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何度も何度もリュックを確認するがオムツはもちろんショーツさえも入っていない。
下を向きオムツとにらめっこをる。
ぐっしょりと濡れてしまったオムツは吸収帯のせいでモコモコに膨らんでいた。
このまま濡れたオムツで学校に行くかオムツを脱いでノーオムで行くか究極の選択である。
オムツを脱いで行く訳にもいかず途方に暮れる…
自分を落ち着かせるためにスマホを操作し、しばらく時間をつぶす。
ふと気づくと9時を過ぎていた!
濡れたオムツのまま1時間ほどたっていたがオムツは重いままだ。
仕方なく学校に向かうことにするが遅刻は確定である。
通勤、通学時間を超えた駅は人もまばらで騒音も小さくなっていた。
恐る恐る個室を出ると幸い誰もおらず安心する。
オムツが重く今にも下がってきてしまいそうでさりげなくオムツを上げ直し手洗い場の鏡でチェックしておく。
いつもよりゆっくりと慎重に歩き駅の改札を通り駅の外に出ていった。
どうしてもオムツが気になってしまい歩くスビートが上がらない。
周りをキョロキョロとしているとコンビニやスーパーもある。学校までいつもの道を通るか、遠回りして人通りの少ない道で行くか悩んだ結果、後者の方を選ぶことにした。
いつものルートを使って同じ学校の学生に出会ってしまったら大変だからだ。
高校生には会わなかったがこのルートは会社のビルや小学校、保育園まであるのは不覚だった。