テラーノベル
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書きたかった概要はコメントに書いておりますので先に見た方が分かりやすいかと思います。
水桃
ビチャ。
部屋中にすえた匂いが広がって、口の中が気持ち悪い。鳩尾を殴られたから尋常じゃない痛みがジワジワと広がっていく。
「ねえ、なんで僕の知らないところで物食べたの?」
とんでもない束縛彼氏。俺の彼氏はそんな言葉がピッタリと当てはまるだろう。この家には水の作った十を超えるルールがあって1つでも破ると殴られる。今回は「水の知らないところで食べ物を食べない」という約束を破ってしまったのだ。
「いむ…、ご、ごめん…」
「今謝罪は求めてない。なんで固定物が出てくるの?なんで食べたの?!」
今日は旧友と街中でばったり出会ったのだ。話しているうちにご飯でもどうだという話になって、このルールもあるため断ろうとしたが、こちらはとんでもなく強引な性格だ。あれよあれよとケーキを一切れ食べてしまった。帰宅後トイレで吐き出そうとしたところを水に見つかってしまい今だ。
「…久しぶりの友達に会って、断ったんだけど断りきれずにカフェ入って食べちゃった……ごめん、」
「……そっか、それじゃ仕方ないね。ごめんね痛かったでしょ?大丈夫?」
今までの表情が嘘かのように笑顔になり、引き下がる。こういう時は呆れたか夜したいことを思いついたかの2択だ。前者は2、3日もすれば元に戻るが後者は考えたくもない。だから前者がいいが……
「あ、夜準備しといてね 」
……後者だった。
*
「あ”ッ!♡ごぇ、ん”なざい!♡」
「ん?なにが?謝罪はさっきも聞いたしそもそも求めてないって」
ベットの上で足を畳み、ベットに突っ伏す。所謂土下座の体制でしこりを体感1時間ほど擦られ続けている。実際どのくらいの時間が経っているかは皆目見当もつかないが。
「そごッ!♡、もぉ”いい”がらあ”ッ? !♡」
いつもは玩具やらネグリジェやらを使用し、チクビや前も同時に攻められるが、今回は同じところをずっと擦られ続け、いつもより弱い刺激なのに脳が直接嬲られているみたいだ。そして同じところの筈なのに定期的に更に強い刺激が走るのは何故だろうか。
指1本でグズグズになってしまうのは男の矜恃やら威厳やから崩れていく感覚になり、中々虚しい。
となんやら考えているうちに頭が働くなってきた。早く、はやく水のモノを入れてほしい。
「え〜?wまだ全然時間経ってないよ?」
「ごえ”んなざいッ!♡、もぉ”♡ るーる”やぶらない”ぃ!♡も”~やぶんな”いがら”あ”!♡」
「ん〜、じゃあそこまで言うんだったら乳首も触ったげるね♡」
「は”っ?!♡ぃ”やッ、い”れでよぉ”ぉ”…!♡も”♡、むり”ぃ♡」
コメント
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全てを管理したい水とそれを鬱陶しくも愛を感じてる桃を書きたかったんですけど全然でしたね笑 嘔吐させるのはお風呂前の日課とも描きたかったんですが如何せん私の技術が粗末なものなので無理でしたねぇ…