びーえる注意
nmmn注意
年齢操作あり
桃side
今日は約束をした土曜日。
服は昨日の夜、1時間もかけて決めた。
なんだよ俺は乙女かよ、と自分にツッコむ。
((時間じゃないの〜?
桃 そろそろ行くわ
なんで母さんは予定を知っている?
まぁ、それは置いとこう()
バックにスマホとカメラを入れ、見送られながら外に出る。
桜は満開だった。
自転車にまたがってペダルを力一杯漕ぐ。
桃 取り敢えず駅に行くかぁ
彼との出会い、
それは、俺が自殺未遂をして、県立大学病院に入院していた時だった。
勿論、精神科に居た。
俺は未遂を繰り返しているらしく、鬱が治った後も部屋に閉じ込められていた。
しかも毎日毎日、親が泣きついてくる。
死なないで、役に立てなくてごめんね、と。
正直限界が近かった俺は逃げた。
でも俺は普通科の病棟との間にある、中庭の桜の木の下で倒れてしまった。
その後、目を覚ますと中庭のベンチに居た。
看護師達に見つかって引き戻されていると思っていたから驚いたが、更に驚く事があった。
黄 大丈夫ですか?
桃 …誰、?
同い年ぐらいの少年が目の前に居た。
この子が助けてくれたのだろう。
黄 あっ!いきなりごめんなさい!
僕はるぅとって言います!貴方は、?
桃 俺はさとみです、貴方が助けてくれたんですか?
黄 まぁそんな所ですかねw
桃 ありがとうございます、
黄 wどういたしまして?
桃 wwwwwww
黄 wそういえば、その服入院してますよね?
何でここに居たんですか?
桃 ……
黄 無理に言わなくて大丈夫だからね!
そうだ!僕の部屋おいでよw
桃 いいの、?
黄 いいってばw行くよ!
彼の病室は病棟の1番上の階でエレベーターからは青空が見えた。
それに、病室が物凄く広くて驚いた。マンション一室ぐらいはある。
桃 広すぎだろ……いいなぁ…
黄 wそうかな?広すぎてもあんまいい事ないよ
桃 その言葉言ってみたいわ、
黄 wちょっとこっち来てみてください
桃 ん?どうしたの?って…
そこには中庭から山まで続く、桜の景色があった。
ちょうど桜は満開だった。
その時、
黄 さとみくん、
黄 友達になってくれる、?
黄 大丈夫だよ、何があっても絶対離れないから
嬉しかった。
初めてこれからの人生が楽しみになった。
生きてみようと思った。
不安定な俺に居場所をくれた彼は
俺の
初めての
友達にして初恋の人ともなった。
春に出会った俺達はどんどん仲良くなっていった。そこで、彼が膵臓の病気で手術した事を知った。今は様子見なんだそうだ。
看護師達も何故か彼と会う時だけは付き添いには来るが、怒ってはこなかった。
夏が来た。
桜も緑の葉が生い茂っていた
黄 あのね、僕退院する事になったんだ
桃 …俺も、
黄 えっ?そうなの!?僕お見舞いしに行こうと思ってたのに、
桃 ありがとw
黄 どうしよ…
黄 あ!メールとか出来る?
桃 ごめん、スマホ持ってない
黄 んーじゃあ手紙とか!
桃 はい住所、
黄 はやwwwww
桃 wwるぅとのも
黄 はい、これでいいよね?じゃあそろそろ行くね?
桃 待って!あのさ、ずっと仲良くしてくれる?
黄 もちろん!さとみくんもね?
桃 うん!手紙送るからね
黄 ありがと!バイバイ!
桃 バイバイ!
いやー、没ってるねーw
疲れた☆
next♡300
調子乗ってこー!(((
じゃあ、
またね!
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