テラーノベル
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びっくりした、
第一話の閲覧数が2000超えた、
やば、あざす。
それと、更新めっちゃ遅れてすいません!!
続きです
緑谷が永久の部屋を後にしてから数分後。彼は自室に戻る前に、
喉の乾きを覚えて一階の共有スペースへと向かった。
深夜の寮内は、微かな冷蔵庫の駆動音だけが響く静寂に包まれている。
だが、リビングのソファの影に、不自然な人影があった。
緑谷「、、あ、かっちゃん。まだ起きてたんだ、」
ソファに深く腰掛け、鋭い眼差しで一点を見つめていた爆豪が、忌々しげに顔を歪めた。
爆豪「あぁ!? てめぇこそ、夜中にうろちょろしてんじゃねぇよ、デク。
さっきまで、永久の部屋にいやがったな、」
緑谷「、、やっぱり気づいてたんだね。文化祭のこと、
永久ちゃんにちゃんと説明しておきたくて。さっき、少し話してきたよ、」
緑谷は冷蔵庫から水を取り出し、爆豪から少し離れた椅子に座った。
爆豪はそれ以上怒鳴ることもなく、ただ自身の掌を見つめている。
かつて幼馴染として過ごした三人の記憶が、沈黙の中で反芻されていた。
爆豪「、、あいつ、何て言ってやがった、」
緑谷「ヒーローは嫌いだって。ヴィランの絶望は論理的だ、とも言ってたよ。
永久ちゃんは、昔からずっと、この世界の『矛盾』を計算し続けてるんだね。
僕らが憧れた光を、彼女はいつも、影の側から見ていたんだと思う、」
爆豪「はん、相変わらずへ理屈ばっかり並べてやがる。
あいつは頭が回りすぎるんだわ。計算だの何だのと小難しく考えて、
結局自分を追い詰めてやがる。昔っから、あいつの目は笑ってねぇ、」
爆豪の言葉には、苛立ちの中に隠しきれない焦燥が混ざっていた。
彼は、永久が抱える底冷えするような孤独を、
誰よりも近くで、誰よりも野性的な勘で察知していた。
緑谷「永久ちゃんね、『僕たちが眩しくて、自分が醜く思える』って言ってたんだ。
そんなことないのに。彼女の氷は、本当は誰よりも優しくて、繊細なのにね、」
爆豪「、、っ。あいつが醜いだと? ふざけんな。あいつが今までどれだけのクソを飲み込んで、
あの冷てぇ個性を研ぎ澄ませてきたと思ってやがる。あいつは、
俺たちにねぇもんを持ってんだよ。光しか見てねぇ奴らには届かねぇ場所を、あいつは一人で歩いてんだわ、」
爆豪の声が、夜の闇に低く響く。
爆豪「だからこそ、今回のライブであいつを引きずり出す。
自分を醜いなんて抜かす暇もねぇくらい、圧倒的な熱量で焼き切ってやるんだよ。
あいつがヒーローを嫌いだろうが何だろうが、俺は知ったこっちゃねぇ。
俺が、あいつを認めさせてやる。俺たちの隣に立つのは、敵愛永久じゃなきゃならねぇんだわ、」
緑谷「、、そうだね。僕も同じ気持ちだよ。永久ちゃんのあの鋭くて、
でも少し寂しそうなリズムを、今回の文化祭で最高の形に変えたい。
かっちゃんがドラムで土台を作って、僕たちが踊って、永久ちゃんがトドメを刺す。
あの日、廊下で僕らを馬鹿にした人たちだけじゃない。
永久ちゃん自身にも、彼女がどれだけ『必要』な存在なのか、分からせてあげようよ、」
爆豪は鼻を鳴らし、乱暴に立ち上がった。
爆豪「てめぇに言われなくても分かってんだよ。おい、デク。
練習で足引っ張りやがったら、永久より先にぶっ殺すからな、」
緑谷「、、うん。頑張るよ、」
爆豪の背中を見送りながら、緑谷は小さく微笑んだ。
幼馴染の三人は、それぞれ違う方向を見ているようでいて、
その根底にある絆はかつてないほどに強固なものになりつつあった。
光と熱、そして絶対零度の影。
それらが混ざり合う文化祭のステージが、どのような「答え」を導き出すのか。
緑谷はコップに残った水を飲み干し、決意を新たにして自室へと続く階段を上がっていった。
はい、どうでしたか、
1527文字。
終わります。
コメント
2件
閲覧数2000は凄すぎる 俺最大500くらいよ、、、 今回も面白かった〜! かっちゃん沼だわぁ、、 続き楽しみ!
今回も最高でした!