テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
注意
・🐷🍆🔞
・一部動画の内容が含まれます
・年齢改造あり(🐷社会人、🍆高校の兄弟)
・🐷さん病んでます、めっちゃキャラ崩壊
・暴力、流血表現、死ネタあり
・🍆さんセリフ「」
他メンバーセリフ『』
🐷視点
俺の弟は完璧だ。
勉強も運動もいつも誰よりも良い結果を収め、それに驕る態度も取らない。
人の感情の機敏を誰よりも早く正確に感じ取りその人にとって一番良い対応ができる、感受性が豊かで聡く優しい心の持ち主。それに加えて顔も恐ろしく整っていて、高身長、細身に色白という最強のルックスまで持っている。
俺の自慢の弟だ。
誰よりも大切で、一番に守らなければならないもの。
なのに、なんで
『どこに行ったんだよ…なあ…』
なぜ、俺は大切な弟から目を離したんだ。
俺は久しぶりに夏の長期休暇を利用し、
実家に帰っていた。数年ぶりに見た弟は昔よりも背がうんと伸びていて驚いた。
弟を見ていると、ふと昔の記憶が蘇った。俺の実家は森が近く、その森でよく弟と虫取りや川遊びをしていた。遅くなるまで二人で森の中を探索して、頬に泥をつけて汗だくで遊びまわり、親に帰宅が遅いと叱られる。そんな他愛もない懐かしい温かい記憶。しかし、弟も俺も成長してそんな機会は無くなった。
二人で最後に遊んだのはいつ頃だろう。もうはっきりといつだったか思い出せない年月が経ってしまった。弟と一緒に行動したのはどれくらい前なのだろう。
そんなことを考えていると、懐かしさが込み上げあの森に行きたくなってしまった。もう夕方で外の気温も下がったことだし、久しぶりに弟と二人でじっくり話がしたい。散歩にでも誘ってみるか。
「久しぶりだなぁ!この森!」
『そうだな、あんま遠くいくなよ』
「わかってるって、俺を幾つだと思ってんのよ…」
『へいへい…』
弟と二人、懐かしい雑木林の道を歩く。
「仕事はどうなの?無理してない?」
『別にそんな心配されるほど忙しいわけじゃなよ。お前こそどうなの?学校』
「ん?俺はね〜生徒会長なったこととかぐらいしかないかな〜」
『え、めんどくさがりなのに生徒会長立候補したの?』
「いや〜、先生と友達とかクラスメイトとかにめっちゃ勧められて…」
『で、断れなかったと』
「はい…」
相変わらず、弟はみんなの人気者で頼られている。いつも教室の片隅で生活していた俺とは違い、みんなの真ん中で笑って生活している弟。その事実になぜか心が苦しくなった。
『…勉強はちゃんと着いて行けてんの?』
「まあ、別に困ったことはないよ」
『…そっか』
別に困っていない、なんて。いつも学年順位が5番以内なのに。さっきテーブルの上に置いてあった模試の結果も、一桁台だったくせに。自慢するような言葉も素振りもなく答える弟の姿に、勉強や運動だけでなく性格まで負けている気がして余計苦しくなった。
何をやっても完璧。
どんなに俺が頑張っても追いつけない人間。
そんな言葉が頭の中に広がり、それしか考えられなくなる。
気づけば辺りは真っ暗になっていた。
もうそろそろ危険だから、弟と一緒に来た道を帰ろうと振り向いた。
振り向いた先には、誰もいなかった。
さっきまで、弟がいたはずなのに。
俺のせいだ、俺のせいだ!
目を離したから、劣等感に苛まれ考え事をして、周りが、弟を見ることができなかったから!
急いで探そう。まだ近くにいるはず。
もしもの時のために、実家の倉庫にあったバールのようなものを持ってきている。何かあっても、十分対処できるはずだ。探そう。
🍆視点
久しぶりに、兄とこの森に来た。
本当に懐かしい。お互い小学生の頃はよく遊びにきていたが、兄が中学生になってから兄が俺に距離を取るようになり、そこから一切ここでは遊んでいないし、そもそも兄と喋ることさえなくなってしまった。俺が歳を取るにつれ兄の態度はどんどんそっけなくなり、最後は顔を合わせるだけで悲しそうな、どこか恨めしそうな顔をされた。そして兄は逃げるようにこの家から出て行った。
そんな兄が、俺に散歩に行こうと誘ってくれた。とても嬉しかったがあまりにも話す機会がなかったため、話は長くは続かない。それでも嬉しかった。
『…勉強はちゃんと着いて行けてんの?』
「まあ、別に困ったことはないよ」
『…そっか』
話すにつれ、どんどん兄の声や顔が辛そうになっていく。どうしたんだろ、体調悪いのかな。
「大丈夫?顔なんか険しいよ?」
「体調悪いなら早く帰ろ?俺もちょっと疲れてきたし」
話しかけても兄は無言のまま。本当にどうしたんだろうと顔を見上げると、兄は真顔でこちらを見ていた。
「…?えっと、にいちゃん?」
声をかけるため近づくと、突然、腕を掴まれるた。
「っ、!にいちゃん?腕、痛いっ、!」
『…ああ、ごめん、にいちゃん、帰る前に行きたいところあるんだ』
「?どこ?」
『…ほら、この奥にボロ小屋があっだろ?俺たちが秘密基地にしてた』
「ああ!あったね、懐かしい!」
『行ってみようよ』
「え、今から?もう遅いから、明日の方が…」
『ごめん、にいちゃん明日予定があって一日中いないんだ』
「そっか、じゃあ、行こっか」
『ああ、こっちだ』
そう言って強く俺の腕を掴んで進んでいく兄。雰囲気や顔が怖くて、断ることができなかった。
🐷視点
弟が見つかった。俺たちが昔秘密基地にしていたボロ小屋に、頭から血を流してる倒れていた。
誰が、こんなことを…
とにかく、急いで通報を…
いや、違う。
そんなことをしたら、弟は連れて行かれてしまう。焼かれて骨になってしまう。
そんなことは許せない。誰よりも美しく、完璧な弟が誰かに触れられ、その姿が汚されるのが不快でしょうがない。
俺の物にするために、永遠に美しいままにするためにやったのではないか。
あれ、
おれが、殺したのか
俺だったのか
全部お前のせいだ。
いつもみんなに愛されて、何もかも完璧で。
死ぬほど羨ましかった。
死ぬほど憎かった。
死ぬほど、いや、どうしようもなく、憧れていて、愛していた。
誰にでも優しさを振り撒かないでくれ。俺だけをその瞳に写していてほしい。
俺だけの物であってほしい。
永遠に、完璧で、誰も敵わない存在であってほしい。
だが人はいつか衰える。さらなる才能を持ったものが必ず生まれてくる。
そんなのは耐えられない。
永遠であってほしい。
君だけは。
だから、君を手にかけた。
「にいちゃん!やめて、お願いっ!」
『…』
「お願いっ、誰か助けて!、やめて、お願いっ、」
その、美しい黒髪がたっぷりと生えた形の良い頭を目掛けて、
「っ!!っあ…」
ゴスッ…
バールを振り下ろした。
あぁ…!
なんて美しい表情、声、そして血!
怯えた顔、必死な顔、怯えて震えた声、
必死に助けを求める声。殺された時に出てきた微かな吐息さえも甘く感じられる。君の鮮やかな血が君を着飾り引き立てるのはなんとも美しい!
そんなことを考えていると、パトカーのサイレンが近づいてくる音が聞こえた。
親が通話したのだろう。俺と弟の幸せな時間を邪魔するな。ようやく結ばれたのに。
ああ、邪魔者は、
『全員、殺せば良いんだ…!』
そうすれば邪魔者はいなくなって、誰にも邪魔されない。これが一番良い方法なんだ!みんな幸せになれる!
少しばかりここで待っててくれ、弟よ
『しあわせにしてあげるからね』
終わり
#ぱくりじゃないよぉ!?
雪月 夜乃@続き制作中
1,416
ぬくもり
182
#おらふくん
ばななそーだ🍌🍹メンヘラ中
7,492
1,177
コメント
4件
台詞でわかりました。あの動画のやつですね!!弟を🍆にするとこんな切なくなるなんて…😭 そうか…俺だったのか…のシーン、🍆がうわぁーっと逃げてたの幼くて可愛いと思ってたらあらびっくり、兄弟編が開催されてたなんて…新しくて面白い視点でした😇
もしかして、『みんな主人公』の動画ですか? すごく面白かったです‼️ まさかの🐷が言っていた弟は🍆だったのか…
めっちゃ重い……! でも引き込まれたわ。兄の「永遠に美しいままにしたい」って歪んだ愛情がゾッとするほど伝わってきて、最後の「全員♡♡♡ばいい」で完全に狂気が爆発した感じ。弟目線の無垢さが余計に胸に刺さる。続きが気になる……!