ロボロ
「その”目”…」
しんぺい神
「…まぁ、僕は生まれつき…」
しんぺい神
「”オッドアイ”なんだよね…」
しんぺい神
「だから…まぁ、できるだけ知らない人とかに会う時は…」
しんぺい神
「できるだけ隠してるんだよね…」
しんぺい神
「…キミもさ」
しんぺい神
「そうなんでしょ…?」
ロボロ
「…」
スルッ…
ロボロ
「…そうです」
ロボロ
「昔から…生まれつきのオッドアイなんです…」
しんぺい神
「…やっぱりね」
ロボロ
「え…」
しんぺい神
「テオ達からきいたよ」
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テオ達が、弟達から…
ゾム
「あぁ、ロボロはな…」
ゾム
「”オッドアイ”やねん」
テオ
「…」
ゾム
「だから…それをできるだけ隠すようにしてんの…」
ゾム
「エーミールと…似てる感じや…」
テオ
「…なるほどね(ぺ神と一緒だ…)」
テオ
「(ペ神なら…できるかも…!)」
________________
しんぺい神
「んで、俺にそれを話したの」
しんぺい神
「ま…それでキミも」
しんぺい神
「顔を隠してたんでしょ?」
ロボロ
「…はい」
しんぺい神
「んで、友達にバレたくないから」
しんぺい神
「極力、隠してる…」
しんぺい神
「嫌われたくないから…」
ロボロ
「…まさにそのとおりです…」
ロボロ
「…ずっと、怖かったんです」
ロボロ
「また…虐められるんじゃないかって…」
ロボロ
「それに…前の姉貴も怖いし…」
ロボロ
「学校に行くことすら…怖い…ッ」
しんぺい神
「…俺も前はそう”だった”」
しんぺい神
「でも」
しんぺい神
「俺の友達達は皆」
しんぺい神
「受け入れてくれた」
しんぺい神
「そんなことぐらいで嫌うわけないって…」
しんぺい神
「キミも、一回外していってみたら…?」
しんぺい神
「まぁ、それは君次第…」
しんぺい神
「でも、きっと受け入れてくれるはずだよ…」
しんぺい神
「さ、腫れてるところは一旦治療しといたから」
しんぺい神
「帰ろっか」
しんぺい神
「家近いし、一緒に帰る?」
ロボロ
「…コクッ(。_。 )」
しんぺい神
「んじゃ、帰ろっか」
コメント
1件
オッドアイ別にええやんかっこいいやん(´・ω・`)