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黒い封筒

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黒い封筒

3 - 第3話

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2024年05月09日

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阿部が消えた。

個人の仕事から帰り、駐車場で黒いマスクを被った3人組に、マネージャーは打ちのめされ動けなくし、抵抗する阿部を黒いワンボックスに押し込んで走り去る様子が防犯カメラに映っていた。

車のナンバーはペンキで塗り潰され読めなかった。

阿部は駕籠瞳子の元にいると思われる。

ただ探しようが無い。

車は、ナンバープレートを付け替えれば済むし、3人組はマスクしていたし。

ただ、マネージャーの1人が声を聞いた。

「瞳子様に・・」この声は忘れない。

今、人気絶頂のグループの阿部を誘拐してニュースにならない訳がない。

連日放送されている。

だが、思わぬところで阿部の居場所が分かる。

駕籠瞳子とは本名だった。

阿部が姿を消した放送局から、そう遠くないところに「駕籠家」があった。

事件から、1週間が経っていた。

警察が乗り込んだところ、阿部は本当に、座敷牢のような場所で鎖に繋がれていた。


1週間、阿部は何も口にしていなかった。

すぐ病院に入院した。

メンバーが駆け付ける。

点滴で栄養を入れている。

食事も粥から食べている。


目黒ー何もされてない?

阿部ーうん、大丈夫。

岩本ー退院にどれくらいかかる?

阿部ーちゃんと食事が出来たら大丈夫だろうって。

目黒ーお弁当作るよ。

阿部ー食べたい!


警察から、報告を受ける。

駕籠瞳子とは13歳の少女だった。

阿部を拉致したのは、駕籠家の使用人だった。

瞳子は阿部を王子様のように思っていた。

誰にも渡さないと我儘を言い、結果阿部を座敷牢に閉じ込めて鎖で繋いで、毎日眺めていたらしい。

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