もうちょっとでフォロワー700人越えそうです。嬉しい
めちゃくちゃ変なとこで終わるけど御自愛下さい。
今までもヤったことあるけど、改めて情事に積極的になるとウブウブしくなっていいよね。快楽に流れて、いつもより強張る感じがいいね。
※注意喚起
・100%捏造
・ご本人様関係無し
・えっちあり(約八千字)
・伏せ字なし
・キャラ崩壊あり
・オリキャラあり(鶴(カク)、叢雲家の親族?みたいな感じ、ウェンの事嫌い)
・口調不定
・下手くそ
・まだスランプ気味
・プレイ内容(子作りせっせ)
_事は遡り、数ヶ月前。
てんやわんやあったものの、無事二人は番になり。数回ほど体を重ねた頃。
ウェンとカゲツの元に、ケンカ中のドンタコが訪れた。訪れた理由としては小柳に新たな命が授かったのだが気持ちの擦れ違い、お互いが想い合っているからこそ起きた喧嘩、という簡単に言えば痴話喧嘩に巻き込まれたのであった。
何とかキュンbroのおかげでドンタコは仲直り。平穏が訪れた。が自分達の愛の結晶。目に見える幸せ。子供が欲しいとウェンはねだり始めた。
「ね~!カゲツきゅ~ん~!!」
よそはよそ!と先程からずっとカゲツは宥めているのだが一行にウェンの気持ちは揺るがず、相変わらずねだり続けていた。やだやだ、欲しい欲しい。子供と見違えるほど。なんなら子供の方がまだ諦めは良いだろうとカゲツは思った。まぁ、旦那って大きな子供って言うしな。
「そんなにやだぁ?」
「ヤじゃないけど…」
カゲツは悩んでいてた。自分だって子供が欲しいのは、欲しい。あのロウの幸せそうな顔見ると、いいなぁと羨ましいと思った。だけど、出産など諸々の事を考えるとまだ怖かった。それに。
「大丈夫だよ!僕もいるもん!」
「…けど…、なんか言葉に出来んっていうか」
「怖い?」
「それもあるんやけど…、なんなんやろ…」
もっとウェンと過ごしていたい。現在進行形で二人っきりで居るのだが、子供も一緒に居るのはなんか違う。これから育児などの事、諸々を考えると大変だしその子供に多分嫉妬…する。
子供にまだウェンとの時間を削られたくない。まだウェンに甘えていたい。まだ僕だけの番を、一人占めしていたい…っていうか。
「僕、ちゃんとパパできるから…だめ?」
こてん。カゲツの太股の上で首を傾けた。ウェンの空のような碧眼に雨が降りかけていた。
「え、」
「最近いっぱい勉強して、カゲツに負担かけないようにって苦しい思いさせないようにって頑張ったんだよ?」
最近本を頻繁に読んでいる事も知っているし、図書館に出入りして調べれているのも全て知っていた。だが分かっていても、突然言われると戸惑うものがある。キョロキョロ。自分の為に時間を削ってくれている事が、照れ臭くなって目を逸らした。顔が極度な熱を持っているけど、心はポカポカと暖かい。するとウェンも恥ずかしかったのか、道連れと言うふうにカゲツの熱い頬を両手で包んだ。そして目を合わせるように顔を上げさせる。
手、僕の顔よりも熱い…。
とろん、と甘い顔で傾げられる。無意識なんだろうが、こういう所がカゲツにとって好きでもあったし、嫌いでもあった。わざとらしさが一切ない真剣で甘く、儚い顔。だがカゲツは至近距離とウェンの顔に滅法弱かった。この顔をされると何がなんでもyesと答えてしまいそうで。しかも快感、セックスの事となると尚更。案外カゲツは快楽主義者で、ウェンとの情事はとても好きだった。寝る、食べる、ゲームする、のランキングのトップに入る程、好きな行為だ。
「なんでそんなん突然ゆーの?恥ずいやん…」
「んは、照れてる」
「うっさい…」
ウェンの手から抜け出し、ソファーの端っこに逃げた。するとその恥ずかしがっているカゲツの姿を愛おしむように眺め、更に頬を火照らせた。
「あ、ちなみね~カゲツきゅんのお義父様からご了承済みだよ」
ぶいっ。誇らしげにカゲツにピースを向ける。すると、は…はぁ?!と親に貞操をバラされたのを恥ずかしがるように、怒声のような呆れ声のような声を上げた。
「いつの間に父上と仲良くなってんの?!」
「この前鍛練に行った時、連絡先交換したんだ。時々サシで飲んでるしね」
そうウェンは時々、カゲツのお父さん。叢雲家当主と会っていた。
この間、意を決し互いの両親へ挨拶へ行った。
Ωには一生で一度しか番を作れない、それに対しαは一度に何人もの番が作れる。そして番解消はαの気分のままに解消できる。
解消されたΩは今後一生、他のαが近づくだけで拒絶反応を現し、発情期を一人で乗り越えなければならない。そういうΩは将来を諦め、自殺を後に立たない。
そのような事を考慮した結果。叢雲家からウェンとの番を許された。
だがカゲツのお父さんからの要求は一つ。カゲツが嫁ぐのではなくウェンが婿入りしろ。その一点だった。
勿論赤城家のご両親からも了承を得ている。
代々、叢雲家はαが当主だ。なのでウェンが叢雲家の時期当主となる。当主が実力、権力、武力が無ければ、周りから舐められ家系は廃れる。だから、ウェンは週四ぐらいの頻度で当主様直々、鍛練に行かされていた。その度ボコされて、痣だらけの体で帰ってくるのだ。時々カゲツも参加してはいたのだが、当主は何故かカゲツとあまり手合わせをしてくれない。だからカゲツが参加するのは諦めたのだ。
カゲツは時折、自分の家業にウェンを巻き込んでしまったのをずっと申し訳ないと思っていた。いつか、ウェンも手を血で染める日が来る。しかも時期当主として、ヒーローとして、配信者として、叢雲カゲツのαとして、これから出来るかもしれない子供の父親として。二足のわらじとか言うレベルではない、五足だ。前に何度かそれに関して謝った事がある。だけれどもウェンは自分が選んだこと。カゲツを番にしたいという身勝手な想いを押し付けてしまった、と逆に罪悪感に感じていたらしい。
そして、話し合い。ウェンの肉体的、精神的に限界が来たら、無理矢理にでもカゲツが家業から引きはがすという結果に至り、我慢はしないと約束し、現在。
というかカゲツは帰りが遅いなと少なからず思っていたが、鍛練に励んでいるとばかり考えて、他の可能性など考えたこともなかったのだが、まさか飲みに言っていたとは。
「信じられん!ばか!」
はたまた親に貞操に関した話をしたことか、内緒で親と居酒屋で飲んでいたことか。
「今度カゲツきゅんも誘うからね」
どうやら、ウェンは後者だと判断したらしい。
「そういうことじゃない!」
違ったようだ。
破顔させるカゲツを横目にソファーを立ち上がった。そろそろ鍛練に向かわなければいけない時間だ、と。一日でもサボったりしたら鶴に口酸っぱく説教されるに違いない。渋々、出掛ける準備を進める手を早めた。相変わらずカゲツは羞恥の余韻が抜けないのか、ソファーの端っこにうずくまったままだ。
「次ヒートきたらさ、ゴムつけないでシよ」
返事はなくてもいいから、言っておきたかった。少しだけ、期待してる自分がいた。
「………き、ぶん」
答えた答えもカゲツらしい。気分だなんて。
「でも一応…一応そん時の為に、ヒートまで…お、おなにーせんといて」
鳩が豆鉄砲を食らった。
「…了解」
顔は隠されていて見えない。だがカゲツの口から発せられる。珍しいオナニーという下の話に思わずにやけた。悶えながら、口から了承を捻り出す。オナニーをするな、ということはカゲツは少なくとも前向きに考えていると思っても構わないだろう。ルンルンとした軽い足取りで鍛練所まで向かう。治らないにやけ顔で鍛練を行うと鶴から蹴りを食らうまで、僅か数分。
だが今のウェンにとって幸せの最高潮で、そんな蹴りは痛くも痒くもない。
そして数週間後、ウェンにとって待望のヒートが来た。
ウェンはここの数週間。このヒートを御褒美として毎日、任務にも鍛練にも弱音を上げなかった。
「たりなっ、おくっほしぃ…うぇん…、うぇんっ」
ウェンの指は、僕の指より太くて角張ってて長い。その指やウェンのモノに調教されきってしまって、形を覚えてしまったカゲツの蕾には自分の指じゃ物足りなくなってしまった。どうしよう、玩具でも使うか…、だが、ウェンにオナニーをするなと言った手前、自分だけ気持ち良くなるのはウェンに申し訳ない。でも気持ち良くはなりたい。寂しさを紛らわせるほどのありったけの熱が欲しい。自分は愛されているのだと証明されたい。満たされたい。突かれて、ナカにいっぱい出されたい。ウェンの事を考えているとジクジクと身勝手に身体が熱くなる。
そんなことを悶々と考えているとウェンが帰ってきた。
「ただいま、って匂いヤバ…」
陽気な声、だけど彼も襲いたい気持ちをグッと堪えているのだろう。二人にはいつもよりも幾分か低い音を捉えた。
いつだって彼氏は彼女に良いところを見せつけたいのだ。いつもより、カゲツに向かう足が遅く見えた。ウェンは一歩進む度に濃く、熱くなっていくフェロモンにクラクラと目眩がしていた。カゲツのフェロモンにウェンが充てられてウェンからもフェロモンがブワリと溢れ出ているのが伺えた。
カゲツは少し不安げにおず、と顔を巣から出してみるとワシャリと髪を撫でられた。少しひんやりと冷たくて気持ちが良い。
「巣作りありがと、じょーずだよ」
クローゼットの中から引っ張り出したと思われる衣服がこんもりと山積みに積もっていた。もわぁっ…と熱気を放っている。こりゃ洗濯しなきゃなんないかな、と頭が痛くなる。
このカゲツのフェロモンに浸された服を着ていたら、匂いで発情してしまう。僕が。ずっとカゲツの匂いを嗅いでられるのは勿論、嬉しいに決まってる。だが、大事な休憩時間にいちいちトイレに行っていたらキリがない。
変態みたいな事を言うが…、残り香だけでも勃つ自信がある。…そうです、変態ですが何か!
「…あしたのふくっ、ごめっ、」
ぺしょぺしょと水気を含んだ髪が普段よりボリュームがない。三つ編みも解かれ、なまめかしく耳に掛けていた。少しボサボサになった方が自分としては好きだ。捨てられた猫みたいで庇護欲が掻き立てられる。
「いいよ、…ずっとイチャイチャしてよ?」
カゲツは控えめに肯首した。まだいざとなると、怖いっぽい。若干指先が震え、纏っていた服すらまともに脱げない。
そこで少しでも恐怖を和らげるために、僕だけのΩに口付けを一つ。
触るだけ。だけど長く、バードキスする。ちゅっ。離すときは大袈裟にリップ音を立てる。すると満足したのかふすふす、とカゲツが鼻を鳴らした。
「べーして」
ん、とカゲツがお利口さんに小さな舌を出す。いーこ、とウェンは蕩けるような甘い声で囁きながらカゲツの頭を撫でた。そして、ウェンはカゲツの歯や上顎をなぞった。
「にゃぁに、っしへるん?」
覚束ない舌をムグムグと動かしながら、口内を掻き混ぜるウェンに尋ねた。
「ローション使いたくなくて」
ローションは主に水で生成されているのだが、ウェンにとって不要な物だった。せっかくの子作りセックスなのだから、全て二人で完結させたい。純度100%の叢雲カゲツ、叢雲ウェンで。そこに少しでも他の物が入ってしまったら、もう駄目だ。ウェンはもう一回、とねだってやり直しをするだろう。
唾液を掻き混ぜる音、それにもう一つグチョグチョ♡と水を含んだ音が聞こえる。ズボンすら脱いでいないウェンには自慰なんて無理だ。だとすると、カゲツが発音体だ。ウェンはチラリと下半身を覗き見た。するとカゲツが物足りない…♡と言いたげに自身の蕾に指を入れて自慰をしていた。太股に伝いトロトロと愛液が流れ出ていた。
ウェンは熱を孕んだ碧眼でカゲツの舌の裏を刺激した。そうすれば、じゅわりと唾液がどことなく溢れて、ウェンの指にぬとぬとと絡まった。
「っまあ…?」
早く熱を解かすための熱が欲しいと、きゅんきゅんと後孔がひくつくのを無視できず、思わずおねだりした。語尾に♡が付きそうなほど甘く、呟いた。そこでウェンは十分だと感じ指を抜き、後孔にちゅぷ♡と押し付けた。蕾はもともと愛液で濡れていたのだが、念のため一応。それにムードを作るための前戯にもなるし。
蕾に指を進めてみれば、指の体積の代わりに愛液がタラタラと溢れてきた。指の根本まで差し込み曲げてみれば、前立腺を掠めカゲツからはくぐもった声が上がった。だが、確かに甘い。
二本、三本と指を増やし、カゲツの嬌声も顕著になってきた頃、サイドテーブルからコンドームの箱を数箱取り出した。だが、ぽーっとウェンのされるがままにしていたカゲツが、箱を開ける音で水を得た魚のように勢いよく起き上がった。
開けようとしていたウェンの手を掴み、コンドームを払いのけた。パチンと、肌と肌が弾ける音がした。
きょとん、と数秒間ウェンがフリーズした。コンドームがいらない=ナカ出しして良い=孕んでも良い=赤ちゃん作りたい。理解が追い付くと、にた…♡と鋭い八重歯を剥き出して胡散臭い笑みを浮かべた。
「…がんばろーね」
こくり。カゲツは期待を瞳に浮かべ頷いた。これからされるプレイも露知らず、ただウェンが悦んでくれているのを嬉しそうにフワフワとした思考で優越感に浸っていた。
「とろとろ…きもち、」
屈曲位で数分、カゲツの膣内を犯しつづけお互いのフェロモンにどっぷりと浸かりきっていた。カゲツを刺激すればフェロモンが溢れ、そのフェロモンに誘発されたウェンが答えるようにフェロモンを出す。そしてそのフェロモンにカゲツが充てられると言った、カゲツにとって負の連鎖が続いていた。
「お゛っぁっ、もぉっ…おなかっいっぱいっ…」
身体的に犯され、視覚でも、聴覚でも、嗅覚でも犯される。いっぱいいっぱいの快感で脳の処理が間に合わない思わず、反射的に抵抗する。ゲシッと踵でウェンの背中を蹴った。カゲツだって立派なヒーローで周りが強すぎるだけでそれなりに力は強い。明日、ウェンの背中には青痣ができていることだろう。だが、それよりも腹が重くて熱くて幸せでいっぱいだった。
「んーん、まだイケるよね」
とちゅとちゅっ。軽く打ち付けるようにカゲツを揺さ振り続ける。明確には奥を突いている訳ではない。今のヒート状態のとっくに理性の外れていたカゲツにとって微細な快感だった。だが、なぜだろうか。もうお腹がいっぱいと叫んでいる。
「っむりぁのっ…もっ、はいんない゛っ…」
「えぇ…いいの?」
ずい。なまめったらしくとろん…と蕩けた顔がカゲツの顔に近付いた。睫毛が当たりそうな程近くて、ドキドキと鼓動を高ぶらせた。
だめだ…この顔。やだっ。
更に近付いたと思ったら、かぷりと首筋を噛まれる。痛いかな。ぎゅ…。目を塞いだ。だが暖かい舌がカゲツの肌を滑った。鋭い八重歯であむあむと甘噛みされる。段々うなじへと近付いて来た。
カゲツは知っている。うなじを噛まれることが一番、自分はウェンの番。所有物だと、感じさせてくれることほかならないと。だが、うなじに到着することなく。再度、睫毛が触れる。ウェンの黒いメッシュが汗で肌に張り付いていた。スルリと頬を撫でるように髪を払い、耳に掛ける。
だがウェンはカゲツが忌み子と呼ばれる原因となったオッドアイをじっと覗き込んでいた。カゲツにとってはこの目がコンプレックスだから、覗き込まれるのは少し抵抗があった。綺麗だと思っているのか、醜いか、凄いか、悍ましいか。ウェンの目を覗き返すと、カゲツには碧眼に移る自分が煌めいて見えた。ウェンの光彩が綺麗だからそう見えるだけ、だけど自分はウェンにとってこう見えていたら良いなあと思った。
「ほしい…っうぇんとのあかちゃん…!!」
「だよね」
グリッ。無理矢理、カゲツの子宮口をなじった。いつもならポルチオをあまり攻めて来ないウェンとのセックスでは、未知の凶器的な快感。だがカゲツは一層深くウェンを欲しがり、際奥の本来なら開いてはいけない扉が開いた。
ゴチュッ♡とカゲツの子宮口にウェンの亀頭が嵌まる。カゲツの瞼の裏に火花が散った。その花に感電するようにバチバチと身体に電流が走る。喉からきゅ~…とイルカのような声が上がる。背中を弓のようにしならせて、びゅるるっ♡♡っと普段恥ずかしがって自慰をしないカゲツのモノからは白色に近いドロリとした液体が溢れ出た。反れた身体は肋骨が浮き出てカゲツの細さを強調していた。だが程よく筋肉が付いた白い陶器のような肌。
「っお゛くっあ゛あ゛ぁっ~~っっ…っ!」
アルファが発情する時に膨れ上がるラットをカゲツが無意識に美味しそうにくわえ込んでいるため、カゲツがどれだけ抵抗しようが、ウェンがどれだけ抜こうとしても抜くに抜けない。逆にカゲツが暴れる事で更に奥に入っていき、ぎゅうぎゅう…♡とウェンのものを締め付けることでウェンの理性が擦り減らされていった。まぁ部屋に入った時点で、もう全て理性はぶっ飛んでいたのだが更にゼロからマイナスになっていた。
「ぁに、こぇっ、しらにゃいっ…」
「だいじょーぶ」
まだ快感から降りれていないのか、カゲツのモノからトロトロと白濁色の精液が流れていた。今だ喉をさらけ出しはくはくと口を開閉させた。忍者たるもの弱点を自ら差し出すとは、これは完全にウェンを信頼している所以だ。カゲツの目からはポロポロと涙を零して、まるで星に塗れているようだ。ウェンは相変わらず、こちゅこちゅっ、とカゲツに腰を打ち付けていた。少しぐらいは止まってくれたって良いじゃないか、と愚痴を言いたい所だが…ウェンはカゲツの弱点を知っているのか目をじっと合わせていた。逸らそうとしてもほっぺを掴まれ、がっちりと固定されていた。
なんかっ、やばい。きもちぃのとまらんっ…!
「んっ、んぅ゛~~っっ…」
快感による恐怖がカゲツに襲い掛かり、びく…びくびく、と身体を微かに震えさせていた。それはウェンの律動により掻き消されて跡形もないのだが。
「てっ、つなごっ」
カゲツはいつも怖い、嫌だと直接は言わず行動で現していた。怖かったらウェンと接触したがる、手を繋ぐのが良い例だ。嫌な時はいつもジトリと睨み不満があると主張する。それはウェンだけに対してだ。野郎どもには「やめろぉ!」とか、素直に不満を述べるのに彼氏に対しては可愛い彼女でありたかった。
こういう所は本当にカップル揃ってよく似ている。
「いーよ」
まだカゲツの瞳を見ていたかったが、こうなっているのは自分のせいであるから甘んじて受け入れた。まったく「怖い」と一言、素直に言ってくれれば僕から動いたのに…と思った。けどお互い様か。
すり、と指先を撫でてから湿った手を絡めると、カゲツが無理矢理ぎゅうとウェンの手を固く繋いだ。
「…ちゅー、ほしい」
あらま、急に理性トんじゃったか
「あは、キスハメはまっちゃった?」
理性トんだカゲツはよくキスをねだる。まったく分かりやすいものだ。
ウェンはカゲツの唇にかぶりつくようにキスをした。カゲツが自ら口を開けてくれるのを待つ。すると、カゲツがぬるりとウェンの唇をなぞった。それが合図。ウェンはカゲツの口内に舌を捩込んだ。カゲツの甘い唾液を貪る。
「ん、ふっ…んむ、ちゅむ」
時々出すカゲツの吐息に答えるように更に舌を絡めた。その間ふにふにと当たる唇が柔らかくて気持ちが良い。
「ぁん゙~っ…っ!」
カゲツが絶頂に達した。この屈曲位にとってキスはカゲツにとって更に悪化させる原因となっていた。屈曲位はカゲツの脚をウェン背中に乗せている体位で、キスをしようとして顔を近付ける度にウェンのモノが際奥にノックをするように当たって度重なる快楽に惚けていた。
「すきぃ、もっとぉ…」
舌をさらけ出し、目をきゅっと塞いだ。キス待ち顔だ。
「僕は?」
パチリと異彩な色を放つ瞳孔が開いた。カゲツは恥ずかしがり顔を逸らしたが、目はウェンに向いていた。
コメント
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全てが最高すぎる!!!😭👏🏻✨解釈一致!!え〇ちだ!!と騒ぎながら最後まで美味しくいただきました、、、いいねする手が止まりません、、、
おほほほほッッッッッッッッッ!美味しゅうございますゥ!!