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誰にも渡さない
－ mz × kt －
mz side_
ピピピッ…ピピピッ…
「んー…ねむ…」
アラームを止めて眠い目を擦りながら寝返りを打つ。隣でｽｰｽｰと寝息をたてて寝ている恋人をみて無意識に口角があがる。
「ふっすんげー爆睡中してやんの笑」
そう頭を撫でながらボソリと呟くとモゾモゾと動きながら俺に抱きついてきた。
「ん~…mzち…」
「おいおいなんだこいつ…//
朝から勘弁してくれよほんと」
不意打ちにやられながら頭を撫で続けた。
起きてたら絶対こんな事しないのになと
思いながら恋人の鼻をつまんでみた。
「ｽｰ…ん…？んん”っ…？！」
「ぶはっ…笑」
「…mzち？！何してんの！！
〇んじゃうでしょ😠 」
「ごめんごめんでもお前が抱きついて来んのが悪いからそれはよろしく」
「は？！僕が抱きつくわけないじゃん
mzち夢でも見たんじゃないの？？」
「俺がそんなうそつくかよ抱きついてきて俺の名前呼んだお前が悪い」
「僕恥ずかしくなって出来ないの知ってるでしょ？？するわけが…」
「うっせーなしたんだよ何信じないの？」
「いやでも…僕恥ずかしがり屋だし…/」
真っ赤になりながらモジモジするこいつが可愛くて抱きしめた。
「っ…？！mzちどしたの？//」
「鬼かわいい」
「mzちのばかぁ…/」
なんでこんな可愛いんだろうなほんと。
今までの彼氏とか彼女とかどんなんなんだろうなとか考えてしまう。
「…なあkt？」
「なーにmzち」
「お前さ前の恋人どんなんなの」
「え？急に？？」
俺の行動で照れてたktはスンっと真顔に戻ってうーんと考え出した。普段だったら絶対聞きたくないし聞かないからそりゃそーゆう反応にもなるわな。
「そーだなぁ。動画で言ってた元カノのさらちゃんはめちゃくちゃ可愛くてどタイプだったかな？」
「あーかわいい系な？…彼氏っていたん？」
「え？彼氏はmzちが最初で最後でしょ」
「…は？/」
思ってもいなかった言葉を急に言われて俺は照れて真っ赤になってしまった。
「えmzち照れた？笑」
「っ…うっせあほ」
「え〜可愛いじゃんえへへ」
まじでだるいこいつ最初で最後とか言われたらもう別れる気ないってことやん。まじ不意打ちすぎるて…。
「わーいmzちが照れた〜♫」
「…おい調子乗んなよ？」
ドサッ___
俺はktを押し倒して言った。
「俺よりお前のが何倍も可愛いからな？
最初で最後なのは俺の方が何倍も思ってる
し誰にも渡す気ねーから」
するとみるみる顔を赤らめるkt
そんなこいつが可愛くて朝からイチャついたのはここだけの話。
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