作品タイトル
「愛の先には何がある」
俺は『愛』を知らない。恋をしたこともないし、誰かに愛情を抱いたことも無い。だが最近彼奴と目が合うとドキドキ?する。これが恋というもの?
「先輩?元気ないじゃないですか、疲れてるんだったら休んだ方がいいですよ!」
「俺が疲れる訳ないだろ。只々考え事をしてただけだ」
はぁ、、、そろそろ本当に休もうか。彼奴に会う度自身からポジティヴが溢れれる。
「それよりも仕事は終わったのか。まだ書類を貰ってないが?」
「うぐっ…や、やってきます」
邪魔者がいなくなった。やっと落ち着ける。
「ボ〜ス〜、、、マーダーがウザイ」
「そんな愚痴は聞かないぞ、たいしてネガティヴも出ない」
「だったらネガティヴ出してやるよこのタコ」
うるせぇな、、、はぁ〜
「タコ呼びをやめろ、あと無駄にネガティヴを出すな」
「だったらもうポジティヴ出してやるよこのじじぃ」
此奴悪口は沢山あるんだな。脳は全然ないくせに
「でさぁマーダーと僕が部屋隣同士なの嫌なんだけど〜?せめて2部屋は離れたいよ」
「本当はお前等仲良いだろ。黙ってなかよしこよししてろ」
「はぁ〜?タコのくせに調子乗んじゃねぇ」
、、、うるさぁアンチボイド行こうか
「生憎様、アンチボイドは閉鎖中だ」
「お前心読めたっけ」
「いや、顔に書いてあった。長年一緒にダチやってんだから分かるに決まってる」
ダチ、、、ねぇ。これも『愛』に入るのか…?
「閉鎖中だ?何があるんだよ」
「、、、アンチボイドに奴がいる」
奴、、、奴、、、奴?!
「奴ってまさか、、、」
「その通り。あの黒くて素早い奴だ」
げぇ、、、嫌なこと聞いた
「ねぇ〜ボ〜ス〜話聞いてよぉ」
「情緒不安定かよ」
「マーダーと仲良い訳無いでしょ〜?」
「いやお前マーダーと仲悪い振りしてるの疲れたって言って「それ以上言ったら刺すよ」「お前俺の事刺せんのか?」「お前らも十分仲良いだろ」
ったく、、、疲れてるって言うのに…ガキのめんどうを見るのは懲り懲りだ
「俺は自分の部屋に行く。お前らは自由に過ごしてれ」
「はーい」
愛の招待はなんなんだろう
コメント
62件
こーゆう話好きすぎます!!主様文才神がかってますね、、羨ましい。クロメア最高っすね!!
一体マーダーと何をしたのか… こういう話大好きですありがとうございます