テラーノベル
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ノベル久しぶりでド下手です!
それでもいい方↓↓↓
片思い輝→茜
今日は帰ってきたら疲れていたのか制服のまま寝てしまって、気づいたら9時で………
お母さん、起こしてくれてもよかったのに。
変な時間に長く寝たせいで腹がムカムカするが、せっかく作ってくれた夕飯を食べないわけにもいかずラップしてあるおかずをレンチンして胃に入れた。
風呂に入った後、当然このまま寝れるはずもなく取り敢えず自室の机と向き合い授業の予習をしてみたり窓を覗いてアオちゃんの部屋の窓を見て寝顔を想像してみたりなど、色々してみたが一向に眠気は来ず気づいたら12時を超えて今からが今日になってしまった。
ピロンピロン✆
電話だ、こんな時間に非常識な。
「なんですか、要件によってはすぐ切りますからね」
僕は明らかに不機嫌そうな声で言った。
『あれ?出ないと思ったのに珍しいね、こんな時間に起きてるの』
なんだ、珍しいって
と思ったが、思い返してみれば度々朝起きて携帯を見たら非通知が1件来ていることがあったような。
『どうしたの、寝付けない?』
「…今日、ちょっと変な時間に 寝たせいで来ないんです。
会長は今外ってことは仕事帰りですか?」
鈴虫がの声がかすかに聞こえてきたので直感的に外だとわかった。
『うん、もー今日大変でさ、疲れちゃった』
深い溜息をつくのが聞こえた
「お疲れ様です。」
『…ん』
『蒼井、空見て』
「………?はい、」
急な要望に不思議に思ったが即座に立ち上がり窓を開けて身を乗せた。
夜の街の静けさ色の無さがとても落ち着く
空は雲一つ無くて星がよく見えた。
「ゎぁ……」
思わず声が出た、特別綺麗ってわけじゃないだけど久しぶりに真剣に見た気がして一層輝いて見えた。
『………星が綺麗だねぇ。』
「はい、ほんとに」
会長のところから見る星空はどんなだろう
位置も光の加減もちがく見えるんじゃないだろうか。
『ずっとこのままの空だったらいいのにね。』
急にそんなことを言い出した。
勿論この星空も綺麗だが…このままの空じゃ月と星の明かりだけじゃ、アオちゃんの顔がよく見えないだろうに。
「それは流石に困りますね」
『えーそうかな?』
「それにずっと夜じゃ怪異退治が絶えないんじゃないですか?」
『それは大変、困る』
「でしょう?」
そこから僕等は一緒に空を見上げて一緒に星空を見た。
ふたりぼっちの会話が夜に響く。
段々眠気も来て、会長も家についた頃
『そろそろ眠くなってきたんじゃない?』
「ん、はい…まぶたが重いです。」
『無理しなくていいよ、おやすみ蒼井』
「……おやすみなさい 」
なんか、文学チックだったよね
ミカヅキ・ハイウェイカーって曲から着想を得ました。よかったら聞いてみてね。
コメント
6件
多分初コメです!星が綺麗ですねって「憧れています」「私の気持ちに気づいてほしい」といった、まっすぐに好きと言えないことへの切ない気持ちも込められています。って意味らしいです。尊いです。こんな感じの文書書けるの尊敬します!
電話の途中で眠くなるってめちゃくちゃ可愛い その曲知らないな、今度聞いてみます!
久々に見た!!!やっぱチャットノベルでも普通のノベルでも上手いねあのこは なんか深く考えすぎかな?って思ったんだけど、「星が綺麗ですね」って、遠回しに恋心を伝えてる、みたいな意味だよね?曲は聞いてみます🫡