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コメント
1件
kzlr
キャラブレが激しいかもです
最っ高にアホでバカな会話をしています
地雷さんは回れ右
lrn視点です
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「あー、もッ… …う、お前しつこいっ…て…」
「そんな事言わずにさあ〜」
第2ラウンド開始と同時に始まった葛葉による前戯はかなりの時間を要していた。
(これ完全にコイツの趣味だろっ…)
ネチネチとしつこく後ろを弄ってくるのだが、なんせもう解す必要はないわけであって、中途半端な気持ちよさに先程からずっと耐えている。自分のからはたらたらとだらしなく濃度の薄いカウパーが垂れ流しになっていて見るに堪えない。
(別に白けてるわけじゃねぇんだけど…)
理性が若干戻ってきたというのはあるが、それでも身体の奥の熱はまだ燻っている。
いや、逆にこれだけじりじりと焦がされるように時間をかけた分、次 挿入れられたらひとたまりもないのではないか。そんな思いがふと頭をよぎった。
「もう…ッ、いいだろッ…!」
「あれ、なぁーに?欲しくなっちゃった?」
「そんなんじゃ ねぇ!もう十分だろッ」
「んー、まぁいいか。いい感じだし」
ようやく始まるのか。ここまで前戯が長い男は嫌われるぞ。頭の中で悪態をつく。
「じゃ、今度は俺がやりたいようにやるな」
「…は?」
「さっきは初めてだから優しくして♡って言うローレンくんのために頑張って我慢したんだから、今度は俺の番だろうが」
「そんな言い方してねェ!つかなんだその交代制度!」
「もぉーいいから早く覚悟決めてくんない?そろそろ股間が限界なんだけど」
退屈そうに口を尖らせ、俺の太ももを撫であげる。ぞわりと肌が粟立った。
「っ、お前ホンットにデリカシーねぇな!」
「うわっ、セックスしようってときにそれ言うとか…いい年こいて独り身の理由わかっちゃったわ〜」
「その言葉そっくりそのまま返してやるよ…!!」
「てかさぁー、もしかしてお前緊張とかしてんの?こういうのは雰囲気で流れに任せる感じじゃん。何逆らおうとしてんだよ産卵期のサケじゃねぇんだから流れに身を任せろよ」
「上手くねぇんだよ テメーこそやりたいようにやるとか勝手な事抜かしといて、中々手ェ出してこねぇって度胸が足りねぇんじゃねぇの?」
「あ?言ったな?お前そうやって余裕こいて喋れるのも今のうちだからな」
「いやもういいよ めんどくせェな…」
「いーやダメだね、俺の本気をわからせてやるよ」
そう言うと葛葉は再び後ろに宛てる。
なんで今の間で萎えなかったかなぁー。
変に刺激して煽るよりも低姿勢のまま受け答えしていれば、まあコイツにも常識と良識はあるから穏便に済んだのではと後悔していると、上から声が降ってきた。
「おい他のこと考えてるだろ」
「お前はめんどくせェ彼女かなんかか?考え事っつかテメーのことだよ…」
「…ふーーん?」
なんで嬉しそうなんだ気持ち悪ぃな。
無言のうちにずぷずぷと入ってくる。やはり異物感は現在で、圧迫される体で僅かに息を吐いた。
「…ッあ゙っ…ッッ!?」
突然奥に強く打ちつけられた。そう頭で分かるよりも早くに、ずるりと引き抜かれる。前立腺を掠めたとき、一瞬だけ目の前が白く飛んだ。
「あ゙っ、やめッ、、…ッッうぁ゙…はッ、」
すぐに意識が戻るが、強すぎる衝撃に瞬間的に脳がパニックになる。なんで急に。全身を包む快楽に頭がおかしくなりそうだ。
「あー…やっぱこれぐらいの、スピードだよなぁ、」
「ッは!?、おま、…ぁ゙っ、さっき、手…抜いたのか、よ…!?」
「あんな、スローペースで、へばってもらっちゃ、困るねぇ」
「ん゙、はッッ、、ぁ、あ… … ぁ゙ッ!…、く、そ…ッ!」
「はー…、かわいー…」
ボソリと聞こえた葛葉の発言が耳に止まり、ズルズルに溶けていた脳みそが一瞬素面の状態に戻る。が、次いで繰り出される快楽にまたもや意識は遠のいた。
いま、かわいいって、?
「ひッ…、っ、、… …は、ぁ゙…、んん゙ッッ」
「お前、声良いし…、普段はちょっと隠れてる
目とか、揺らしたとき見えるの…滾るわ、」
葛葉が何かを話しているが、それどころじゃなくて聞き取れない。涙はぼろぼろ流れるし飲み込めきれなかった唾液が伝って、さすがに汚いのだが、葛葉のそれは萎えるどころか大きくなっているように思えた。
「ラストスパート、」
ふとそんな単語が聞こえ、直後に今まで放っておいた前を触られた。
「ん゙ッ!?!、や、ぁ…あ、あ゙っ、…くっ、さッッ…、!はッ、はッ、…いく、やだッッ、あ゙っ!!、イッ、ちゃ、、あ、あ゙、あ゙ッッ!!〜〜〜〜〜ッッ!!!」
前を無遠慮に扱かれ、後ろをガツガツと突かれ、もはや前後不覚の状態だった。ゾクゾクとした電流が背筋に走り、キュ と足先が丸まる。
見開いた視界は獣のような目をした葛葉を映す。再び腹の中に暖かな感触が広がった。それに対しても喜ぶように、もう殆ど透明に近いサラサラとした精液が溢れだす。止まらない快感に、イき続けているのだろうと判断する。痙攣が収まっても呼吸の乱れは整わない。汗で張り付いた前髪越しに、こちらもまた目を閉じて余韻に浸る葛葉が見えた。普段からは想像のつかない艶やかな雰囲気に意図せず中が締まった。
「…、… …」
「… …はは、ローレンえっろいわぁ…」
「嬉しく、ねぇんだよ…」
「最後イくとき俺の名前呼びかけただろ」
「あ…? …覚えてねェわ」
「そんなに悦かった?記憶飛んじゃうくらい?」
「あー良かった良かった。この会話がなければ更に良かった」
何か文句を返されるかと思っていたが、葛葉は何も言ってこない。どうした と様子をチラと伺うと何やら嬉しそうな面持ちだ。
「…何」
「いやぁ?そんなに良かったんだったらまたやってあげてもいいけどぉ?」
「またって何だよもうねェよこんなの…。今日がイレギュラーだっただけだ。水に流せ」
「嫌だね。俺は今日という日を覚えておく」
「あーそうか…勝手にしろ」
疲労からか急に眠気が襲ってきた。葛葉を差し置いて寝るのも申し訳ないが、さすがにこれには勝てそうにない。あぁ、そういえば、もう…さすがに… …ドアが… … …。
kzh視点です
すぅすぅと規則正しい呼吸で眠りに落ちていったローレンを葛葉はしみじみと眺めた。
なんせ葛葉にとってはローレンが無防備にも衣服を纏わず、その上目の前で寝られるなど経験した事のないものだからだ。警戒心の塊のような奴がここまで緩くなるのは、冥利に尽きるものがある。
正直このまま 寝てしまいたかったが、この部屋の行く末を見守らずして寝るわけにはいかない。ローレンには無理をさせた自覚もあるので尚更だ。
暫く変化のない部屋の中でローレンの寝顔を眺めていると、徐々に部屋の白色が溶け、辺りには見覚えのある部屋が広がった。
「ここは…」
ローレンの家か?
どうやら間違いないようで葛葉はホッと胸を撫で下ろす。自分たちがいたベッドは床の上に敷かれた布団へ変わっており、その上でローレンは静かに眠っていた。
さて、このまま帰る訳にもいかない。なぜならローレンの体は汗やら精液やらでかなり汚れているからだ。部屋からの指示だったとはいえ実際に手を下したのは葛葉本人である。罪悪感を残さないためにも葛葉は綺麗にローレンの体を拭く事にした。行ったことのない洗面所や風呂場などを探したため酷く時間がかかったが、どうにか身なりを整えることが出来た。
「…」
もしローレンが起きて、あの部屋の事を何も覚えていなかったら。
その時は俺も忘れた事にしよう。
そう思ったのは良いものの、胸がチリと痛んだ気がした。
あの時、確かに葛葉はローレンを「可愛い」と思ったのだ。
涙で乱れた表情で、熱に浮いた声で、全身で銀時を享受しようとするあの姿を。
「… …やべ」
再び熱を取り戻しそうになり、慌てて回想を止める。ローレンが起きないうちに葛葉はそそくさと家を出ていった。
だから葛葉は知らない。
そのすぐ後に目が覚めたローレンが、自分の体を見たときに、酷く赤面した事を。
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お疲れ様でした。