「 なぁ、主人…俺、本館に戻らねぇーと行けなくて… 」
主人は会ってから少々依存体質のある女の子だった。
「 なんで…此処に居てよ…ねぇなんで? 」
「 新しい主人が本館に来るんだ。規則で帰らないといけないんだ。 」
「 ずっと一緒に居てよ… 」
ぎゅっと引っ付いて離れない。そう思ったら背中に何か痛みが走った。
「 これで私の印が出来た。 」
カッターを持っていたのか背中に傷が出来た。
「 …可哀想だが俺はこうされたら強制的に本館行きだ。 」
ドールは基本美しくあれ。それに基づき傷が出来たら本館に戻るのが鉄則。
「 じゃあ、俺は行くぜ 」
Leather __ レザー
年齢 23
好 煙草 酒
嫌 甘い物