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初コメ失礼します🙇🏻♀️✨ めっちゃ好きです!! ほんと刺さりました💘 ありがとうございます
お久しぶりです😭😭
夏休みも終わりいい感じに山が(?)落ち着いたので更新します!🙌💕
今回は中也で!!!!!!!
いやぁ誰書けばいいか分からない時は中也に限るよね(?)
えーパロはBEASTです
時間は太宰さん飛び降り2日後ぐらいだと思っててください(
ポートマフィアでふろふろする中也編〜
BEASTの中也は現軸とは違って太宰さんがずっと隣にいるから太宰さんが全部こなしてた頭脳系は現軸よりも苦手であってほしい((
この頃のポートマフィアは騒がしかった。
敦や鏡花が居なくなるとか。探偵社が突っ込んでくるだとか。首領だった太宰が死んだだとか。
勿論首領に続く最高権力者だった幹部の俺も忙しく、次の首領は俺、との事。
ぁあ。あのクソみてぇな奴が座ってた椅子に俺が後々に座ることになるとはな。
「胸糞悪ぃ、、」
俺が次期って時点で首が潰れる程ウザったい。
言葉に出すとこの部屋に虫が入る程度の嫌悪感を覚えた。
逃げ出したくなって俺は立ち上がってから真後ろにある歴代の首領が使ってきた首領専用の自室に戻った。
ガチャ
普通の扉ではないのが重量で分かる。
扉の音は低く、周りの空気に響いて行った。
___黒い部屋
太宰が首領となって使った期間はとてもじゃないが短かったと言えるだろう。
その期間で異常な程ポートマフィアを成長させた太宰の次は戦いを主にする俺。
首領が前線に出られるのも少ない。
敵が首領が前線に出ると知ったら喜んでクビを取りに全勢力を捧げるだろう。だから表向きでは幹部のままということにして、それを利用して前線に出る。
それが俺のやり方。
作戦立案はいつも太宰だったからな。
俺は俺のやり方でマフィアの奴隷になるだけだ。
部屋の私物は全てなく、太宰が使った形跡など全て消えていた。寝床やクローゼット。部屋の主が使わざるを得ない家具達に太宰の香りが残っている気がした。
まだ使用感が現れていない俺の部屋。
俺は壁沿いに鎮座している小さめのテーブルに向かった。
そして俺は机の上の薬を全部飲んだ。
不必要な物も違法な物もたくさん溜め込んでやった。
いつから置いてあるか分からない水に少しづつ手をつけた。
まずは睡眠薬を、それから名前も分からないもの、あとは明らかに飲んではいけないもの。
風邪薬はオススメされないが、ここまで飲んでしまったからには変わらないだろうからそちらも飲み干してやろうか。
唯、風邪薬は瓶の中入っているものだ。100錠全てを飲み干す前に倒れてしまう。
そう考えながらも気づいたら目の前の薬は既に目の前から姿を消していた。
全部押し出された銀のプラスチック。薬が入っていた箱。それから、空の瓶。
俺は遂に100錠飲み干したことすら分からないくらいにガタが来ているらしい。
でも良いだろう。これからは楽しい時間が来るのだ。現実と幻覚も分からない幸せな時間が。
現実など、俺に分かるだろうか。
薬を飲んで数時間。
俺は副作用に悩まされていた。
幸せな時などまるでなかった映画のよう。
「ぁあ、、?げホッごほ、ッ、おぇ、。」
口の苦い風味が吐き気を誘う。
「_______だざい?」
俺は自然と口に出たその名の持ち主を探した。
「何処だよ。なぁ、、」
喉が震えているのがわかった。
項垂れる間もなく懐かしい声がした。
【中也。何してるのさ】
「だざい、?」
それは紛れもなく太宰だった。ついこの間まで隣に居た太宰。
「太宰、太宰太宰太宰、、!手前何処行ってたんだよ、!?」
手を伸ばす。でもその手は太宰に触れることなく自分まで落ちてくる。
「、、、だざい、、?」
瞬きをしたらそこに太宰は居なかった。
仄暗い部屋と変わらぬ家具が悉く置かれているだけ。
そして身体の底からのぼり上がってくるそれ。
「〜ッぉ”ぇ、げ”ぇ、ぁ、あ、あ」
目の前に広がる胃酸。頭の中に広がる現実。
全部が敵に見えて考えがショートする。
「あ、ぁ、、、あ、?」
俺は、なんで、、、?
冴えてきた頭は、太宰が居ないことで埋まって。
そんな現実が受け入れられなくて。
「〜ッくそ!!!」
___俺が殺す筈だったのに。