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コメント
9件
別視点感謝也 とてつもなく好き あとアイコン変わってるのかわゆす
すきです
寝ようと思った時に出すのやめてもらっていいすっか((( 寝れないよもう!!! みぃちゃんって👑くんかなぁ、相変わらず最高すぎたよ😭もう口角諦めるわ、(?)
今回は別視点です ♪
🩵「なぁなぁ、なつくん知ってる !?」
❤️「ん、なに ?」
🩵「タチ食いの話 !!」
聞きなれない単語に思わず聞き返した。
❤️「たちぐぃ、???」
🩵「そうっ、あ、蕎麦とかのじゃないよ !?」
🩵「ほら、こさめらのやってる仕事に関係する話やねんけどさ、」
聞けばタチ食いというのは。
タチ(上、攻め)のポジションにいる相手を狙うタチ……
つまり、そのままの意味で
タチを襲うタチの行為だと言う。
❤️「ふぅん。そんなやつホントにいんのかね」
🩵「いるどころか、うちらの店も狙われてるんだってさ〜 !!」
うひゃぁ、と大袈裟にこさめが喚く。
❤️「そんなの、噂か都市伝説みたいなもんだよ。狙われてるって話はどっから聞いたんよ」
🩵「えとね、みぃちゃん !」
みぃちゃんとは、同じ職場に勤めるいわゆる同僚である。
髪の毛と言動がふわふわしてて可愛らしい男の子だ。
そのふわふわと、行為の時のギャップで指名する客も多いんだとか。
いつも何かと忙しそうなイメージだったからこういう噂話に付き合うのは意外だった。
❤️「へぇ、みぃちゃんってそういうの気にするタイプやったんか」
俺のイメージは…やっぱりあんな女々しい男見たことないし、養殖なんだろうなという感じだったから。
🩵「みぃちゃん可愛いし、ぜぇったい狙われたら抵抗できないよねぇ、」
❤️「どうだろうな、あーいうのが実はメチャ強とか、…漫画とかならありそうじゃん。意外と食い返すかもよ」
🩵「きゃははっ、なにそれ〜っ」
なんて話してすぐに、みぃちゃんはデリヘル嬢を辞めた。
噂によるとタチ食いに合ってショックがとか、なんとか言われてるけど実際は分からないらしい。
そして俺は今日も出勤。
❤️「タチ食いなぁ…。」
客の家に向かいながらぽろっと独りごちる。
…やっぱり痛いのかな。
俺はみぃちゃんやこさめみたいに可愛い系統じゃないし
多分狙われないけど。
やっぱりあんなこと言われるとちょっと不安があったりもする。
こさめは平気なんだろうか。
あんな話の後にみぃちゃんがやめてしまって、悲しそうにしてた。
こさめはいい子だから俺と違って色んな子と付き合いがあったし、
みぃちゃんとも出勤前とかたくさんお話してたから余計しんどいだろうなあ。
こさめも可愛い路線で時に女の子みたいに見えるから、さぞ不安だろう。
俺が守ってあげられたら……。
と言ってる間に目的地…客の家に到着したみたいだ。
切り替えて、仕事仕事。
と、表情を嬢に切り替えた瞬間。
💜「はーーい。」
でてきた男はどちゃくそタイプだった。
ふう。ダメダメ。
いくらどタイプのイケメンだったからって手を抜くことは許されない。
お互いの為にここは全力で挑まなくちゃ。
……そう思ってたのに。
💜「プラン追加。俺に抱かれろ。」
理解ができなかった。
❤️「…っは??ウチはドM専用なんですけど。」
💜「てことはお前はSってことだろ?」
❤️「おう。バチバチにな。」
💜「それを俺が食えるってなったらぞくぞくするじゃん、❤︎」
無意識に体が怯える。
あぁ、これがタチ食いってやつ、?
とにかく、こいつを宥めてなんとか今日は帰らないと。
❤️「ぃや、俺タチって言ってんじゃん。ドMじゃねえなら呼ぶなよ。」
あ、やば。
こういうのって逆上したりすんのかな。
色々ぐちぐち俺が考えてるとそいつはぐっと顔を寄せてきて、
💜「だからそのタチを食うのに興奮するんだろ。」
💜「黙って食われとけよ。」
❤️「っ、? ⸝⸝」
体が、腰が勝手に跳ねる。
嘘だろ、自分が耳弱いとか…俺知らなかった。
しかもこいつの声、なんかおかしくなる。
低いのに高いように聞こえる、声質が薄くて不思議な声だった。
話し方もクセがあってペラペラしてるというか、変な感じだけど落ち着く。
…ぼんやりしてる場合じゃなくて。
そうこうしてる間にまたそいつは顔を近づける。
今度は耳… じゃなくて、首 ?
❤️「んゃ、っ!⸝⸝ 」
やだ、なにされるか分からない。
ただただ怖い、のに… 。
💜「いるま。」
どうも身体が反応するのはおかしな話だ。
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