桃赤
兄弟パロ
桃→18 赤→14
日曜日。せっかくの休日だからいっぱい寝よう!!…なんて呑気な事を考えていた俺はいつの間にか眠りについていた。気づけば時刻は18時。完全に寝すぎてしまった。そんな事を考えながらスマホを手に取る。お母さんからメールがきていた。
「帰るの遅くなるから、桃の事よろしくね」
と。桃は俺の兄。何故、弟の俺が兄の面倒を見なければならないのか。そんなの知らない。まあとりあえずご飯でも食べようかなと思い、リビングへ向かう。「桃兄ご飯だよー!!」と2階にいる桃兄をリビングから呼ぶ。しかし返事は無い。何をしているのか。仕方なく俺は桃兄の部屋へ行った。
ドアノブに手をかける。「バン」と開く扉と同時に見える桃兄の姿。「ご飯だよ」と伝えるつもりだったが、俺の目に映る桃兄の姿に気を取られ頭が真っ白になる。下半身裸の桃兄。何をしているんだこいつは。何も呟かない桃兄。このとてつもなく気まずい空間をいち早く抜け出そうとドアノブに手をかける。その瞬間、俺の手首は桃兄によって掴まれた。桃兄を見上げる。まるで獲物を捕まえたぞ と言っているかのような顔をしていた。こんな桃兄は初めて見た。怖い。何をされるのか分からない。
『ヤろ』
突然、口を開いたと思えばこの言葉。は?こいつはバカか。俺はすぐさま断り、リビングに戻ろうとしたが、桃兄の力には敵わない。強い。強すぎる。そのまま俺はベッドに倒され、気づけば、桃兄と唇を重ねていた。あぁ…俺のファーストキスが…。最悪だ。押し倒そうと桃兄を蹴るが効果はないみたい。まだ諦めない。まずはキスをやめようと思い、唇を離そうとするが離れない。俺の息が持たない。トントン と桃兄の背中を叩くと唇が離れた。
「っ…はあッ…/ も、ぅ…むぃ」
情けない俺の声が桃兄の部屋に響く。
『まだまだこれからだよ?』
もう無理だ、と諦めた俺の服を脱がす桃兄とされるがままの俺。ものすごく恥ずかしい。
桃兄の指が俺のナカに入ってくる。
「あっ…// やばいかも…っ/」
声が漏れる。もうやだ。
『もういいよね』
と桃兄が呟く。何も良くないだろと心の中でをツッコミを入れる俺。余裕があるのも今のうちだけ。
音を立てて桃兄のモノが入ってきた。
「お゛っ゛♡ あッ…/ まっ、れ…/♡」
桃兄には届かない俺の声。
『どう?きもちい?』
「も、っ…むぃなの…/♡ らめっ…//」
桃兄の腰が止まる
「ッえ…?」
桃兄おこってる…?なんでなの
『赤。俺聞いてんのに答えてくんないの?』
知らない。頭真っ白で何も聞こえなかった。
「ごめ…っなさぃ」
溜息をついて再度腰を動かす桃兄。
「あッ…/」
物足りない。浅い。奥…。
「ももにっ…/ 奥ちょーだい?♡ 」
求める俺の体。
『ん。』(奥突)
「ん゛ん゛っ…ま、っれ / やば、ぃ 」
「壊れちゃ、っ…♡」
本当に壊れてしまいそう。限界が近い
「あっ…きもち、ぃ…/♡」
『ふふ、きもちいね?♡』
「もっと」と桃兄だけを求め続ける俺に 『トぶなよ』と伝え一番奥を激しく突く桃兄。
「ら、めッ…// ♡ ももに、ぃ…すき♡」
『俺も』
「イきそッ…//ももにぃ、一緒にいこ?♡」
『ん。(笑)』
桃兄と絶頂に達した。余韻に浸る俺へ桃兄が言う。
『またやろうね、俺の赤』
「もちろんだよ、おれのももにい♡」
end.
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