注意(詳しい注意は一話)
遅くなりました。
リクエスト有難うございます。
こちらはリクエスト小説です。
ほとんどらだおの体調不良です。(9割)
BL要素薄いと思われます。
すみません
最後雑っぽいかもしれません。
嘔吐表現有り
クソ長小説(今のところ4000文字以上ある)
「人」
『無線』
みんな『←無線警察署員』
rdo『らだお出勤しまーす』
俺はそう無線で挨拶をすると
みんな『おはよーう/おはようございまーす!』
仲間達の元気な声が聞こえてくる。
「よーし、今日も働くぞ〜!」
俺は駐車場で朝日に浴びながら伸びをした。
その時
「ゔっっ…」
ふらっ
急に吐き気などがした。
俺はよろめき壁に寄りかかる。
数分壁に寄りかかりさっきまでの吐き気が無くなっていた。
「っ…なんだったんだ…?」
俺は一旦深呼吸をし考えた。
(…今の吐き気はなんだ…?さっきみたいにまた体調が悪くなったらどうしようか…退勤…は流石にあれだしな…大丈夫だろう。)
グルグルと悩み考えこんでいたら
「…らだお!!」
「うっわぁ!びっくりした。急にどうしたマンゴー?」
mng「急にじゃないよ、何回か呼んでいたよ」
rdo「あれ、そうマンゴーごめん」
mng「まぁ、特に用はなかったから別にいいけど」
rdo「え〜?なんなんだよ〜構ってほしかったって事?」
mng「ウン!!」
俺はマンゴーと会う前の急な体調不良の事を忘れて2人で雑談をしていたら
ピピッ
[客船強盗]
rdo「客船きた〜」
みんな『うお〜行くぞ〜』
rdo『らだおヘリで行きまーす』
mng「俺もヘリ乗っていい?」
rdo「おけ〜『マンゴーも乗りまーす』」
みんな『りょーかーい』
rdo『終わったかな?』
みんな『終わったね』
みんな『みんなお疲れ〜!!!』
rdo「お疲れマンゴー、戻るからヘリ乗って〜」
mng「らだおありがと!!」
俺はマンゴーをヘリに乗せヘリ上昇させ帰ろうとしたその時
グラッ
俺の視界が歪んだ。
rdo「ゔっっ…」
まただ、朝に続き急な吐き気、次に目眩、頭痛
一種のウイルスではないか?
mng「うわっ⁉︎らだおー⁉︎ヘリ落ちる!!」
体調が急に悪くなったが俺は今ヘリを運転している。
俺1人ならまだいいが、助手席にはマンゴーが乗っている。
死なせるわけにはいかない。
rdo「っゔゔっっ…」
目眩は先程よりないが俺は体調不良に耐えながらヘリを運転させ警察署屋上に着陸させた。
ヘリが収納され俺とマンゴーはヘリを降りた。
すぅっ
その時またしても体調は良くなった。
先程の吐き気や目眩が嘘のように
だが、汗は大量にかいている。
事件対応での汗か体調不良の冷や汗か、俺には分からなくなっていた。
mng「らだお…?」
立ち尽くす俺の後ろからマンゴーは声を掛けてきた。
rdo「んっ?どうしたマンゴー?」
mng「らだお…運転中体調物凄く悪そうだったけど…だいしょうぶ…?」
マンゴーは心配そうに俺を見つめる
rdo「…全然大丈夫!!」
嘘をついてしまった。
mng「デモ、さっきヘリがすごいぐらついてたし…」
rdo「いやそれは〜ちょっと調子悪かったんだよねー」
mng「……フーン、ムリしないでね…」
マンゴーから疑いの目を向けられたがなんとか嘘がバレずにすんだ。
無線からマンゴーの名を呼ばれマンゴーは先に警察署の中に入って行った。
「……ぅぅ…」
ヘリに降りた瞬間体調は良くなった。
それだけは嘘じゃない。
だが、少しマシになっただけでマンゴーと話している時も若干体調は悪かった。
と、いっても先程のような倒れそうなほどではなく、頭痛がしていただけだ。
だけど、段々とその頭痛も酷くなっていく。
(気持ち悪くなってきた…)
俺は口元を手で押さえ、壁に手を添えながら警察署の中に入っていき階段を降りた。
幸い、警察署の中には誰もいない。
いや、居た方がいいのか?助けを呼んだ方がいいのか?
だけど迷惑を掛けるのは嫌と思い俺は歩いていく。
駐車場の方を見ると人が集まって話しているようだ。
俺は人目を避けて警察署の入り口から外に出る事にした。
なんとか、やっと外に出れた
と、言っても俺はどこに行くのだろうか
吐き気もするから警察署のトイレに行けば良かったかもしれない。
だがもう引き返す元気はほとんどない
そんななか、俺は警察署前の小さな駐車場らしき所まで歩いた。
「あっ!らだおくーん!」
誰かが俺を呼び手を振る
俺の名前を知っている為、知り合いなのか
俺はその低い声でも頭に響き頭痛が増す。
吐き気も増してきた。
目眩も少しずつしてくる。
「こんなところで…」
誰かが俺のもとに駆け寄り話しかけようとしたとき
俺の喉からどんどんと液体のようなものが上がっていく感覚がある。
(あ、やばいかも)
そんなこと考える暇もなく
rdo「ゔっ、ゔぅえっお“えっ」
びちゃびちゃと地面に液体のようなものが飛び散る
頭痛や目眩で苦しくてこの数秒間の事すらあまり覚えていない。
俺は膝をついて手を地面についているような気がする。
…そうだ
遂に俺は限界を越えて、吐いてしまった。
しかも人の前で
目の前にいる人が何か喋っているような気がするが
苦しくて顔をあげられない。
顔を上げてもどうせ目眩で相手の顔なんて見えやしない。
俺は今頭痛と目眩とどんどん湧き出る嘔吐で怖いんだ。
「ゔっえっっっ、はっぁ、ゔっっおぇぇ“」
出て、止まっての繰り返し嘔吐する
涙も出ているようだ
今、俺の前にいる人はどうしているのだろう
怖くて
気持ち悪くて
何か違う事を考えなければ
他の事を考えないと怖い
ずっと気持ち悪さと目眩頭痛の事なんて考えたくない。
他の事を考えたい
そんな時
誰かが俺の背中に手を置いた
俺の背中をさすっているような気がする。
「大丈夫、傍にいるから、置いていかないから」
誰かが俺に静かに言う
その声、言葉に俺は恐怖が少し和らいだ
少しずつ安心してきた。
俺が吐き続け5分、10分ぐらいたっただろうか
やっと嘔吐が止まった。
目眩もほとんどなくなった
が、先程のせいか怠くて顔を上げられない
頭痛もまだ少しある
だが、俺は嘔吐が止まった事と誰かが傍にいてくれた安心で眠くなってきた。
(傍にいてくれた相手には…悪いけど俺は…もう…ねむく…)
気絶とも言えるだろう
俺はそのまま倒れるように眠った。
ふわっと
誰かがらだおを支える
そして振動を最低限なくしながら抱き上げる
「まったく…」
誰かがそう言う
「ここにいさせるわけにもいかないから、病院に行こうか…」
誰かはらだおが嘔吐した場所に手元に持っている水を出す。
そして近くに置いてあった車に乗り病院に向かって行った。
「ん、んん…」
目が覚めると見知らぬ白い天井が目の前にあった。
rdo「…ここは…?」
俺は起き上がり周りを見渡して見る
俺の周りにはカーテンで囲まれている。
病院なのか?
シャッ
俺の横から音がした。
「あっ、起きた?おはよ〜」
rdo「おはよ…って、え?ウェスさん?なぜここに?というか俺はなんで病院に…」
俺の目の前にいる男の名は
アルフォート ウェスカー
餡ブレラというギャングの名でそこのボスだ
彼がなぜここにいるかと混乱していると
wes「なんでって、らだおくん、体調崩してたじゃん。」
rdo「…え?」
wes「だから…俺、警察署前でらだおくん見かけたから呼んだんだよ。そしたららだおくん俺の目の前で吐いちゃって…」
rdo「……あ」
そうだ、俺は確かに体調が悪くて吐いてしまったのだ
今じゃ全然体調は良くなっている。
目の前にいた相手が誰だか分からなかったが、
rdo「思い出した、あれウェスさんだったのか」
wes「そうそう」
rdo「…ウェスさん、ありがとうございます。」
俺はウェスカーにぺこりと頭を下げる。
rdo「俺、あのままだったらどうなっていたのか分かりません。あの時、傍にいて、しかも病院にまで連れて行ってくれて…感謝です。」
wes「えっ⁉︎あっ、いや全然大丈夫だよ!!あの時暇だったし!!あのまま放っておかないしね…頭上げてよ」
俺はそう言われて頭を上げてウェスカーをみると
rdo「…照れてます?」
wes「えっ⁉︎あっ、いや別に‼︎?」
そう言いウェスさんはカーテンで顔を隠す
rdo「ふふっ」
面白くて声が漏れてしまう
wes「あっ!笑ったなぁ〜?」
rdo「ふふふふふwww」
そんなやり取りをして数分経った。
rdo「そういえば、俺どれくらい寝てたんですか?」
俺はウェスさんに質問をした。
wes「う〜ん、えっとぉ〜大体5時間ぐらいかな」
rdo「えっ、ウェスさん俺が起きるまでずっと病院に居たんですか?」
wes「あ〜まぁね、でも今日は別に餡ブレラの起きてる人数少なくて大型できないし、別に良いかなと。看病してたよ」
…それでも俺の為に看病など病気に5時間いてくれる事に感謝しかない。
rdo「…何かお礼をさせてください。」
wes「えっ、お礼⁉︎いらないよ」
rdo「いや、どうしてもさせてくたさい。このまま貸しは作りたくないんですよ」
俺はそう言いウェスカーの目を見つめる
wes「っう、分かりましたよ…」
押しに負けたのかウェスカーは了承する。
wes「では…、」
ウェスさんは俺の髪の毛をどかし、俺の額に顔を近づける
ちゅっ
俺の額からリップ音が鳴った。
ウェスカーは俺の額にキスをしたのだ。
rdo「⁉︎//」
wes「ふふっ、これで貸しはなしね、じゃあね」
ウェスさんはそう言い帰っていく
足音が遠ざかっていく
ぽかんと口を開ける俺
何分経ったのだろうか
廊下から大量の足音が聞こえる。
大勢の人が走っているようだ。
その足音は俺の部屋前まできた。
シャッッッ
思いっきりカーテンを開けられた。
「「らだお〜〜〜!!!!!!!」」「「らだおせんぱーーーーーーーい!!!!」」
警察署員の仲間達がいた。
仲間達は俺の名前を呼び俺に飛びついてくる。
rdo「ぐわぁっ」
潰される俺
rdo「ちょっ、しぬっっ」
mng「らだお〜〜〜!!!あの時俺が支えてたらこんな事にならなかったのに〜〜〜!!」
hnr「らだちゃんせんぱ〜〜〜い!!!泣」
nrs「らだお〜〜〜!!!お前〜〜」
rdo「っちょっ、しっ、しぬっあばば」
mnd「みんな〜らだおが潰されてるよ〜」
みんな「あっ」
ミンドリーが居たおかげで俺は潰されずにすんだ
というかほとんど潰されていたけど
rdo「なんでみんなここに…?」
mng「ナンデって…ウェスカーから電話がきて体調崩して病院にいるって聞いたから!!」
rdo「ウェスさんが?」
みんな「うん!!!」
俺の為に…
本当、不思議な人だな
mnd「…らだお」
ミンドリーは静かな声で俺を呼んだ
rdo「ん?」
mnd「…体調悪い時はすぐ伝えて」
rdo「…」
mnd「らだおが思ってるほど、迷惑じゃないよ。」
rdo「えっ」
ミンドリーは俺の心を読んだように話す
mnd「だけど迷惑だと思って大丈夫なふりをすると俺らは余計に心配する。」
rdo「……」
その通りだ
今みたいにまたこうやって俺が倒れたりしたらみんなに余計に迷惑をかけてしまう。
mnd「俺達をもっと頼って」
mng「ソーダヨ!もっと頼れ!」
nrs「本当だよ、頼れよ…」
hnr「むしろもっと頼ってほしいー!!!」
他の警察署員からも同じ意見が聞こえてくる
なんて温かいのだろう
rdo「…みんなごめん…そしてありがとう…」
rdo「今度から体調が悪くなったらちゃんと休むね」
みんな「うん!!!!」
ーーーーーーー end ーーーーーーー
コメント
1件
ふぇ…!?なんだこれクソ尊いやんけええええええ!!!!!