こんちゃーす、主です
pixivに投稿したやつをこっちでも上げます
コメント欲しい
それではワンクッション
キャラ崩壊、口調迷子、捏造注意
それでもいいかたはどうぞ
〈小柳視点〉
叢雲カゲツという人間は危険な任務ほど俺と組みたがる
理由は定かではなかったが
今日その理由がわかった気がする
久しぶりの2人での任務
俺は足に怪我を追い、カゲツは敵のナイフが刺さり座り込んでいる
小柳「カゲツ、今からライと星導呼ぶから少し待ってろ」
といってインカムを取り出すとカゲツが俺の袖を引っ張ってきた
小柳「なに…なんか言いたいことでも…」
叢雲「タコと…ライには連絡せんといて」
小柳「はぁ?」
連絡するな…というのは多分心配をかけたくないのだろう
かといってこのまま放置というわけにもいかない
とりあえず、応急処置をした
小柳「はぁ…、カゲツ、俺が運んでやるから背中に乗れ」
叢雲「狼、足怪我しとんとちゃうん?」
確かに、俺は怪我をしているが
別に人を抱えれないほどではない
小柳「お前が気にすることじゃねぇよ、早くのれ」
というとカゲツは大人しく俺の背中に乗った
俺はカゲツが乗ったのを確認して立ち上がり、人里の方へ歩いて行った
カゲツを抱えて10分ほど、
俺も足を怪我していて血を流している
その血は止まることを知らないのかダラダラと流れている
カゲツも応急処置をしただけなので少しずつ体力的に限界が近づいている
少しずつカゲツと俺の息が上がっていく
叢雲「狼、このままだと共倒れや僕を置いてってええよ」
叢雲「呪ったりせぇへんから」
小柳「共倒れなんてしねぇよ」
叢雲「…。」
黙り込んでしまった
なんとなく話しかけないとカゲツが死ぬような気がして、話しかけることにした
小柳「…カゲツ、なんで俺と組みたがるんだよ」
小柳「武器とか距離とかを考えるなら星導とか伊波が妥当だろ」
叢雲「…確かに僕はそっちの方がええねんけど、狼なら…」
小柳「なんだよ」
叢雲「俺ら…似たような業種やん」
叢雲「やから…いざとなった時は見捨てあえる」
叢雲「って思ってたんやけどなぁ…」
と少し悲しげな声で言うカゲツ
小柳「あっそ」
俺は仲間がピンチの時は助けたいと思うし、でもいざとなった時は見捨ててほしいという矛盾した言葉を飲み込んだ
叢雲「…ロウ、見捨ててや…冗談抜きでこのままだと共倒れやぞ」
なんて、言ってくるカゲツに舌打ちしそうになったがグッと堪えて
小柳「…全速力出すから、舌噛むなよ」
叢雲「…わかった」
とりあえず人里に着いたあとカゲツを医者に引き渡して、俺は今椅子に座って空を仰いでいる
“見捨ててや”か
…こっちの気も知らないであんな言葉言ったカゲツの心情が理解できてしまう
小柳「迷惑かけたくねぇよな、仲間には」
なんてらしくもないことをポツリと溢した
後日伊波に仲良くデコピン食らったのは言うまでもない
あとがき
楽しんでいただけましたか?
楽しんでいただけたのなら嬉しい
それでは対あり
コメント
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好きでs((