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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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あれから何日か経って僕のとこに手紙が届いた。

それは蒼井直筆の手紙だった。

蒼井の葬式も行かずに黙って部屋に閉じこもってた

俺の身勝手な行動で瀬高にも迷惑かけた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

佐倉藍翔様。

藍翔がこの手紙を手にする時には

僕はもうこの世には存在しないでしょう。

最後まで一緒に話す事が出来なくて残念です。

でもそれは僕のせいでこうなった事。

藍翔のせいではないよ。

藍翔とはずっと親友だったね。

沢山僕の隣にいてくれて嬉しかったよ。

少ない人生の中で沢山の思い出を残す事が出来たのは

間違いなく2人が居てくれたから。

2人じゃなかったらきっとここまで楽しめてないよ。

今は僕が居ない世界だけど辛いことも乗り越えて

頑張ってね?藍翔。

僕は信じてます。

蒼井咲翔。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

涙が止まらなかった。

蒼井が思ってる事は誰よりも優しかった。

それを僕が踏みにじるかのように……


瀬高「佐倉!!」

佐倉「はっ!瀬高……」

瀬高「俺らが離れてどーすんだよ。。」

佐倉「……(泣)」

瀬高「蒼井はずっと一緒が良かったって、、、、」

佐倉「……泣」

瀬高「蒼井の為に俺らが頑張らなくてどーすんだよ」


2人で抱き合って泣いた。

蒼井が生きてきた証を証明する為に。

俺らがこれからもどんどん強くなって

蒼井生きるんだって気持ちを忘れないように。

神様からのエールだと……

いや、蒼井咲翔という神様が

僕らに残してくれた最高の手紙を

お守りのように大事にして生きていこうと思った。

俺らはずっと親友でこれからもずっと一緒だ。

終わり

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