔のお前を思い出して呼ぶことしかできない俺が、卒業なんて言葉を使っちゃいけないから。
黄「…なんかいるませんせー、」
緑「?」
黄「変わったね、なっちゃんがいなくなってから」
緑「…いるまちゃんにとって、大切な人だからね」
……ポコッ
赫「っ…!」(ビクッ
「ん?なつ、どうしたんだい?」
それから数週間後、最近になってお腹の中から叩かれたような感覚が芽生えた。痛みなどはないが、いきなりの感覚にはまだ慣れていない。
かまってくれ、と言うような殴られ方に、俺は夕飯中の箸を止めて叩かれたような腹の場所を撫でてやる。
赫「ッう、ううん、お腹蹴られただけ笑」
「あれまぁ、今日も元気だねぇ。
なつも、お母さんらしくなってきたねぇ」
にこにこと笑いながら俺の姿を見る細くて優しい目に安心感と同時に、不安な気持ちもあった。
お腹の中の子も元気に動き始め、そろそろお母さんになると実感すると、出産の時期も来てしまう。
何時でも病院に行く準備はできているし、看護師から紹介された母親学級も男1人という気まずい空間だとはいえ、しっかり行き学ばせてもらった。だとしても、やっぱり心の準備が俺の中で未だに終わらせられなかった。
「明日は病院に行くんだし、食べたらお風呂入ってすぐに寝るんだよぉ?」
赫「あぁ、そうだな」
感じさせる柔らかくて温かい空気に緊張していた心が軽くなった気がする。夕飯を食べ終え、重いけれど少し慣れてきたお腹を支えながら、風呂場へと足を運んだ。
「___今日から入る新入社員だ」
茈「っ、藐崎いるまです。よろしくお願いします」
俺よりずっと年上の見慣れない顔ばかりの人達の前で自己紹介をしてから頭を下げる。下げてる頭の上からは数人からの小さな拍手が聞こえてきた。
…礼ばかりはらんよりかは衰えてるかもしれないが、誰よりもやってきて誰よりも上手い気がする。
課長から少し話をしては解散となり、それぞれが仕事場所へと着いてく。俺は指定された席に荷物を置いて、机周りを整理しておく。
「いるま、早速だが仕事だ」
茈「!っはい!」
俺は、本当は大学に行きたかった。
ずっと高1から行きたかった大学の話をなつに話をするほど、そこに憧れを持っていた。
赫『いるまなら行けるんじゃね?笑』
何よりも、笑いながらかけてくれた彼からの言葉に背中を押されるように、俺は陰でそこに行くために勉強をし続けてきた。
赫『その学科あんなら俺やりたい事あるし、俺も行きてぇ…!』
なつもそこを目指すと言われ、冗談を言ってると思っていた俺は気づけば成績はアイツに追い越されていた。
ライバルでもあって、親友でもあって、
俺の、初恋の人でもあるなつとは、大学に合格してまた一緒に過ごすのだと思っていたのに。
いつの間にか、隣には誰もいなくなって、
目指すものも分からなくなって、
部活引退したのに成績は落ちてきて、
そして____
「いるま!これもお願いするわ」
茈「!は、はいっ」
数ヶ月前の高校時代を久しぶりでもないのに思い出してしまう。
そんな俺を置いて、上司は積まれた書類の1番上に新しい資料を乗せていく。ポケットのスマホから着信音が鳴り、上司は出ると嬉しそうに酒の話をしながら、次は自分の鞄に突っ込むように荷物を詰めていた。
入社してから整理整頓していた机は、積まれた資料やファイルだらけになって、1日では終わらないタスクの量を比例するかのように栄養ドリンクの瓶が転がっていた。
最初は19時には帰れていた帰路は、だんだん残業を任されては日付が変わる十数分前になってきた。
見慣れない道なりをスマホのナビで検索しながら歩いてるけれど、嫌になる程味わった方向音痴が出てきてしまい遅刻して怒られてきた。
家に帰る度に思ってしまうネガティブな部分
紫「なんで、生きてんだろ笑」
子供の頃にやっていたドラマを見て信じていなかったこの感情は、大人になって分かってくる。脳も体もヘトヘトで嫌になる。
そんな毎日を送っていた。
いつもの見慣れた病院の中と匂いを嗅ぎながら、忙しそうな様子の看護師を何も考えずにぼーっと見つめる。だが起こすように、腹の中の子に蹴られてしまった。
赫「っ、ごめんな?もうちょい待ってろ?」
担当医もこの時期は忙しいのか、いつもは診察する前に話をする時間は、今は他の診察の手伝いで忙しくなったと看護師から聞いた。
温かくなってきたとしてもまだ寒い日もあるこの季節は、自分では暑いと感じてしまうが、この子が元気に育つように上着をお腹にかけて暖める。
すると、まだ出産まで早いのにお腹の張りを感じてしまった。腹痛ほどではないしすぐに終わるからといっても、やっぱり不安に感じてしまう。
呼び出される前にトイレにでも行こうと、腰を上げてトイレへと向かった。今までは張りが起きてもすぐに終わるから、向かってる途中に終わると思っていたのに。
まさか、という気持ちだけで不安が湧き上がってくる。
「___それでさぁ?」
前にいる人にも気がつけれないほどに。
((ドンッ!!
赫「っ…!!」
「いった!!」
前から女性の声が聞こえた。 いつもなら足で支えられるのに腹の重さで尻餅を着いてしまう。
「ちょっと!どこ見て歩いてんのよ!」
「あれ?この人…」
顔を上げると、前に俺の腹を見ては笑っていた女性2人がいた。妊婦ではなさそうだし、怪我もしていない、病気持ちの人なんだろうか。
そんな呑気な事を考えてる時間はなく、俺はゆっくりと、内心急ぐように立ち上がろうとする。女性2人は俺の顔を見ては、またあの時みたいに笑っていた。
「…あー、まだ病人面してるんだ」
「ね?男性って妊娠しないでしょ?」
___何言ってんだ。俺、Ωだぞ。
なんて言いそうになった口を閉ざして、トイレへと急ごうと歩きだそうとした。
__パチンッ!!
赫「……え??」
俺の体のどこかから破裂音が聞こえた気がした。聞こえたあとに、腹を刺されたかのような痛さと下半身から太ももをなぞるように垂れてくる水を感じた。
あ、これ、破水だ。
赫「い”ッッ…あ”あ”あ”あ”ッッ…?!」
「は!?ちょっ、何よ!いきなり!」
痛み出した俺と、女性の甲高い声に注目が集まる。だがそんな好奇を見るような痛い視線なんか気にしない程の痛みが襲ってくる。
「なつさんッ!!どうしました!?」
俺のことを知ってる看護師が駆けつけて来てくれた。説明したくても口からは呼吸と痛みを抑えるうねり声しか出てこない。
そんな俺を一目で見て察したのか、他の医者や看護師を呼び始めた。 ぶつかった女性も俺と病院の騒がしい状況に飲み込めていないのか、驚いてしまったのか俺の目の前で固まってしまっている。
「なつさん、落ち着いて聞いてください」
「早いのですが、もう赤ちゃんを産みましょう」
予定よりも早い早期出産を言い渡された。
好きな人と1回しただけで、人とぶつかっただけで強制的に産むしかない弱い自分の体が嫌になってくる。 待って、なんて言えないし言える程の状況じゃない。
嫌だ、嫌だ、怖い、、
ああ、また不安が込上がってきてしまった。
この時、アンタが傍にいてくれていれば変わっているのかな。
茈「…以上になります。ありがとうございました」
長期の会議を終える言葉を吐き出して礼をする。知らないお偉いさん達は俺が作った資料を眺めながら長考している。それだけで終わったのに緊張が長引いていた。
「…分かった。他の奴らとも話して後日また連絡させてくれ。」
茈「!はい、ありがとうございます」
今は大手会社へと商談をし、自前のコミュ力をなんとか活かしながら商品の魅力を伝え、提案内容も話しながら進めていった。少なくとも何とか他者との契約は抑えたつもり。
会社に戻り上司に報告する。経費申請したかったが後で不機嫌になるよりかは、黙っていた方がいいと他の社員の様子を見て学び黙っておく。
そしてまた、仕事をする毎日が来る
今更嫌だと思いながらも、スマホを出して終わった報告とメールを確認をし始める。だが、疲れてるのか間違えて写真フォルダを開いてしまった。
茈「っ…….」
そこに映し出されたのはなつとのツーショット写真。一緒に遊園地で似合わないお揃いのカチューシャをつけて笑って映っている。
茈「なつッ…」
会いたい。
茈「っ、なつッ……」
会いたい、会いたい。
会いたい、会いたい、会いたい、会いたい
溢れ出してくる愛おしい彼に贈る言葉の数々
それが頬に、伝ってる気がした。
それから数日後にして、朝からまだパソコンと向き合っていると、上司が俺の元へと来る。また仕事が増えるのかと思っていると、
「商談が良かったと連絡が来た」
茈「え?」
「お前が担当しろ」
まさかの成立。しかも俺が担当、案の定増やされたけれど、給料が増えると考えればそれでいいかと社畜な考えが出てしまった。
赫『お前すげぇじゃんっ!✨️』
茈「……」
俺がバスケでメンバーに選ばれた時、目を輝かせながら褒めてくれてたっけ。 やっぱり、アイツは俺にかけて欲しい言葉をかけてくれてる気がする。
茈「___…分かりました」
たったそれだけの、簡単で何も無い言葉なのに、いつも俺の背中を押してくれていた。
了承すると、何故か上司の左頬がピクリと動いた気がしたが気にしないフリをしとく。
それから与えられたタスクをしながらも、降り掛かってくる仕事や商談、食事会を1つずつ片付けていく。
彼の言葉を思い出しながら、
「なつさん!力んで!」
赫「はぁッ、はッ、っ…ぅう”…ぐ”あ”“ッ…!!」
張り裂けそうに痛い、苦しい、気持ち悪い
俺、これから死ぬんかな。
茈「〇〇さん、宜しければおつぎしますね」
「おお!気が利くな?
今度の商談もお願いしてもいいか?」
茈「ッはい、よろしくお願いします」
疲れる、酒と汗とタバコの臭いきついし、 早く家に戻りたいんだけど。
頭下げすぎて痛くなってきた…笑
赫「はぁッ、あ”あ”ッ、っぅもっ、やだッ…あ”あ”あ”ッ…!!」(ポロポロ
「なつさんっ!しっかり!」
赫「う、う”ぅ”あ”あ”あ”あ”あ”…!!!」
いつまで、こんなのおもいをしてればいいの?
「いるま!次はここを頼む!」
茈「はいっ!ただいま!」
「…働きもんだねぇ?いるまくん」
だって、金が欲しいし、登り詰めなきゃ
「なつ!頑張れ!!」
赫「ッッあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”…!」
助けて、誰か、助けて
茈「___となっております。
次はこちらの資料を見てください、」
待ってろ、金と時間を貰えば、きっと
辛くても、苦しくても、脳裏にチラついてく
俺の大好きな人
赫「___いるま…」
茈「なつ___…」
おぎゃぁぁ、おぎゃぁ……
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