アテンション
・近親婚のような表現🈶
・女体化
・赤水
『赤』 「水」
それでは、どぞー!
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『姉さんってさ、好きな人いる?』
少し反抗期が始まった弟と家で留守番をしていたら、弟がいきなりこう言ってきた。
俗に言う恋バナというものをする歳になったのか… と嬉しさ半分、悲しさ半分という謎の感情に浸っている。
「んー、好きな人は居ないかな…」
「恋なんて簡単に出来るもんじゃないしねぇ」
私は少し笑いながら返す。
本当に好きな人はいないし、居たとしても絶対言わない。
『そっか…ならいいや』
そう言いながら、顔をふいっとテレビに戻す。
反抗期のせいなのか分からないが、表情で感情がつかめない。
悲しんでいるのか喜んでいるのか…いや、喜ぶことなんて絶対ないか。
と思いながら、親が事前に用意してくれたお菓子を頬張る。
後日、親がまた居ないので、 2人で留守番をすることになった。
『姉さん』
「ん、どうしたの?」
また弟が話しかけてきた。
でもその声は、なにか覚悟を決めたような声だった。
『もし、もしもだよ』
私は静かに頷く。
弟が真剣な声で言うから、私も真剣に話を聞く。
『俺が、姉さんのことを恋愛的に好きって言ったら、どうする?』
「へ… 」
弟の口からは、信じられないような言葉がでてきた。
弟が私のことを恋愛的に好いている?
そんなこと信じられない。
そんなの近親婚みたいなものじゃない。
この言葉たちが、頭の中でぐるぐる回っている。
「え、ぇーっとね…」
心臓がうるさい。
そのせいで自分がどう喋っているか分からない。
どう返せばいいか、分からない。
『…ごめん、やっぱなんも無いよ』
「ぁえ、ごめん、ね…?」
頭がこんがらがって、なぜ自分が謝っているかも分からないし、弟が謝っているのも分からなくなっている。
ただ、少しだけりうらのことを意識したということだけは分かる。
「あー…?」
自分の部屋に戻って、話の整理してみる。
「弟は私のことが…恋愛的に好きで、私はその事でこんがらがって…?」
やはり私は整理することが向いていないのだろう。
何も整理出来ていない気がする。
「…なんで、なんで」
私は心の中で思ったことを口にする。
「少し意識しちゃってんだろ〜…」
『ぁ、姉さん』
「あ、ぁー…」
次の日の朝、弟から話しかけられたが、昨日のことがあってちゃんと話せない。
『姉さん、熱でもあるんじゃないの』
そう言いながら、私と目線を合わせるように少ししゃがみ、手をおでこに乗せてきた。
「あ、いや、何もないよ」
「大丈夫、熱なんかないから!!」
また心臓がうるさくなって、顔が熱くなる。
一刻も早くここから抜け出したくて、りうらの手を振り払って部屋へと戻った。
『あ…』
少し悲しそうなりうらの声が聞こえたが、聞こえていないフリをした。
「んーーー…」
ベットにダイブしたあと、顔を枕に押し付け、心臓がおさまるのを待つ。
「ぷはっ、ふぅー…」
「こ、断らなきゃ…私は、りうらのこと恋愛的に好きじゃないしっ」
本当の気持ちを押さえるように、嘘の言葉を口から発した。
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やっぱスランプなんだよな…😇
なのにネタだけは降りてくるんだよな、意味わかんねぇな(
それでは、おつあいでしたー!
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コメント
4件
遅くなりましたっっっ🙇🙇 赤水ありがとうございます本当に好きです。愛してます!!!!NLでこんなに尊くなるのかこのCP!?しかも姉弟恋愛とかがち神かよ!!!ほんとに!もう!とても!!好きです!!!赤くんが水ちゃんのおでこにお手々当ててるの想像するだけで昇天できます😇🫠しかも姉さん呼びとかまじ聞いてないって!!!しかも水さんより背高いのほんとにすき。アイスちゃん。やっぱり貴方天才だよ。
言葉センス良すぎでは?? てかすらんぷにみえなかったよ?!?!