コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「お前らは〇〇国で待機していろ。その後救助を呼ぶように」
『はい!!』
最悪な状況だ。何とか植民地を確保しまだ戦える状況ではあるが…,圧倒的に大国との差が激しい。いつまで持つかが分かっていない 早めに対処しなくては…。
俺はそう思い早く,…早くこの戦争が良い方向に持っていくよう…努力をしたんだ。あぁ,…誰よりも努力をした筈なんだ
「祖国様っ…!イタリア王国から伝達が…!!」
あぁ。本当になんて最悪な日なのだろうか,…こんな時に限って同盟国を結んでいた奴から
裏切られた
俺は急いでヨーロッパの方に向かった。…先輩がいる所へ
「先輩っ…!」
「……..日帝か」
今までに見た事がないくらい隈が酷く…。何よりも目の下は赤くなっていた,…
「不味い状況だ。…イタリア王国で何とか道を塞いでいたものの,…」
「…。」
あぁ…。こんな姿の先輩は見た事がない,兎に角絶望をしていた。…2度も同じ奴に裏切られ枢軸国側の奴らはほとんど降伏していった
「日帝…。日帝は俺の事を裏切らないよな…?頼む…裏切らないって言ってくれ」
もちろんですよ先輩。貴方以上に尊敬できる方に出会ったことがないのですから,…貴方が生きていれば俺はそれだけで十分です。
俺はそう思い先輩に優しく微笑んだ。
数ヶ月後先輩は自殺未遂をした。
頭に銃を放ったと言う。今はまだ意識不明の重体だと聞かされた
俺の言葉では足りなかったのか…。何がいけなかったのだろうか ちゃんと気持ちを伝えられなかったから駄目なのか。いや違う,全ては連合の奴らだ。俺たちの計画を邪魔し戦争を切り開いた彼奴らの責任だ
俺は悪くない。悪くないんだ
「よぉ,…日帝」
「なぜ貴様がっ….」
誰にも言っていない場所に何故憎き米国の彼奴が…いや。彼奴に言ったじゃないか,…
そして彼奴の隣を見ると…。
「察しが早いな」
「…。日帝サン」
「…,タイ…..貴様っ…」
腸が煮えくり返りそうだ。3度仲間を失い銃を突き付けられ,…何とも悲劇な事だろうか。
「気付いてんだろ。お前らが敗北する事を」
「っ…..」
あぁ知っているとも。何度も何度も何度も何度も……。計算をしていても連合国側が有利だと言うことを
「ほら,さっさと降伏しろよ。大日本帝国」
「私が…降伏だと…?何も知らない餓鬼は黙って見てろよ…糞餓鬼がぁ”!!!!!!」
今までに無い程の力を振り絞って米国に刀を振るった。…でも彼奴は直ぐに私の刀を折ったのだ。あぁ…もっと力があれば先輩を守りきれただろうか,兄弟を助けられたのだろうか。こんなにも簡単に振り下ろされてしまう自分が憎くて間抜けに思えた。今までの努力も無駄になったような気もした,
「…流石中国とソ連に立ち向かっただけの威力はあるな..。」
「だけど,…力が無さすぎ」
そう言って私に銃を向け放った。2回撃たれただろうか,頭と首。人間なら即死だ だが一応私は国でもある。早々簡単に〇ねない,辛くても痛くてもそれを我慢するのが国なのだ
続き一応書きます