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幼児化2それか幼児化2お互いの幼児化騒動本当の裏
じゃあどうぞっ
ソファの上で、ふたりの小さな影がもぞもぞと動いていた。
💙しょーた
「……んー……」
🤍らうーる
「……さっくん……?」
その声は、いつもの低音でもクールさでもなく、完全に幼児のものだった。
💗佐久間大介
「……ねえ舘様。これ、夢じゃないよね?」
❤宮舘涼太
「残念ながら現実だな」
舘様は静かに膝をつき、しゃがんでふたりの顔を確認する。
そこにいるのは確かに——
幼児サイズのしょっぴー
同じく幼児サイズのラウ
佐久間大介(ピンク)
「しょっぴー、今いくつ?」
💙しょーた
「……さんさい……?」
指を一生懸命折って答える姿に、佐久間は思わず息をのむ。
❤宮舘涼太
「ラウールは?」
🤍らうーる
「……よっつ!」
佐久間はエプロンを装着し、舘様は迷いなくミルクを準備する。
その瞬間——
しょっぴーが、とてとてと舘様のところへ歩いていき、
赤い衣装の裾をぎゅっと掴んだ。
💙しょーた
「……りょーた……」
舘様は一瞬目を見開き、すぐに静かに微笑む。
❤宮舘涼太
「どうした、翔太」
一方で——
ラウールは不安そうに辺りを見回し、佐久間の背中にぴたっとくっつく。
🤍らうーる
「さっくん……いっしょ……」
💗佐久間大介
「えっ、俺!? かわいいかよ……!」
💗佐久間大介
「なんで俺たち、自然に役割分担できてるの……?」
❤宮舘涼太
「選ばれた、ということだろう」
しょっぴーは舘様の袖を握ったまま離れず、
ラウは佐久間の服を掴んで小さく揺れる。
ふたりが落ち着いたあと、さっくんと舘様は視線を交わす。
💗佐久間大介
「昨日の共通点……なんかあった?」
❤宮舘涼太
「昨日は、深夜までリハーサル。そのあと——」
💗佐久間大介
「あっ……」
❤宮舘涼太
「“子どもの頃の写真見せ合おう”などと言い出したのは、誰だったか」
💗佐久間大介
「しょっぴー、”誰かに全部任せたい”って言ってた……」
舘様の隣で、しょっぴーは安心したように身体を寄せる。
💙しょーた
「……りょーた……あったかい……」
❤宮舘涼太(赤)
「そうか」
❤宮舘涼太
「ラウールは、”甘えるのが下手になった”と話していたな」
佐久間の腕にしがみつきながら、ラウが小さく頷く。
🤍らうーる
「……さっくん……すき……」
💗佐久間大介
「破壊力えぐいんだけど!?」
❤宮舘涼太
「……心が先に、幼くなったのかもしれないな」
💗佐久間大介
「それが、形になっちゃった……?」
舘様はしょっぴーをそっと抱き上げ、
佐久間はラウをしっかり腕の中に収める。
💗佐久間大介
「元に戻す方法、探そう」
❤宮舘涼太
「それまでは——」
🤍らうーる
「さっくん……はなれない?」
💙しょーた
「……りょーた……ずっと?」
❤宮舘涼太
「そうだよ」
💗佐久間大介
「任せて!プロ保育係だから!」
楽屋には、
立場が入れ替わっても変わらない、優しい時間が流れていた。
はいっ どう?
じゃあまた3話!!
続きは、ひなっちさんの所で見てね!
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