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こんにちはぁ。お久しぶりです。
イメージ的には大正時代とか明治時代とかの感じです。
最初グロテスクです。
苦手な人すみません…。
「うわァ…此は凄いな…」
辺りを見渡せば其処ら中に肉塊、もとい人間だった物が転がっていた。
顔や体の原型は無くなり、目玉や指らしき物が至る所に散乱しているという、思わず目を逸らしたくなる光景は星が輝く夜空には程遠かった。
「あれェ?君誰?」
其処にはまさに地獄絵図と呼べる此処には到底似合わない真っ白な服を着た少年がいた。
何時から居たのか、ましてや人間なのか別の物なのかも分からない少年に警戒しつつ話しかける。
「話せる?てか此君がやったのォ?」
「…………………………………………」
話しかけるも応答は無く只じっと見つめてくる小年を不思議に思いながら近づいてみる。
「ッ?!」
すると少年は足が透けており、よく見れば全体が透けている。
「…えェ…俺怖いの無理だってェ…」
「…ッ…」
「うェ?!ッまじか?!」
急に倒れてきた少年をすんでのところで受け止め、持ち上げて声をかけるも応答は無い。
「…すーッ…どォしよ…」
取り敢えずまじまじと見て観察をしてみる。 今此処に居る人間はこの少年が殺したのだろうが、不思議と怪しい雰囲気は感じなかった。
「…子供…の幽霊か…?うーん…」
「…持って帰るか!」