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こちらの作品はirxs様のnmmn 、腐向け作品になります 。
ご本人様とは一切関係ございません 。
左右あんま関係ないけど赤桃想定です。
多分どっちでもいける。
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-赤 side -
「 ぁ、日付回っちゃったね…..、 」
俺の肩に頭を預けて寂しそうに
話をするないくん。
4回目の周年を迎えて、特別な時間はあっという間に過ぎていった。
今日は配信も盛りだくさんでないくんは
疲れたんだろう、既に声はふわふわしていて
滑舌も甘いような気がする。
「 4周年、意外と早かったね 」
「 ね。俺たち運命共同体だから…. 」
『僕達運命共同体』
そんな歌詞が3周年にあったのを思い出す。
本当に俺たちは運命共同体で、家族のように
大切なんだ。
でも……。
「 りうらとないくんも運命だよね。 」
仲間や家族、なんて言葉の関係じゃない。
俺たちは恋人同士。
たまたまネットで知り合って、グループのメンバーになって。
同性なのに両思いでここまで続いてる。
「 どれだけぶつかって喧嘩してもさ、結局は
仲直りするし大好きなんだよね。」
「うれしーなぁ….。」
「おれもりうらのこと好き、」
甘くてふわふわしたその声で囁かれる
言葉が愛おしい。
「 ねえないくん、」
「んー? 」
「 これからも、りうらの隣で幸せで居てね 」
「んふ、もちろん 」
「りうらも俺の横で幸せでいてね、これからもよろしく 」
俺の言葉を聞いて、返事をして力
尽きたのか体を預けてないくんは寝てしまった。
部屋には微かに吹いている風の音とないくんの
可愛らしい寝息だけが響いている。
「 おやすみ、ないくん。」
「 だいすき。 」
ないくんの唇にそっとキスをして、
お揃いのペアリングが輝いている手にそっと
自分の手を重ねた 。