題名『 お薬 』
🌸🎮
< 地雷さん 回れ右 >
カチ … カチ … カチ …
時刻 は 午後 10 時 57 分 。時計 の 長い 秒針 が そろそろ 11 時 を 回りそう だった 。
ベット の 上 に 意味もなく 仰向け に 寝転がり 、白い 見慣れた 天井 を 見つめる。
🎮「 まだかな … 」
もうそろそろ 恋人 が 帰ってくる 時間 の はず だが 、オートロック が 開く 音 は しない。ただ ずっと 聞こえる 秒針 の 音 。崩れる 事 の 無い 、一定 の リズ厶 が 俺 の 部屋 に 響いて いる 。
ガチャ _
🎮「 ッ ! 」
鍵 が 開いた 音 が 俺 の 耳 に 入る 。起きあが って 動きにくい 身体 を 動かし ながら 階段 を 降りていった 。
玄関 の ドア が 開く 。そこ に いる のは 俺 の 恋人 である 🌸 だ 。🌸 の 黒い ワイシャツ には 、赤い 血 が ついて いる 。
🎮 「 … 🌸 ?大丈夫 ? 怪我 してるよ ?」
🌸 は 自分 の 服 に 着いた 血 を 見下ろし ながら 、
🌸「 あぁ … これ ?大したことないよ。 」
嘘 だ 明らか に 大丈夫 じゃない 。
🌸「薬 … 飲んだ ?」
🎮「うん 、」
🌸「そっか 良かった 。もう 寝なきゃ いけない 時間 だけど … 眠れそう ? 」
眠れない 🌸 の 怪我 も 気になって したかないし 、なにより 🌸 と もっと 一緒 に 居たかった 。だから 俺 は 首 を 横 に ふった 。🌸 は しばらく 黙って から 俺 の 頭 を 撫でた 。
🌸「 心配 ごとでも あるの ?」
🎮「 …… そーゆう 訳 じゃ … 無い 」
🌸「 薬 のんだら 眠くなる はず だけど 」
🌸 が そう 呟くと 棚 から 錠剤 を もって くる 。
🌸「これ を 飲めば すぐ 眠く なるから 」
そう 言って 水 と 錠剤 を 俺 に渡す 。ピンク色 の 透明 な 瓶 の 中 に 赤い 錠剤 が 沢山 入っている 。これ を 飲めば すぐ 寝て しまう のだろう 。俺 は そう 思い ながらも 、クスリ を 自分 の 口 に 入れた 。
ゴクゴク …
なんだろう 頭 が ぽあぽあ する 。どこか 痛い わけ で は ない 。ただ 、視界 が 少し 歪む 。周り の 音 が あまり 耳 に 入らない 。俺 が そんな 事 で 頭 が いっぱい に なって いると 、身体 浮かぶような 感覚 が した 。ぼやけてても なんとなく 分かる 。視界 が 少し 高く なって いる 。俺 は 今 どうなって いるのか 一生懸命 把握 していると 、ふんわり と 暖かい 感覚 に 身体 が 覆われた 。
🎮「んんっ … 」
頭 も 撫でられている ような 気 が した 。とても 優し かった 。
🌸 視点
🎮 を 寝かした あと 、俺 は キッチン で 水 を 1杯 入れて 飲む 。そして ソファ に どさり と 座り 天井 を 見つめる 。そして すぐに 薬 の 瓶 を ひとつ 取りだし て 水 と 一緒 に 飲み干す 。
🌸「 … 」
クスリ の 味 は 今日 も 苦かった 。
🎮 視点
次の日 、🌸 が 俺 の 身体 を 揺さぶり 起こす 。まだ 眠い と 思いながらも 重い体 を 起こす 。制服 を 渡され 、着替え を 始める 。鏡 を 見ながら ネクタイ を 結ぶ 。リビング に 行くと もう 食事 は できている 正直 な とこ 食欲 は 無い 。だが 、🌸 が せっかく 作って くれたから 断りずらく したかなく 席
に ついて 朝食 を すませた 。
支度 を 終わらせ 、学校 へ 向かおう と 玄関 で 靴紐 を 結んで いると 🌸 が 後ろから 抱きしめる 。
🎮 「 … 🌸 ?」
🌸 は ぎゅと さらに 抱きしめ ながら 俺 の 耳元 で 言った 。
🌸「…行かないで 」
🎮「でも …」
🌸「学校 … 行かなくても いいよ … ね?」
俺 の 肩 を 掴み 真剣 な 表情 だった 。だが、次 の 瞬間 🌸 の 表情 が 変わった 。
🌸「どうせ … 行っても 意味 無いよ 。学校 で 誰 が 🎮 ちゃん の 事 待ってる の ?」
🎮「…え ?」
🌸 は 普段 そんな 事 言わない 。なのに 急 に どうして ? 🌸 は 少し 和いだ 声 で
🌸「だから … もう 行かなくても いいよ 。ずっと 俺 と ここ に 居よう 」
俺 は 少し 考え込ん でから 口 を 開いた。
🎮「いいよ 。今日だけ なら。」
少し は 🌸 の 我儘 に 付き合って あげたかった 。それで 少し 🌸 が 元気 に なれるなら。俺 は 、それで いい 。
🌸「 本当 ?」
余程 嬉しい のか 、 🌸 の 顔 に 喜色 が 浮かぶ。
🎮「 うん 。本当 。」ニコッ
🌸「んふ、じゃあ … 」
🎮「えっ 」
🌸 は 俺 を 軽々しく 持ち上げる。俺 は 思わず 声 を 出して しまった 。🌸 が 🌸 の 部屋 に 入り 、優しく ベット に 俺 を 座らさせた 。突然 の 事 に 俺 が 困惑 している と 、🌸 は 棚 から コンドーム を 出す 。
🎮「… 🌸 ?」
🌸「🎮 ちゃん … 痛かったら ちゃんと 言ってね ♡ 」
そう言って 🌸 は 俺 を 押し倒した 。
🎮「ッぁ … ♡ ふっ ぁ … ♡ 」
🌸「 んっ ♡」
🌸 と 俺 の 舌 が 絡み合い 深い キス が 続く。息 が しにくく なんとか 鼻 で 呼吸 する。🌸 の 手 が 俺 の 服 の 中 入る 。手 つきは 優しく 俺 を 探る ように 動く 。しばらく の 間 熱いキス が 続く と 🌸 が 口 を 離して 言う 。
🌸「そろそろ 挿れて イイ ? ♡」
俺 は 手 を 広げて 🌸 を 上目遣い で 見つめて 、言う 。
🎮「ん … 来て ♡」
🌸 が ゴクリ と 唾 を 飲み込み 、俺 の 上 に 覆い かぶさる 。俺 の 耳元 で 囁く 。
🌸「本当 に 入れるよ … ? ♡」
🎮「うん… ♡ 早く … ♡」
🌸 のが ゆっくりと 俺 の 中 に 入って いく のが 分かる 。俺 は 🌸 を ぎゅっと 抱きしめる。🌸 は 動き始め 徐々 に 動き が 速く なる 。俺は 我慢 できず 声 を 漏らす 。
🎮「あっんんっ … ♡ 」
🌸 が 俺 の 腕 を 抱いて 身体 を 起こす 。対面座位 の 形 に なった 。
🌸「… 🎮 、好き … ?」
腰 を 動かなし ながら 尋ねて くる 。
🎮「あっ ♡ 、好き っ ♡大好き っだから♡この 体位 は やぁっ ♡」
俺 が 身 を よじるが 、🌸 は 俺 を 逃がさない 。
🌸「こうしないと … 俺 を 見て くれ ないじゃんか ♡」
🎮「でもっ恥ずかしい ♡ 」
俺 は 今 の 自分 の 顔 を 見せたく ない 。だから 必死 に 腕 で 顔 を 隠す 。でも 🌸 は 顔 を 隠す 俺 の 腕 を 掴んで 下ろす 。
🌸「見して … ?」
🎮「やぁ … 恥ずかしい … /// 」
多分 俺 の 顔 は 今 りんご みたいに 真っ赤 なんだろう 。だから こそ 見せたくない 。だが、🌸 は 俺 の 腕 を 引っ張り 騎乗位 の 形 に なる 。
🎮「へっ … !? /// 」
🌸「こうしたら もっと 見える よね ♡」
🌸 が 俺 の 腰 を 掴んで 上 に 突き上げる 。
ゴリュッ !!!!♡♡
🎮「ん ”ぁっ !? ♡」
🌸 は 俺 の 両手 を 握って 指 を 絡める 。そして 激しく 動く 。
🌸「こうしたら っ 、よく見えるね ♡」
🎮「んん ”っ !あっ ♡ 」
俺 は 、 🌸 の 肩 に 頭 を 預けて 息 を 整える 。しばらく の 間 、2人 の 荒い 息遣い だけ が 聞こえる 。
🎮「はぁっ … はぁ … っ ♡」
🌸 が 口 を 開く
🌸「…🎮 ちゃん … 愛してる ♡」
🎮「おれ … も … ♡」
そう言うと 、🌸 が 棚から 錠剤 出す。
🌸「薬の時間だよ 。」
いつも通り 、何か よく 分からない 薬 を 飲む 。味 は 苦い が 頭 が ぽあぽあ して いい気持ちに なれる 。多分 だけど 危ない 薬 。それでも いいんだ 。こうしてる と 🌸 が 沢山 撫でてくれる 。瞼 が 重たく なって 俺 は いつの まにか 寝てしまった 。
🌸視点
今日 も 🎮 ちゃん が 愛しい 。ずっと 俺 と
いて欲しい 。どんな 君 でも 愛してる 。
🌸「……」
カチカチカチ …
例え どれだけ 傷だらけ の 君 でも 俺 は …
🌸「大好きっ♡大好きっ♡大好きっ♡大好きっ♡大好きっ♡大好きっ♡大好きっ♡」
ザソュ … ガガガッ …
俺 は 薬 を 加えて 赤い 君 に 唇 を 重ねる 。冷たい 身体 を 、 俺 は 暖かかく して あげるね♡大好き なんだ から ♡
🌸「…お薬飲めたね ♡」
あとがき
思ったよりも、ドロドロとしたやつできちゃった 。やっぱ桃赫最高👍
コメント
6件
このドロドロは受け入れられるな、なんでだ??あ、猫天使さんの作品だからか、((
あわわわ最推しカプ…🫰🏻✨😭 ありがとうございますありがとうございます😭😭 最高に好きです
( ᐛ ).........(?) ナニモワカラナイ、.......ケドスキ....(( オレヤッパリアタマワルイワ......(´;ω;`) ランナツスキッッッ...!!!!