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鷹槻れん

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鷹槻れん

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#年の差
水無月 京
84
#大人の恋
月詠 涼
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コメント
1件
**はる。だわ。** 28話、よかった…! 深山さんに頭掴まれながら電話対応するシーン、社員に「給料減らすぞ」って平然と言うのも含めて彼のキャラが際立っててすごく好き。主人公が「信用されてる」と感じて胸が痛む心理描写も細かくて、どうして傷つくのか一緒に考えたくなったわ。受付指導の話も、2人の距離感にちょっとドキドキした |・ω・)
引っ付いて泣かせてもらったのは十分くらいだっただろうか。
深山さんの携帯が鳴って、私は慌てて彼から離れた。
彼は小さく舌打ちすると左手で私の頭を掴んだまま、「はい?」と不機嫌そうな声で電話に出た。
『社長。桶川さんが、遅いって言ってます』
聞こえてくるのは女の人の声だ。
「もう地下にいるよ。すぐ行くからおとなしく待ってろって伝えて」
『GPSで探索してます。地下で反応が消えてから動かないので怪しんでいますがどうします?』
「給料減らすぞって言っておいて」
これ、社員との会話なんだって思ったら、うちの会社との違いに驚いてしまう。
クスリと笑ったら、私が泣き止んだと思ったのか、深山さんはようやく離してくれた。
「……あのさ、三日間の出向は嘘じゃないんだ。うちに新しく受付の女の子が来たんだけど、事務はしたことあるんだけど受付経験はないらしくて。指導してやってくれない?」
「え? む、無理ですよ。よその会社のことなんて私のほうが教えてもらわなきゃわからないです」
「受付としての一般的なことだけ教えてくれればいいんだよ。できる子だから、すぐ自分のものにするはずだし」
深山さんにそんな風に言われるなんて、信用されているんだ。
そう思ったら、胸がずきっと痛んだ。
どうして? 私は何に傷ついているんだろう。
「ほら、行くぞ」
車を降り、そのままエレベータに乗り込み、十五階へと向かう。
「随分高層ですね」
「間借りだ。同じ階に別の会社も入っている。あんなデカい自社ビル持ってる会社の社員に言われても嫌味にしか聞こえない」
「嫌味のつもりなんてありません」